昨年12月3日の「冬の施肥」から始まった「冬の陣」でしたが、
3週間早い冬の元肥入れ - 関西ばら会 (hateblo.jp)
毎年、職場の同僚たちの迷惑も顧みず3週間も休んで冬の作業をするのですが、来週早々に会議があるため、この年末年始の「ばら作業休暇」は2週間しか(も?)取れませんでした(「どんだけヒマな仕事をしとるんぢゃ!」というお叱りの声が聞こえます……スンマヘン)。
本格的な作業は12月24日の「ツルばらの誘引」に始まりました。
ツルばらの誘引作業 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その後、12月27日から「鉢の土替え」がスタート。
「鉢の土替え」始めました - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その途中に「接ぎ木」も行ない、
大晦日は接ぎ木 元日は土替え - 関西ばら会 (hateblo.jp)
とうとう昨日、「鉢の土替え作業」が完了しました。
本日、ツルばらの誘引の際に切り倒した古いツル枝や鉢植えを仮剪定して切り捨てた枝を、ガーデンシュレッターで粉砕しました。
ひと昔前はこれらの枝を畑で燃やすことができましたが、時代が変わりました。
現在は畑で焚火をすると、消防署に通報されるご時世です。
少量であれば生ごみとして出しますが、大量ですので市のクリーンセンター(焼却場)に直接持ち込む(有料)ことにしています。
昨年6月からスタンダード仕立ても作り始めていました。
スタンダード台木作り - 関西ばら会 (hateblo.jp)
10月1日は講習会です+スタンダード芽接ぎ - 関西ばら会 (hateblo.jp)
ウィーピングスタンダードができる台木を3本準備し、1本は依頼されていたウィーピングを、残り2本はHT種及びフロリバンダ種の芽を接いで普通のスタンダード仕立てにしました(ウィーピングはすでにお渡ししました)。
本日、接いだ芽の上で台木を切断し、スタンダード仕立てが2株出来上がりました。
②の芽がビミョーな感じですが、多分大丈夫だと思います。
2本とも我が家には植えるスペースがありませんので、さあ、どうしましょう?
昨日(4日)はツルばらを誘引してから10日経過という日でしたが、
すでに芽が動き始めています。
もしも今日誘引するならば、ツルが擦れ合った際に、この膨らんだ芽が飛んでしまいます。
12月の「やさしいばらの育て方」講習会でも「ツルばらの誘引は極力12月中に行なう」と申し上げましたが、この芽の膨らみ方を見ると、「適期に適切な作業を行なう」ことの大切さを実感します。
一方、大晦日に接ぎ木をして5日経過した苗木ですが、
陽当たりの良い縁側に置いた透明の衣装ケースは、蓋をしたままでは50℃になりますので、温度管理には注意が必要。
早くも芽が動き始めているものがあります。
実はこの穂木は12月17日の接ぎ木講習会の時に頂戴したものです。
新聞紙に包んで2週間ほど冷蔵庫の野菜室に投げ込んでありました。
(その間、水を吸わせていませんし、新聞紙も濡らしてありません。)
1~2週間低い温度を体験させ、かつ水分が不足気味の穂木は、接ぎ木後の芽の動きや活着が早い……まだ自信を持って主張できる段階ではありませんが、この数年来、何となくそう感じています。
(以前にも書きましたが、接ぎ木の名人・確実園の前野さんは、穂木の樹皮に皺がよるほど、カラカラに乾燥させてから接いでいらっしゃいます。。。私はそこまで乾燥させる勇気がありませんが。)
明日は月初めの土曜日の定番……病院巡りと整体です。
10日間にわたる「ばらの奴隷」を務めあげ、腰も膝もボロボロです。
年末年始の「ばら作業休暇」はあと3日。
体の養生に努めます。