関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

三連休の最終日

昨日ほどではないものの、今日も気温が上がっています。

10月12日 鉢植えの風景

夏の間同様に、鉢植えには毎日灌水が必要です。

上の写真の左下一帯は「フロリバンダ地帯」で秋花剪定をせず、5月からず~~っと咲かせ続けています。

10月12日 フロリバンダ地帯

切れ目なく我が家のマンマイちゃんの花(仏壇花)を提供し続けてくれています。

 

さて「大阪ばら展2026」まで残り11日です。

今年も残暑が長引くことを予想して「秋花剪定」をやや遅くしたのですが、9月の長雨とその後の気温低下……一気に秋らしくなったのは良いのですが、秋ばらの開花は予想よりも遅くなりそうです。

つまり……ばら展に開花が間に合わない??昨年に続いて今年もそんな予感がしてきました。

その中にあって、この三連休の「暑さ」を、実はありがたいと思っています。

あと10日で開花しそうな蕾は……

10月12日 「レディー サワ」の蕾

こんな感じ。。。

萼割れが始まって、隙間から花弁の色がわずかに見えている状態であれば、11~13日で開花すると思います。

ただし開花までの目安は品種によって全く違います。

10月11日 「高雄」の蕾

9月13日に一斉剪定した鉢植えの「高雄」の昨日の姿です。

昨日までのブログで掲載してきたHT種の花は、8月末~9月上旬に夏花を採花し、「秋花剪定」をせずに放置していた枝に咲いた花でした(今日もこの後に掲載します)。

しっかりと剪定をした枝に咲く最初の花がこの「高雄」ですが、普通の品種であればこの状態から見頃までは5~7日の時間が必要です。

ところが「高雄」は非常に花足の速い品種で、今日はもう……

10月12日 「高雄」

今日の昼間の陽射しを浴びて、花弁がオレンジ赤に染まると思いますが、見頃は明日の午前中。

もしも明日がコンテストであれば、昼過ぎの審査時間には花芯のない「過ぎた花」になっているはずです。

同様に一昨日もご覧いただきましたが、「白秋」も花足の速い品種です。

10月12日 「白秋」

明日がコンテストであれば、昼頃に見頃になる……つまり審査時間にピッタリと「ハマった花」になるタイミングでしょう。

これは9月11日に一斉剪定した枝に咲く地植えの花です。

 

一方、「魅惑」は特殊な咲き方をします。

10月12日 「魅惑」

これも9月11日に一斉剪定をした地植え株ですが、「魅惑」はこの格好のまま3~5日間動きません。

その後2~3日で一気に開く……という開花の仕方をします。

 

ただし一般的な品種の目安としては、

10月12日 「ジェミニ」

10月12日 「写楽」

こんな感じが見頃まで5~6日前です。

さらに硬い蕾は、

10月12日 「レッド広島」の蕾

10月12日 「メルヘン ケーニギン」の蕾

これらは開花まで3週間程度が必要です。

実は我が家で一斉剪定をした株は、この状態のステムがほとんど……つまり23日(金)~25日(日)の「大阪ばら展2026」には開花が間に合わない。。。困ったもんだ。

 

今朝咲いていたHT種の花で、昨日・一昨日と重ならない品種を並べます。

なお一斉剪定をした枝に咲いた花ではなく、すべて採花後に放置した枝に咲いたものです。

10月12日 「マダム高木」

今朝の花の中では1等賞です。

花芯がキリリと締まり、大きさもまあまあでした。

抜群の芳香種です。

 

10月12日 「ブランデー」

高芯咲きではありませんが、開花後に丸弁の花弁が大らかに伸びて巨大輪になります。

 

10月12日 「メイド オブ オーナー」

我が家で枝変わりをして、ツルばらになってしまいました。

春~夏の花は大半がブイブイ(カナブンの類)の餌になって「キズもの」ばかりですが、これから咲く秋花は無傷なものが多く見られます。

 

10月12日 「ローラ」

全国的には「ガーデン派」の花という扱いですが、関西では伝統的にコンテストに出品され、立派な「競技花」です。

 

今日も「枝枯れ病」の枝が散見され、すべて切り捨てました。

10月12日 キャンカー①

10月12日 キャンカー②

秋花剪定をした箇所から枯れ始め、下に向かって病変が広がっていきます。

 

10月12日 腐乱病①

10月12日 腐乱病②

新枝の途中から腐り始め、病変は上方・下方に同時に広がっていきます。

病変はトゲの周りから始まるように思います。

2021年10月 腐乱病

 

「大阪ばら展2026」開催まで秒読み段階になりました。

開花が間に合いますように!とひたすら祈る日々が続きます。

 

暑い日曜でした

関西各地で真夏日に近い気温になりました。

我が明石でも午後2時過ぎに29.6℃の最高気温を記録し、真夏日まで0.4℃。

この暑さの中で、昨日同様、秋花剪定をしていないHT種の枝にポロポロと花が咲いています。

昨日と重複しないものだけを掲載します。

10月11日 「カリーナ」

花径が少し小さい古~~い営利切り花用の品種です。

明石に家を建てた時からの付き合いで、樹齢は40年。

株元はテッポウムシに喰われ放題で四分五裂の状態ですが、それでもたくさんの花を咲かせ続ける強健な品種。

ただしトゲがきついため、扱いにくいところが難点です。

 

10月11日 「トラビアタ」

これまた古~~い品種です。

確か1960年代のメイアンの作出だったと思いますが、明るい透明感のある赤の覆輪は近年の品種には見られない色だと思います。

 

10月11日 「みつえ」

赤と白の複色花ですが、この赤色も独特の輝きがあり近年の赤色品種の中では優れた色だと思います。

ただしステムが伸びない……35㎝前後で咲いてしまいます。

極めて稀に50㎝以上に伸びたものがコンテスト行きになります。

 

10月11日 「サンティール」

こちらも赤の複色花ですが、弁裏はややクリーム色を帯びます。

気温が下がるとクリーム色がレモン色になり、より美しくなります。

この写真程度の開き方ではわかりませんが、花芯の巻きが非常にきれいです。

しかし「高芯咲き」というよりは「盛り上がり咲き」で、芯の高さが際立つことがありませんので、コンテストに持って行くことはほとんどありません。

(「10本組花競技」で花が足りず、1~2本紛れ込ませたことはあります。)

 

さて、今日の作業は副蕾を取り除きつつ、異常のある株のメンテナンスを行いました。

例えば、

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」①

2か所の異常があります。

まず下の矢印部分は、

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」②

秋花剪定をした枝が枯れ込んでいます。

10月5日のブログでご覧いただいた「玉響(たまゆら)」は根元から上方に向かって枯れ込む「疫病(えきびょう)」だと思いますが、こちらは枝の中央に出来た褐色部分が上にも下にも広がっていく「腐乱病」だと思います。(「やさしいばらの育て方」テキスト6・7月分P22・写真19をご参照ください。)

今年の2月に剪定した太枝(下の枝)にも褐色になった部分が広がっていましたので、株元から切除することにしました。

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」③

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」④

今年出たシュートのみの1本立ちの株になりました。

次に黄色円内の蕾ですが、

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」⑤

ツユムシ(キリギリスの類)に齧られていました。

このステムを切り戻しても年末の土替えの時までに次の花を咲かせられないと思いましたので、切り捨てることにしました。

ただし年末までの光合成のために葉を少しでも多く残そうと思い、花首だけを切り捨てました。

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」⑥

10月11日 鉢植えの「ニール ダイアモンド」⑦

この「ニール ダイアモンド」と同様に「腐乱病」に罹患した枝が、この秋は目立ちます。

10月11日 「腐乱病」の被害枝(表側)

10月11日 「腐乱病」の被害枝(裏側)

9月の長雨のために、7月以降に出てまだ硬く締まっていないベーサルシュート、途中シュートに被害が目立ちます。

 

先日(10月4日)の講習会の折に、コンテスト出品のための「枝直し」に触れました。

実践なさる方のために、手順をお示しします。

モデルにしたのは、ずっとステムの伸び方をご覧いただいている「ラ マルセイエーズ」です。

もちろんコンテストに出す品種ではありませんので、サンプルとしてご覧ください。

枝直し作業①

ご覧の通り「猫背」になっています。

このままではみっともなくてコンテストに出せません。

そこでホームセンターなどで売っている5㎜×5㎜のヒノキの角材(棒?)とビニタイを使って背筋を伸ばします。

枝直し作業②

角材は適当な長さに切ってあります(60㎝位)。

湾曲している枝の内側に入れ、葉の生え際などを上手に避けられる位置を探します。

添え木の位置が決まれば、まず下部を軽くビニタイで止めます。

枝直し作業③

次に花首付近を軽く止めます。

枝直し作業④

枝直し作業⑤

角材を切る時に、黄色円内のように蕾の下部の角度に合わせて斜めに切ります。

次が一番大切な所です。

ステムの中央部の曲がりを直します。

枝直し作業⑥

枝直し作業⑦

力を入れて、ギュッと締め付けて固定します。

ビニタイの残りの部分を巻きます。

枝直し作業⑧

枝直し作業⑧

これで終了ですが、角材の重みでステムが傾く場合は、

枝直し作業⑨

枝がまっすく上を向くように農竹で固定するのが良いと思います。

斜めに倒れ掛かったままだと、花首だけが曲がって上を向きます。

また、花首がこの先まだ1㎝ほど伸びますので、4~5日後にビニタイを少し緩めて花首の高さまで角材を上に動かすことも必要になります。

枝の曲がりの矯正には7~8日はかかりますので、以上の作業は開花1週間前までには行わなければなりません。

以上、枝直しの作業をなさる方のご参考までに~~

 

夕方に薬剤の定期散布を行いました。

10月11日 薬剤定期散布

本日のレシピは、

ポリオキシンAL水溶剤(殺菌剤)……40g

スピノエース フロアブル(殺虫剤)……25㏄

オルトラン水和剤(殺虫剤)…100g

鉄力あくあ(微量要素剤)……30㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

剪定後のステムがほぼ伸び切り、蕾も見え始めましたので、今日の散布から規定通りの濃度にしました。

これから開花までは、オオタバコガとミカンキイロアザミウマの対策がメインになります。

 

明日も天気は良さそうです。

3連休最後の日、伸びたステムにトラブルが有るや否やを見回ります。

晴れの特異日

科学的な根拠はともかくとして、今日10月10日は「晴れの特異日」と言われます。

その言葉の通り、一日中晴空が広がりました。

10月10日 晴天下の鉢植え①

10月10日 晴天下の鉢②

10月10日 地植え株①

10月10日 地植え株②

10月10日 地植え株③

剪定後のステムがしっかりと伸びて、2週間後の「大阪ばら展2026」に向けて蕾も大豆の大きさ~小指の先ほどになっています。

10月10日 鉢植えの蕾①

10月10日 鉢植えの蕾②

このくらいの大きさの蕾が2週間後のばら展にタイミングが合って見頃になると思います。

10月10日 鉢植えの蕾③

このように萼が割れ始めると11~12日後に見頃……ばら展よりも前に開花してしまいます。

蕾が小豆大になったステムには、品種によって副蕾が付いています。

10月10日 副蕾の処理前

気づいた時に除去します。

10月10日 副蕾の処理後

 

9月10日過ぎの「秋花剪定」の折、採花直後だったために敢えて剪定せずに残したステムが何本かありました。

それらがチラホラと咲いています。

10月10日 「白秋」①

黄色円内の花がコンテストレベルです。

10月10日 「白秋」②

なお、今日は夏日になり最高気温が27.0℃でしたので、花保ちの悪い「白秋」はあっという間に開花が進み、夕方には、

10月10日 「白秋」③

花芯のない「過ぎた花」になってしまいました。

 

一方、花もちの良い品種もあります。

10月10日 「写楽」①

近づいて見ると、

10月10日 「写楽」②

朝9時前の姿です。

これが夕方4時過ぎになっても、

10月10日 「写楽」③

花芯がやや膨らみましたが、まだ花形を保っています。

ただし「写楽」は花芯の中心がキリリと締まることがありませんので、コンテスト花としては我が家では「補欠」クラスの扱いです。

しかし稀にびっくりするような美形になりますので、侮(あなど)れない補欠選手ではあります。

 

その他、今日咲いていたHT種は、

10月10日 「桃香」①

10月10日 「桃香」②

これが朝9時前の姿です。

夕方4時過ぎには、

10月10日 「桃香」③

これも花もちの悪い品種です。

 

10月10日 「ビクター ボーグ」①

これが夕方には、

10月10日 「ビクター ボーグ」②

コンテスト期間であれば、明日出品する花になると思います。

 

次は、今日咲いていたフロリバンダ種です。

気温が下がり、絞り品種に本来の絞りが(私は「ダンダラ」と呼んでいますが)戻ってきました。

10月10日 「ジョージバーンズ」①

上の写真の黄色円内は、

10月10日 「ジョージ バーンズ」②

赤色円内は、

10月10日 「ジョージバーンズ」③

青色円内は、

10月10日 「ジョージバーンズ」④

同じ株の花ですが、すべて違う花が咲いています。

これが絞り品種の楽しさです。

 

10月10日 「花ぼんぼり」

我が家の家風に合わない花形ですが、房咲き性が豊かですので目をつぶっています。

まあフロリバンダ種ですから「高芯咲きに限る」という家訓にはこだわりません。

 

10月10日 「プレイガール」

秋らしいエエ色になりました。

 

さて、剪定以来ステムの伸び方をご覧いただいている2品種です。

先ず、1週間前の「アンペラトリス ファラー」のステムは、

10月3日 「アンペラトリス ファラー」

この時点で70㎝を超えていましたが、今日は、

10月10日 「アンペラトリス ファラー」のステム

95㎝あります。

そして先端には、

10月10日 「アンペラトリス ファラー」の蕾

分かりにくいかもしれませんが、小さな蕾が乗っています。

超遅咲きだから……というわけで、他の鉢植よりも8日も早い9月5日に剪定しましたが、この様子からすると開花は11月中旬になりそうです。

 

一方、同じ日に剪定した「ラ マルセイエーズ」ですが、先週は、

10月3日 「ラ マルセイエーズ」のステム

この時の蕾は、

10月3日 「ラ マルセイエーズ」の蕾

でしたが、1週間後の今日は、

10月10日 「ラ マルセイエーズ」のステム

花首が伸びて、剪定箇所(黄色円)から先端まで70㎝あります。

そして蕾は、

10月10日 「ラ マルセイエーズ」の蕾

萼が割れ始めました。

開花は11~12日後でしょうか?

ひょっとしたらコンテスト期間に開花するかもしれませんが、秋の「ラ マルセイエーズ」の花芯は100%「キャベツ」になります。

2025年10月 秋の「ラ マルセイエーズ」

花芯の先端がキャベツのように丸くなって被(かぶ)り、花芯の「巻き」が見えません。

こんな花形では出品しても見向きもされませんので、ご近所への挨拶用の花になります。

春花は、

2006年6月 「ラ マルセイエーズ」

こんなキリっとした花です。

「ラ マルセイエーズ」は「春一発」の品種ですが、ただし超遅咲きで開花が6月に入ってからゆえ、5月中旬に開催される春のばら展に出品することは(我が明石で栽培していては)無理……という悲しい花です。

しかし赤ばらの中では、その輝く蛍光色のような赤が際立って、美しい品種だと思います。

 

明日も好天に恵まれそうです。

昼間は副蕾摘みに励み、夕方には定期薬剤散布をしようと思っています。

10月の講習会 終わりました

本日、予定通りに「やさしいばらの育て方」10月分の講習会を開催いたしました。

天気予報通り雨になってしまいましたが、その雨も厭わずご参加くださった皆様、ありがとうございました。

また、N様にはご出席の皆様にお手製の「ピエール ドゥ ロンサール」のお菓子を頂戴し、ごちそうさまでした。

さらに、新たにご入会下さった方もいらっしゃいました。

嬉しい限りです。

 

さて今日の長居公園入り口は催し物のテントが並び、恒例のエントランスの写真を撮ることができませんでした。

10月4日 長居公園入り口

私が地下鉄を降りて長居公園に入ったのは午後1時頃。

この時には幸いなことに雨が上がっていて、写真を撮りながら公園内の周回道路を歩くことができました。

 

10月4日 周回道路のイチョウ①

10月4日 周回道路のイチョウ②

まだ樹に残っている熟した銀杏もありましたが……

10月4日 周回道路のイチョウ③

多くは道路に落ち、踏まれて「あの匂い」が辺りに漂っていました。

 

6月・8月の講習会の折、クビアカツヤカミキリ防除の薬剤散布予定が告示されていた桜ですが、何本かは枯れ木になって立っていました。

10月4日 周回道路沿いの桜①

何年もの間、4月の講習会の折に花の写真をこのブログにアップしていたアーモンドの樹は8月の段階で「枯れ木」になっていましたが、今日見るとすでに切り倒されていました。

株全体が枯れないまでも、部分的に枯れてしまった樹も多くありました。

10月4日 周回道路沿いの桜②

赤色円内の枝が枯れています。

この枝の生え際をクビアカツヤカミキリの幼虫(テッポウムシ)が食害したのでしょう。

10月4日 周回道路沿いの桜③

赤色円内の枝が枯れています。

さらにその枝に近づくと、

10月4日 周回道路沿いの桜④

(たぶん)サルノコシカケ科のキノコ「ヒイロタケ」だと思います。

枯れ木を分解するキノコが早くも生えていました。

そんな中で、

10月4日 周回道路沿いの桜⑤

右側の赤色円内の樹はもう枯れているように見えました。

10月4日 周回道路沿いの桜⑥

この樹は、毎年10月及び12月の講習会の折に季節外れの花を楽しませてくれた「十月桜」でした。

「残念!枯れたのか……」と思って近づいて見ると、

10月4日 周回道路沿いの桜⑦

10月4日 周回道路沿いの桜⑧

10月4日 周回道路沿いの桜⑨

樹にはほとんど葉が無いのに、枝先では健気にもチラホラと開花していました。

この樹は何とか生き延びているようです。

 

そんな道草をしながら講習会会場に近づきます。

10月4日 長居植物園入口

ここで講習会会場に向かうM顧問に声を掛けられ、一緒に「花と緑と自然の情報センター」に入りました。

10月4日 講習会会場入り口

写真を撮りながら歩いている間は傘が不要でしたが、ここまで来ると雨粒が大きくなりました。

講習会の始まる2時にはかなり強い降り方になっていました。

2時近くなって会場にご到着の皆様は、さぞや雨に濡れたのではないか?とお見舞い申し上げます。

 

雨のためか出席者がやや少なめでしたが、熱心に講義を聴いていただきました。

ありがとうございます。

10月4日 講習会風景①

10月4日 講習会風景②

10月4日 講習会風景③

10月4日 講習会風景④

10月4日 講習会風景⑤

10月4日 講習会風景⑥

10月4日 講習会風景⑦

雨の中お出まし下さった皆様に、改めて御礼申し上げます、ありがとうございました。

 

なお、講習の最初にお話しした「土用シュート」の枯れ込みですが……

10月4日 枯れた「玉響(たまゆら)」

本日帰宅してから暗い中で撮影しましたので見にくい画像になりました、スンマヘン。

【10月5日 付記】

上の写真が見にくいため、明るくなってから撮り直しました。

10月5日 枯れた「玉響」①

10月5日 枯れた「玉響」②

【付記】以上

 

この鉢植えの「玉響」の株には、7月中旬以降に良いベーサルシュートが3本出ました。

これで「お世継ぎ」の枝が出来たと判断し、9月の剪定で古枝を生え際から切り捨て、ベーサルシュート3本から成る株にしました。

ところが、剪定後の長雨でまずはシュートの1本が腐り、切り捨てました。

残りの2本に期待していたのですが、ご覧の通り、この3~4日の間に一気に枯れ込みました。

(まだ充実していない)若いベーサルシュートの生え際(株元)から上方に向かって一気に枯れ込んでいますので、キャンカー(枯れ枝病)の中でも梅雨時に多い「疫病」だと思います。

「やさしいばらの育て方」テキストの「6・7月の手入れ」P22およびP29の[写真17」をご参照ください。

今日の講習会でもお話いたしましたが、この種のキャンカー(枝枯れ病・疫病・腐乱病)に対しては効く薬がありません。

罹患した枝を根元から切り落として様子を観察します。

この「玉響」は残していたシュートが2本とも枯れ込んでしまいましたので、残念ながら株を廃棄せざるを得ません。

2025年5月 「玉響(たまゆら)」

雄大な花容で大好きな品種でした。

作出者の田頭数蔵先輩の所(広島バラ園)にも親木が無いと言われましたので、接ぎ木をすることもできません。

是非とも2代目が欲しいと思っています。

しばらくは穂木探しの時間が必要になります。

 

この秋、関西では(今のところ)台風の被害がなく平穏でしたが、長雨による思わぬトラブルが起こっています。

葉が軟弱に育っていますのでクロロシス(微量要素不足)も多発しそうです。

20日先の「大阪ばら展2026」がにぎやかに開催できますように!と祈りつつ、今週のブログを擱筆します。

明日(4日)は講習会です

前回のブログでもご案内しました通り、明日(10月4日)は10月の「やさしいばらの育て方」講習会の開催日です。

今回は10~11月の手入れとして、「芽や枝の整理」「蕾の処理」「開花期の管理」「コンテスト出品」「凋花の処理」「花後の施肥」「定期薬剤散布」など、秋花の開花前後のお話をします。

場所は長居公園内「花と緑と自然の情報センター」1階のセミナー室、時間は午後2時~4時です。

例によって、会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、明日、直接会場にお越しになってくだされば、その場で受け付けます(教材費¥200をお願いいたします)。

雨が心配ではありますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。

 

10月の声を聞いて、やっと朝夕の気温に秋を感じるようになりました。

夏の間もずっと咲かせ続けたフロリバンダ種の花も、まだまだ「夏花」めいた色合いは目立ちますが、少しだけ「秋花」に近いものも見られるようになりました。

10月3日 「ハンキー パンキー」

気温の高い間は濃いオレンジ色一色だった花に、絞り模様が戻ってきました。

 

10月3日 「ブライダル ピンク」

古~~い品種です。

鉢植えで40年咲き続けている株ですが、毎年ベーサルシュートを出して若さを保っています。

 

10月3日 「衣香」

香りの品種として楽しんでいます。

今年の春は「香りの競技」で1等を頂戴した品種です。

2026年5月17日

秋は房咲きになりにくく、単花で咲きます。

 

10月3日 「花霞」

赤色の濃い「夏花」から、ようやく「花霞」らしい色合いになりました。

 

10月3日 「バイ アポイントメント」

春には20輪以上の大房咲きですが、秋は単花咲になることが多いのが残念です。

 

秋花剪定後、ステムの伸び方に注目している「アンペラトリス ファラー」と「ラ マルセイエーズ」ですが、

9月26日 「アンペラトリス ファラー」のステム

4日後には、

9月30日 「アンペラトリス ファラー」のステム

一日で5~6㎝伸びています。

で、今日は……

10月3日 「アンペラトリス ファラー」のステム

70㎝以上に伸びましたが、

10月3日 「アンペラトリスファラー」のステムの先端

まだ蕾は確認できません。

 

一方、「ラ マルセイエーズ」は……

9月26日 「アンペラトリス ファラー」のステム

これが先週です。

左下の黄色円内が剪定箇所です。

ステムの長さは55㎝ほどでした。

4日後は、

9月30日 「ラ マルセイエーズ」のステム

60㎝を超えています。

先端の蕾も大きくなっていました。

9月30日 「ラ マルセイエーズ」の蕾

それが今朝は、

10月3日 「ラ マルセイエーズ」のステム

右下の黄色円内(剪定箇所)から65㎝ほどの長さのステムになりました。

一日に5~7㎝も伸びる「急成長期」はすでに終わっています。

先端の蕾も、

10月3日 「ラ マルセイエーズ」の蕾

大豆の大きさがあります。

あと3~4日で萼の割れ間から赤い花色が見え始めると思います。

 

本来は明日の早朝に定期薬剤散布をする予定でした。

ところが天気予報では、朝6時頃から雨が降り始める……とか。

夕方、かなり強い北寄りの風(10m/sec 以上)が吹いていましたが、急遽、薬剤散布を強行しました。

10月3日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……30㏄

ディアナSC(殺虫剤)……25㏄

スミチオン乳剤(殺虫剤)…60㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄

アプローチBI(展着剤)……80㏄

水……80ℓ


風が強いため水和剤(粉薬)は計量の際に飛散しますので、今日は使いませんでした。

葉がまだ柔らかいので、薬剤濃度は薄めを継続中です。

また、秋はクロロシス(微量要素不足)が出やすくなりますので、本日から微量要素剤の葉面散布も兼ねています。

 

では、明日、講習会でお目にかかることを楽しみにしております。

 

来週の日曜日(10月4日)は講習会です

来週の日曜日、10月4日は偶数月の第1日曜日です。

例によって「やさしいばらの育て方」講習会を開催いたします。

場所はいつもと同じ、長居公園内「花と緑と自然の情報センター」1階のセミナー室、時間は午後2時~4時です。

今回は10~11月の手入れとして、「芽や枝の整理」「蕾の処理」「開花期の管理」「コンテスト出品」「凋花の処理」「花後の施肥」「定期薬剤散布」など、秋花の開花前後のお話をします。

例によって、会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、当日、会場でも受け付けます(教材費¥200をお願いいたします)。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

さて今日の作業は、何をさて置いても定期薬剤散布を!と考えていました。

本降りの雨は夜中のうちに上がり、朝6時の段階では時々小雨がぱらつく程度でしたが、葉が濡れていたため「今日もダメか」と半分諦めていました。

しかし、7時頃に雨が完全に上がり、9時過ぎには雲の切れ間に少しだけ青空も覗き、葉もある程度乾いてきました。

9月27日午前9時 葉の濡れ具合

午後から再び雨が降るという天気予報でしたので、「薬を撒くのは今しかない!」と薬剤散布を強行することにしました。

9月27日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

トップジンM水和剤(殺菌剤)……50g

アスピノエース フロアブル(殺虫剤)……20㏄

オルトラン水和剤(殺虫剤)……80g

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

剪定後の芽が伸び始めた時期で葉が大変柔らかいため、薬害には細心の注意を払うことが必要です。

いずれの薬剤も本来の80%ほどの使用量で、薄めの濃度で散布しています。

展着剤のアプローチBIは、ばらの幼葉に500倍で散布しても薬害が出ないというデータがありますので、通常通りの1000倍で使用しました。

今は剪定後で葉の数が少ない時期ですから、本来ならば80ℓの散布量で事足りるのですが、葉上に残っている水滴を吹き飛ばしつつたっぷりと薬を掛けたいと思い、100ℓの散布にしました。

散布後の葉の様子です。

9月27日 薬剤散布後の葉面

上の写真に比べ、水分(薬剤)が葉面全体にベタっと広がっています。

展着剤の効果で水分の表面張力が低下し、葉上で水滴になりません。

薬剤散布後2時間ほどは雨が降らず、葉上の水分が完全に乾きましたので、薬効は確実になったと思います。

ちなみに昼過ぎから雨が降り始め、現在午後3時過ぎですが、かなりしっかりと降っています。

薬剤散布後、一旦葉が乾けば薬剤散布の効果は充分に発揮される……と、ずいぶん昔に教わりました。

 

薬剤散布をしながら、秋花剪定をした後に枯れた枝を発見しました。

事もあろうに、剪定のサンプルにした鉢植え「アンペラトリス ファラー」の古枝です。

9月27日 「アンペラトリス ファラー」の枯れ枝①

剪定した枝(黄色円内)が茶色くなって枯れています。

下の矢印の所まで切り下げます。

9月27日 「アンペラトリス ファラー」の枯れ枝②

9月27日 「アンペラトリス ファラー」の枯れ枝③

切り取った枝を見ると、

9月27日 「アンペラトリスファラー」の枯れ枝④

シュートの出にくい品種で、春花剪定は前年に伸びた枝の最下部で剪定することが多くなります。

その結果、株全体が古枝ばかりになりがちですが、この枝はどうやら7年間も花を咲かせ続けた古参枝です。

珍しいことにこの株には6月に立派なベーサルシュートが出ました(9月6日の記事で最初に切った枝です)ので、今日、古参枝を引退させて「世代交代」が出来た感じです。

 

また折り曲げ剪定をした株では、

9月27日 「折り曲げ剪定」後の処理①

折った部分から期待通りにステムが伸びています。

それに対して折り曲げた枝(矢印)ですが、先端の葉(黄色円内)が枯れ始めました。

そこで、

9月27日 「折り曲げ剪定」後の処理②

折り曲げた部分を切除しました。

 

昨日に引き続き、今日咲いていたフロリバンダ種をご覧ください。

昨日と重複しない品種のみ揚げます。

9月27日 フロリバンダ地帯

まず黄色円内は「フェルゼン伯爵」です。

9月27日 「フェルゼン伯爵」

香りの品種として栽培しています。

咲き始めは弁端に濃い紫色が乗り、おしゃれです。

 

オレンジ色円内は「アプリコット ネクター」です。

9月27日 「アプリコット ネクター」

9月20日の記事でも写真を載せていますが、今日の方が「エエ花」です。

 

その他、

9月27日 「フリュイテ」

 

9月27日 「クイーン バガテル」

昨日ご覧いただいた品種も含めて、ポロポロと咲いています。

 

台風26号の進路そのものは心配するコースにはならないとは思いますが、またまた秋雨前線を刺激しそうです。

週間予報では今週もず~~っと傘マークが並んでいます。

今年は梅雨明け~9月3日まで全く雨が降らず、その後は雨続き。

シルバーウィークの間は晴天に恵まれたものの、また雨。

ばら栽培を始めて40年ほどの間に、こんな天気は経験がありません。

10月中旬以降の秋花にどんな影響が出るのか、想像がつきません。

そんなことも含めて、来週の日曜日の講習会でお話ししようと思っています。

 

 

本格的な雨になりました

昨夜の中秋の名月は雲の中。

全く姿を見ることができませんでした。

(と言うかぁ、地下にある日本料理店で呑んでいましたので、月を眺める環境ですらありませんでした。。。)

今日は午前9時頃から雨が降り出すという天気予報でした。

朝食前にでも薬剤散布ができるかと思っていたのですが、夜明け前の午前4時頃から雨音がしていましたので、朝の薬剤散布は早々に諦めました。

ただ、朝のうちは時々雨が止んでいました。

その間に庭の様子をカメラに収めました。

9月26日 地植え株たちの芽①

 

9月26日 地植え株たちの芽②

左半分は「白秋」ですが、夏の間にほとんど葉を落としてしまいました。

「折り曲げ剪定」で対応し、折り曲げた部分の大半はすでに切り落としてあります。

 

9月26日 地植え株たちの芽③

秋のコンテストの一軍選手である「メルヘン ケーニギン」です。

10月23日~25日の「大阪ばら展2026」の日程にぴったりとハマるタイミングの芽出しかな?と思っています。

 

9月26日 地植え株たちの芽④

 

9月26日 地植え株たちの芽⑤

 

一方鉢植えたちは、

9月26日 鉢植え株たちの芽①

 

9月26日 鉢植え株たちの芽②

 

9月26日 鉢植え株たちの芽③

地植え株たちよりも2日遅れで一斉に剪定しました。

しかし芽の伸び方は鉢植え株の方が早く、多くの株はすでに地植え株たちの芽よりも長く伸びています。

 

「秋花剪定」をせず、ずっと咲かせ続けているフロリバンダ種は、相変わらず毎日少しずつ開花して「マンマイちゃんの花(仏壇花)」の務めを果たしています。

9月25日朝 採花

 

9月26日 フロリバンダ種の鉢植えたち

黄色円内はフロリではなくHT種の「かがり火」です。

9月26日 「かがり火」

絞り品種であり、花形も「コンテスト花」ではありませんので、ほぼフロリバンダ種待遇をしています。

 

その他、今朝咲いていたフロリバンダ種です。

先週のブログと重なる品種が多いと思います。

9月26日 「優花」①

9月26日 「優花」②

 

9月26日 「マチルダ」

 

9月26日 「ペルニール ポールセン」

 

9月26日 「ロマンチック メモリーズ」

これまた登録はHT種ですが、母親がフロリバンダ種の「ゴールド バニー」であり(花粉親はHT種の「サマー レディー」)、3~5輪の房咲きになりますので、我が家では完全にフロリバンダ待遇です。

 

さて、前回9月23日のブログでステムの伸び具合の比較をした「アンペラトリス ファラー」と「ラ マルセイエーズ」ですが……

まず「アンペラトリス ファラー」の23日の姿。

9月23日 「アンペラトリス ファラー」のステム

これが3日経過して今朝は、

9月26日 「アンペラトリス ファラー」のステム

1日に5~7㎝も伸びる「急成長期」に入っています。

一方「ラ マルセイエーズ」は、

まず、3日前。

9月23日 「ラ マルセイエーズ」

40㎝ほどのステムでしたが、今朝は、

9月26日 「ラ マルセイエーズ」のステム

55㎝ほどになり、先端には、

9月26日 「ラ マルセイエーズ」の蕾

蕾が乗っているのが確認できます。

 

さて、明日は一日中曇りという予報です。

その通りになれば、夕方には葉も乾いて薬剤散布ができるのですが、果たしてどうなりますことやら。。。

 

5連休最終日

世に言うシルバーウィークとやらも今日が最終日です。

いささか休み過ぎて、明日・明後日の出勤が億劫です。

関東に被害を齎(もたら)した台風25号。

千葉県ではこの1ヶ月の間に3回目の雨の被害とか。

心よりお見舞い申し上げます。

関西ではやや強い北風が吹いた以外は台風の影響は特になく(いや、強風のために我が家の池~~瀬戸内海とも言う~~に漁船が浮かんでいませんでしたが)、ばらの作業もボチボチ進めました。

カレンダーを見ると、今日は「大阪ばら展2026」開催のちょうど1ヶ月前です。

鉢植え株の剪定から10日、地植え株の剪定から12日が経過して、芽吹きは概ね順調です。

9月23日 地植え株の芽吹き①

9月23日 地植え株の芽吹き②

 

連休初日(19日)の様子をご覧いただいた鉢植え2株の芽の伸び具合を並べます。

先ず9月6日のブログで剪定の様子をご紹介した「アンペラトリス ファラー」です。

9月19日は、

9月19日 「アンペラトリス ファラー」の芽

これが今朝は、

9月23日 「アンペラトリス ファラー」の芽

20㎝ほど伸びていますので、そろそろ1日に5~7㎝も伸びる「急成長期」に入ります。

一方、すでに「急成長期」に入っていた「ラ マルセイエーズ」ですが……

9月19日 「ラ マルセイエーズ」のステム

連休最終日には50㎝以上に伸びて蕾も見え始める……などと19日のブログに書いてしまいましたが、実際には

9月23日 「ラ マルセイエーズ」の芽

ステムの長さはまだ40㎝程度で、蕾も見えません。

しかし週末には50㎝以上、ひょっとしたら60㎝になって蕾が確認できると思います。

 

コンテストでは(たぶん)使わない「アンペラトリス ファラー」も「ラ マルセイエーズ」も、他の鉢植え株より1週間~10日も早く剪定してありますので、すでに「ステム(茎)」と呼べるほどの長さに成長しています。

しかし9月11日(地植え)と13日(鉢植え)の2日間で一斉に剪定した株たちは、この連休中は芽搔きの作業に追われました。

9月22日 芽搔き作業前

一番上の芽だけ残して、下の矢印の芽はすべて搔いてしまいます。

9月22日 芽搔き作業後

こうすることによって、1芽に樹力を集中させ、より大きく立派な花を咲かせます。

何度も申し上げますが、これはコンテスト出品のための作業であり、ガーデン派の皆様は出た芽を放置して、多くの秋花を咲かせてお楽しみください。

 

芽の整理に関しては、

9月23日 芽の整理①

「これ」と見込んで剪定した芽(矢印)ですが、主芽(真ん中の芽)がイジケて副芽(両脇の芽)が伸び始めました。

2段目の芽が勢い良く伸び始めていますので、緑色の直線部分で切る「切り戻し」をするのが良かろうと思います。

切り取った芽を下側から見ると、イジケた主芽が良く分かります。

9月23日 芽の整理②

ガーデン派で多くの花を楽しみたい場合は、勢いの良い方の副芽を残して、他は搔き取ります。

9月23日 芽の整理③

しかし、一度ケチのついた芽には良花を期待できませんので、①の画像のようにすぐ下に勢いの良い芽が出ている場合は、ガーデン派の皆様にも「切り戻し」をお勧めします。

 

「節(ふし)」を剪定位置にした場合は、多くの芽が出ています。

9月23日 「節(ふし)」での剪定①

芽を整理して勢いの良い1芽だけを残します。

9月23日 「節(節)」での剪定②

これまたガーデン派の皆様は、芽の伸びる方向を考えながら(ステムが交わらない・重ならないように)2芽程度残しても構いません。

 

夏の間に下葉が落ちてしまっていたために仕方なく「折り曲げ剪定」をした株も沢山あります。

折り曲げた下の芽の勢いを見極め、こちらも1芽だけ残します(ガーデン派の皆様は……以下同文〈笑〉)。

9月23日 「折り曲げ剪定」の芽の整理①

この枝は上の芽(黄色矢印)よりも2段目の芽(紫色矢印)の方が勢いが良いので、上の芽を搔き取りました。

9月23日 「折り曲げ剪定」の芽の整理②

さらに、折り曲げた枝が枯れ始めている株もあります。

9月23日 「折り曲げ剪定」の枝の処理①

見た目が悪いので、枯れ始めた枝を切り捨てます。

9月23日 「折り曲げ剪定」の枝の処理②

 

今年の夏の暑さのため、地植えの「ユートピア」1株を枯らしました。

9月23日 枯れた地植えの「ユートピア」

植えてから4年目の株です。

昨年までは立派なシュートも出て元気でした。

今年の春花も普通に咲きましたが、その後、急激に樹勢が衰えてしまいました。

ゴマダラカミキリの幼虫(テッポウムシ)の仕業かと疑いましたが、クラウン(根本)から大鋸屑(おがくず)が出た形跡もありません。

枯れた原因が全く分かりません。

12月以降、鉢植えの「ユートピア」1株を地に下ろしてお世継ぎにするつもりです。

 

「秋花剪定」をしないフロリバンダ種がマンマイちゃんの花(仏壇花)になっています。

9月23日 鉢植えのフロリバンダ種

今朝採花したものは、

9月23日 「フレグランス ペルシカ」①

この品種特有のブロッチ(目玉模様)が出ていません。

本来は、こんな花です。

2024年5月 「フレグラント ペルシカ」②

 

9月23日 「ハンキー パンキー」①

夏の間はオレンジの一重咲きになりますが、本来は絞り品種です。

2025年5月 「ハンキー パンキー」②

秋になるとまた花弁数が増え、思い出したかのように絞りも出ます。

 

9月23日 「フレンチ レース」①

古いフロリバンダ種(1980年作出)で、房咲き性があまり豊かではありません。

2020年5月 「フレンチ レース」②

気候によって、中心部がアイボリーになったりアプリコットになったり、またピンクになったりします。

真横に伸びる長いトゲが特徴で、痛い思いをする品種です。

 

昨日(22日)夕方、本来の散布日よりも2日遅れて定期薬剤散布を行いました。

台風の名残の風が強く(平均10m/sec 程度)、水和剤(粉薬)を使うことができなかったため、極めてシンプルな混合です。

9月22日 定期薬剤散布

昨日のレシピは、

サルバトーレME(殺菌剤)……20㏄

プレオ フロアブル(殺虫剤)……60㏄

アプローチBI(展着剤)……80㏄

水……80ℓ

柔らかい芽が伸び始めていますので、薬害を出さないように規定希釈倍率よりも薄めで散布します。

また前回に続き、剪定後で葉の数が少ないため、通常は100ℓ 散布するところを80ℓ しか撒いていません。

 

明日から2日間出勤すれば週末です。

しかし、この週末もまた天気予報は傘マークが出ています。

果たして薬剤散布ができるかどうか……できなければまたまた週の途中で「ばら作業休暇」を取らなければなりませんが。。。

除草作業を終えました

台風25号の影響で、昼過ぎから強い北風が吹き始めました。

今朝から強風注意報が出ており、13:58 には北北東の風 17.8m/sec を記録しています。

台風本体はまだ紀伊半島のはるか沖にありますが、大型台風ゆえ強風域が北側は800kmもあるとか。

すでに関西も強風域に入っています。

強風注意報は明日の夜まで続きそうで、定期薬剤散布は連休後半まで延期することになりそうです。

 

今朝の採花です。

9月20日朝 採花

HT種はすべて秋花剪定をしてありますので、採花できるのはフロリバンダ種とツルばらです。

日々採花量はわずかですが、マンマイちゃんの花(仏壇花)を毎日取り換える程度には咲いてくれます。

今朝のバケツの中の花は、

9月20日 「アプリコット ネクター」

秋には房咲きにならず単花で咲くことが多い品種ですが、HT種並みの花径があります。

11月中旬以降、気温の低い時に咲く花は深いアプリコット色になり魅力的です。

 

9月20日 「ブラックベリー ニップ」

HT種ですが房咲き性があり花径も小さいため、我が家ではフロリバンダ種扱いしています。

いつ枯れても不思議ではないほど華奢(きゃしゃ)な株でヒヤヒヤしていますが、夏の間もずっと花を咲かせ続けてくれました。

コンテストでは「香りの品種」として何度か出品しています。

 

9月20日 「花ぼんぼり」

真ん中の花は雄蕊(おしべ)が黒くなっていますので、コンテストでは「過ぎた花」として大きく減点されます。

フロリバンダ種(房咲き種)の競技では雄蕊の色に注意して、「過ぎた花」が1輪も混じらないようにします。

房の中に「過ぎた花」がある場合は切り落とし、切り痕をわからない(目立たない)ように他の房に紛れ込ませて隠します。

 

9月20日 「チンチン」

今年の2月15日に「先代さん」を事故で失いました。

一日中 庭仕事をしました - 関西ばら会

急遽植え付けた「二代目」が頑張っています。

 

9月20日 「プレイ ガール」

 

9月20日 「プレイ ボーイ」

このブログではしばしば2品種を並べて掲載していますが、両品種を同時に栽培している会員さんも複数いらっしゃいます。

並べて栽培したくなるお気持ち、よ~~く分かります……私もその一人です。

 

9月20日 「マチルダ」

この品種は開花しないとその美しさがわからないかもしれません。

2006年7月 「マチルダ」

充分に陽が当たると上品で優しい発色をします。

 

9月20日 「優花」

今日の花は単花で咲いていましたが、本来は豊かな房咲き性を持った品種です。

2024年6月 「優花」

 

9月20日 「うらら」

これまた本来はもっと房咲き性が豊かです。

2024年5月 「うらら」

なお、私は「うらら」と呼び続けていますが、正式名はいつの間にか「ローズうらら」に変わっています。

 

9月20日 「花霞」①

夏の間は手前の花のように花びら全体が赤くなってしまいます。

しかし本来は白地に紅が覆輪状に発色します。

気温が低くなり始め、その片鱗が後ろの黄色円内の蕾に見え始めています。

9月20日 「花霞」②

なお、コンテストの房咲き種競技では本品種がよく出品され、しばしば上位入賞しています。

2026年5月16日 房咲き競技

これは今年の春「大阪ばら祭2026」で1等になった当会M顧問の作品です。

 

9月20日 「ザ マッカートニーローズ」

我が家で枝変わりしてツルばらになった「ザ マッカートニーローズ」です。

丸弁で花形は良くありませんが、香りの良い花を絶えず咲かせ続けてくれます。

 

花の画像の最後に、奇形をご覧ください。

9月20日 「パレオ90」の奇形①

9月20日 「パレオ90」の奇形②

たまに見かける奇形ですが、花が「双頭」になっています。

 

さて、本日の作業は「除草」がメインでした。

剪定後の芽が本格的に伸び始めると、芽を欠く危険が生じるために株間に潜り込んで草取りをすることが出来なくなります。

除草が必要な場合は、芽が本格的に伸び始める前に行わなければなりません。

というわけで、朝から作業に取り掛かりました。

9月20日 除草作業前①

9月20日 除草作業後①

 

9月20日 除草作業前②

9月20日 除草作業後②

 

9月20日 除草作業前③

9月20日 除草作業後③

 

9月20日 除草作業前④

9月20日 除草作業後④

 

9月20日 除草作業前⑤

9月20日 除草作業後⑤

 

9月20日 除草作業前⑥

9月20日 除草作業後⑥

 

株間に潜り込み除草作業をしながら重要なチェックを行いました。

それはクラウン(根元)部分から「大鋸屑(おがくず)」が出ていないことの確認です。

ゴマダラカミキリの幼虫、いわゆるテッポウムシが株に入り込んでいたら、そろそろ「大鋸屑」を出し始めるころです。

幸いなことに、今日はそれを目にすることはありませんでした。

しかし、私は「テッポウムシ退治の迷人(めいじん)」を自認しています。

ひょっとして見落としているかもしれません。

実際にゴマダラの成虫の死骸を1匹見つけましたので、今後も注意深く観察します。

 

というわけで、ますます風が強くなってきました。

今日の薬剤散布は中止です。

明日から明後日に掛けて、台風本体が接近する関東方面に被害の出ないことを祈っています。

シルバーウィークの初日

台風25号は関東に接近しそうです。

当初は気象庁も米軍もヨーロッパももう少し沖合を、しかも大して強くない勢力で通過する予報を出していましたが、この1、2日で暴風域を伴って随分陸地に近いコースを通るように変わりました。

大きな被害が出ないようにと祈っています。

 

今日の関西は晴天で気温も上がりました。

明石の最高気温は32.3℃、珍しいことに大阪よりも高い気温です。

9月19日 地植えの様子①

 

9月19日 地植えの様子②

 

9月19日 地植えの様子③

 

9月19日 鉢植えの様子①

 

9月19日 鉢植えの様子②

 

9月19日 鉢植えの様子③

先週の金曜日(11日)に地植え株、日曜日(13日)に鉢植え株の秋花剪定を実施しました。

約1週間が経過し、それぞれ芽が動き始めています。

9月19日 芽の整理①

ガーデン派としてたくさんの秋花を楽しみたいのならば、すべての芽を放置して伸ばすのが良いでしょう。

ただし「100輪のきれいな花よりも1輪の勝てる花」を咲かせたいコンテスト派としては、芽の整理が必須の作業です。

上の画像では頂芽(矢印)の勢いが良いのでこの芽に良花を期待して、その他の芽(黄色円内)は掻き取ってしまい、樹力を頂芽に集中させます。

9月19日 芽の整理②

基本的には頂芽を伸ばしますが、その頂芽がイジケている場合もあります。

9月19日 頂芽がイジケている場合①

頂芽(黄色矢印)の勢いが弱く、2段目の芽(紫色矢印)に勢いがあります。

こんな場合は勢いの良い芽まで切り戻します。

9月19日 頂芽がイジケている場合②

 

下葉が落ちてしまっていたために「折り曲げ剪定」をせざるを得なかった株の芽も順調に動いています。

9月19日 折り曲げ剪定の芽①

9月19日 折り曲げ剪定の芽②

 

また、9月6日の記事

秋花剪定を始めました - 関西ばら会

ここで剪定のサンプルにした「アンペラトリス ファラー」の芽ですが、前回(9月13日)のブログでは、

9月13日 「アンペラトリス ファラー」の芽

こんな感じでしたが、今日は

9月19日 「アンペラトリス ファラー」の芽

ここまで伸びました。

同様に「ラ マルセイエーズ」は、

9月13日 「ラ マルセイエーズ」の芽

これが今日は、

9月19日 「ラ マルセイエーズ」の芽

1日に5~7㎝も伸びる「急成長期」に入っています。

シルバーウィークが終わる頃には50㎝以上のステムになり、先端に蕾も確認できるほどに伸びるはずです。

 

HT種は地植えも鉢植えも一斉に選定しましたので、現在は花が咲いていません。

秋花剪定をしないフロリバンダ種にわずかに花が残っているだけです。

9月19日 フロリバンダ種の鉢植え

マンマイちゃんの花(仏壇花)はこのフロリバンダ種と四季咲きのツルばらで賄っています。

9月16日朝 採花

 

9月18日朝 採花

 

9月19日朝 採花

 

シルバーウィーク中は芽の整理(芽搔き)と草抜きに励みます。

柔らかい新芽が伸び始めていますので、うっかり(お尻などで)触って芽を欠いてしまうことが無いよう、細心の注意が必要です。