関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

木枯らし1号?

非常に風の強い一日でした。

明石では午前10時前に15.6m/sec.の北風。

鉢がいくつも倒れました。

気温も一気に下がり、最高気温は昨日よりも5.8℃も低い20.1℃。

天気図もしっかりと西高東低の冬型の気圧配置ですので、東京ならば木枯らし1号の条件を満たしています。

東京地方の木枯らし1号の基準

【期間】 10月半ば~11月末の間
【気圧配置】 西高東低の冬型の気圧配置で季節風が吹く
【風向】 東京の風向が西北西~北
【風速】 東京の最大風速が8m/s以上

しかし近畿地方では、

近畿地方木枯らし1号の基準

【期間】 霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)
【気圧配置】 西高東低の冬型の気圧配置
【風向】 北よりの風
【風速】 最大風速が8m/s以上

となっています。

今年の霜降は今週の土曜日(23日)ですので、期間的に条件を満たしていません。

んが、私は勝手に「明石に木枯らし1号」という宣言を出しました。

 

さて、昨日の記事で予告いたしました通り、昨日~今日の間に撮った写真を貼ることにします。

 

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クリステャン ディオール

往年の名花です。

全国的には作る人が減っているようですが、関西ばら会ではベテラン勢がしばしば出品しています。

私も鉢植えで3株栽培しています。

 

以下、似たような花を3種。

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魅惑

最近しばしば画像をお見せしている魅惑です。

これは御神木を接ぎ木したものですが、あまり発色がよくありません。

我が家の御神木の分身は、期待通りの発色をするまでに10年ほどかかります。

画像の花の株がまだ若いせいで、発色が淡いのだと思います。

 

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シージャック

この秋はコンフィダンス(後で貼ります)系統がエエ花を見せてくれています。

昨日まで好天が続いたため、シージャックも抜群の発色です。

ただし、切った直後はピンクの覆輪がまだ濃いのですが、コンテスト出品となると審査は6~7時間後、どうしてもピンク色が退色してしまいます。

 

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プリンセス ド モナコ

これはコンテスト品種ではなく、御愛嬌。

明石に家を建てた当初から生き延びている樹齢35年の株です。

大木になった柚子の陰になって、1日3時間ほどしか日光を浴びていませんが、健気に生き続けています。

しかも時々こんなエエ花を見せてくれる可愛いヤツです。

 

で、シージャックの「親」であるコンフィ。

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コンフィフダンス

地植えに3株、鉢植えで2株ありますが、特別にピンクの発色が良い株(地植え)の1輪です。

他の株はもう少しサーモンが濃く出ますが、そちらの方が「普通のコンフィ」なのかもしれません。

 

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武州

1999年の大阪での全国大会で会長杯をいただいた株の花です。

この秋は気温が高く好天が続きましたので、透明感のある朱色の花がスッキリと咲きました。

武州は気温が低くなると色が濁り、しかも開きがゆっくりなため花弁が縮緬状になってしまいます。

会長杯の年もそうでしたが、武州の良花は気温が高い秋晴れ続きの年に見ることができます。

 

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マダム ヴィオ

新潟のI氏のヴィオレに比べたら足元にも及びませんが、我が家にも1株だけヴィオレが居ります。

コンテストに出ていくことはほとんどありませんが、数輪そろって咲いてくれますので、ご近所への挨拶用に重宝しています。

 

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ブラックベリー ニップ

香りの品種として鉢植えで2株栽培しています。

花は中輪でコンテスト向きの花ではありませんが、色と香りを楽しんでいます。

 

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アリエス

金沢のU氏作出の品種で、日本ばら会の配布苗として我が家に来たもの。

まだ1輪花で出品したことはありませんが、10本花の中に組み込んだことはあります。

 

そして、10月10日の記事にも入っていますが、狭山路がまたエエ花を見せてくれました。

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狭山路

ジェミニ×コロラマの交配品種は数多くありますが、いずれも樹勢が弱かったり成長に癖があったりする品種が多く、コンテストマニア御用達で一般向けとは言えないように思います。

そんな中でこの狭山路だけは樹勢強健、よく育ちます。

ただし花芯の締まり具合は「甘い」と言わざるを得ません。

 

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ピンク ラスター

これも古い品種ですが、我が家ではまだ現役選手です。

私がコンテスト駆け出し当時、S師匠が出品なさった「ピン ラス」のイメージを今なお追い続けていますが、どうしてもその域に達することができません。

春よりも秋の方がエエ花が咲きます。

 

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サン ティー

緋色と白の派手な複色花で、花も大きく人目を惹きます。

コンテストに出品したこともありますが、際立った高芯咲きではないため、あまり良い評価は受けませんでした。

しかし、ご近所へや職場に持って行くと大変喜ばれる品種です。

 

などなどコンテストまで12日、そろそろ枝直しの作業を始める時期ですが、近所や病院などへお配りする花を切ることに追われ、コンテストの準備がほとんどできていません……というのは「エエ恰好しぃ」でして、本当は出品予定の花の大半が開花してしまい、出品準備をすべき花がほぼ残っていません。。。というのが現実です、トホホ。

咲いてしまいました。

コンテスト前2週間という今日、見事に……と言うか、残念なことに咲いてしまいました。

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10月16日 朝ー1

手前は御神木の魅惑です。

 

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10月16日 朝ー2

手前のレッド広島、真ん中のメルヘンケーニギン……我が家の主力選手たちです。

(奥の熱情はご近所への御挨拶用。)

 

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10月16日 朝ー3

左下のメルヘンケーニギンはご近所用に剪定したものですので、狙い通りの開花ですが……

 

この1週間、咲いた花を切花用に切る日々が続きました。

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10月12日 朝

 

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10月13日 朝

 

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10月14日 夜明け前

上の段のラッピングしたもの約50本は京都の職場に持ち込み、スタッフの皆さんにお持ち帰りいただきました。

 

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10月15日 出勤前

我が家らしい魅惑が咲いていましたので、花瓶に生けこんで記念撮影しました。

 

そして本日、朝から切りまくってラッピング。

月イチで通っている病院(外科・胃腸科医院と歯科医院)に春と秋、花を(賄賂代わりに)持っていくのが恒例になっています。(急に痛みが出たり、歯に不具合が生じた時、無理なお願いを聞いてもらっています。)

もう1軒、耳鼻咽喉科医院へは近いうちに……と思っています。

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10月16日 切り花ー1

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10月16日 切り花ー2

シーアブリス(伊丹ばら園のカタログに「シェア  ブリス」と記載されていたため、関西ではシェア ブリスという呼び名が定着していますが、英語表記「Sheer Bliss」〈U.S.A. Willam A.Warriner 作出 1985年)は「シーア ブリス」の方が、原音に近いかもしれません)15輪。

数輪はコンテストでも通用しそうなものがありました。

 

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10月16日 切り花ー3

この中にも、何輪かはコンテストレベルのものが混じっています。

 

夕方にももう一度、採花しました。

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10月16日 夕方

今日は合計300輪ほど切りました。

 

その途中、こんな花弁も発見。

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オタバコガ 食害

オタバコガが発生しているようです( 画像はレッド広島)。

10月12日に採花して、我が家の食卓に飾ってあった花から虫糞が出て、花弁が脱落しました。

花弁をこじ開けて雄蕊(おしべ)のあたりを見ると、紛れもないアイツ!

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オタバコガ 幼虫

すぐにティッシュでつまんで××します。

 

というわけで、オオタバコガが発生していることが判明しましたので、定期薬剤散布には「オオタバコガ」に効果のある薬剤(アクセル/アクタラ/アファーム/エスマルク/オルトラン(ジェイエース)/カウンター/カスケード/コテツ/サイアノックス/スピノエース/スミチオン/ディアナSC/ハッパ/フェニックス/プレオ/フロー/マッチ/ロムダンなど多数)を使用します。

この時期スリップスも発生率が高いので、オオタバコガとミカンキイロアザミウマの双方に効果のある薬剤を選ぶのが大切です(上記の薬剤の中で、双方に適用があるのは(アファーム/カスケード/コテツ/スピノエース/ハッパ/マッチです)。

 

夕方から雨の予報でしたので、午前中に定期薬剤散布をしました。

スリップスに効果があるようにと、葉裏だけではなく花の上からも十分に散布します。

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10月16日 定期薬剤散布

フルピカ  フロアブル(殺菌剤)……50CC 

コテツ  フロアブル(殺虫剤)……50CC

アファーム乳剤(殺虫剤)……100CC 

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

今日、花を切りながら、各品種の写真を数多く撮影しました。

明日はそれをご紹介するつもりです。

今日も30℃

暑いです。本当に暑いです。

予定より1週間早く開花が進んでいます……ということは、夏剪定が2日ほど早かったということですが、10月に入って連日30℃などと予想できるはずもありませんでした。

まあ、小笠原高気圧が頑張っているので、台風17号と18号は西へ直進、今日発生したちょっと発達しそうな台風19号は、小笠原諸島の東からさらに東の沖へ逸れて行きそうなのはありがたいのですが。。。

 

コンテストまでは3週間近くありますのでまだ枝直しの作業も必要なく、咲いてしまった花を切ったり、ふと見つけた脇芽を欠いたりして1日が過ぎました。

というわけで、今日の暑さで開いた花の写真を並べておきます。

 

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レモン エレガンス

我が家では「レモンちゃん」と呼んでいます。

花弁数が少ない品種ですので、あっという間に平咲きになります。

 

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化粧坂

咲くたびごとに花色が変わります。

今日の花は黄色が濃く出ていました。

時にはオレンジっぽい黄色になったり、白くなったり……気まぐれです。

 

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ジェミニ

この秋はジェミニが良さそうです。

これまで3輪咲きましたが、いずれも大きさといい発色といい文句なしでした。

今日の花 は発色がイマイチでしたが……

 

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レッド クリフ

これもこの秋は良さそうです。

ただし残念なことに、我が家には2株しかなく、あと2~3輪で在庫が終了します。

 

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写楽

レッド  クリフと並べると、やはり迫力に欠けるでしょうか?

また赤色の深さでは「みつえ」に劣りますので、コンテストでは不利かもしれません。

しかしやさしい色合いは捨てがたい魅力があります。

 

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狭山路

我が家では、この配色に関しては「ユートピア」を4番バッターに据えましたので、狭山路は2軍落ちしてしまいました。

しかし株が強健で多くの花が咲きますので、近所や職場への「ご挨拶」で活躍してくれます。

 

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丹頂

我が家に30年以上住み続ける「古株」です。

右の花弁にぽつぽつと見える穴はトゲの傷。

このような「花弁に傷のある花」は、コンテストには(私は)出品しません。

 

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レディー サワ

夏剪定の見本で切った鉢植えです。

やはり早く咲いてしまいました。

 

以下、切花で楽しんでいる花を並べます。

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ブランデー

丸弁で大らかに開き、花弁が伸びて巨大輪になります。

職場に持ち込んだ時の人気品種です。

 

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カリーナ

30数年前の営利用切花品種で、当時は切花農家でたくさん栽培されていました。

我が家のものは明石に家を建てた時から栽培している株で、樹齢35年です。

今なおたくさんの花を同時に咲かせてくれます。

 

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グラン ブルー

広島バラ園の田頭数蔵先輩の作出花です。

マダム  ヴィオレの改良種ですが、色がヴィオレよりも濃く、弁質が厚く花保ちの良い品種です。

ただしヴィオレ同様に無香です。

 

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ジョージ  バーンズ

最近このブログにしばしば登場している品種です。

今日の花は黄色の部分がたくさん出ていました。

 

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プレイ ガール

我が家の「まんまいちゃんの花(仏壇花)」の定番になっています。

香りもあって、なかなかエエ味を出してくれます。

 

あ、そうそう!

今朝、朝イチでショッキングな出来事が。。。

昨日のブログの3枚目の写真ですが、

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10月9日 夕方 再掲

を入れた蕾……我が家の御神木の魅惑の蕾です。

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御神木の魅惑……表

魅惑は萼割れし始めてから開花(見ごろ)まで、他の品種より5~7日長くかかります(萼が完全に下りてから開花まで時間がかかるようです)。

このくらい であれば、普通の品種は11~13日後に見頃になります。

しかし魅惑は20日程度必要ですので、コンテストの日程にピッタリと合った開花具合、しかもステムもすっきりと70㎝以上伸びていますし、葉にも欠陥がありません。

昨日の段階で、ひそかに「1本花・1等!」とほくそ笑んでいました。

んが、今朝、この奥の白秋を採花するために裏に回り込むと……何と!!!

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御神木の魅惑……裏

キリギリス類の食害です。

10月2日の記事でご紹介したクビキリギリスを今朝も捕殺していますので、ひょっとしたらソ奴の仕業かもしれません。

まあ、期待したステムに何らかのアクシデントが発生するのは日常茶飯事ですので笑って済ませますが、やはり何事も思い通りにいかないのがこの世の常のようです。

 

本日の最後の作業は、定期薬剤散布でした。

開花し始めた花の中で白い花にスリップスの気配がありましたので、早めにディアナを使うことにしました。

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10月10日 定期薬剤散布

サルバトーレME(殺菌剤)……35CC 

ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g

ディアナSC(殺虫剤)……30CC

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

ディアナSCはヨトウムシやオオタバコガなど薬剤抵抗性のある「厄介者」にも効果があり、「切り札薬」として大変貴重な存在です。

ただ驚いたことに、これほど強力な薬効を発揮する薬なのに、アブラムシには全く効きません。

大概の殺虫剤ならアブラムシ程度は簡単に駆除できるはずだと思いますが、3~4年前の春先に落下傘(ヨトウガの一齢幼虫)がアブラムシとともに大量発生した際にディアナを散布したところ、落下傘は薬がかかってすぐに苦しそうにノタ打ち回りましたが、アブラムシは平気な顔をして群れていました。

そこで私はディアナを定期散布薬として使う場合は、必ずオルトラン(ジェイ  エース)やアファーム、スピノエースなどの万能殺虫剤を同時に散布することにしています。

夏日が続きます

暑い!暑過ぎます!!

明石ではお彼岸以降、連日28℃~29℃の夏日の連続です。

もう少しで30℃越えの真夏日……10月とは思われない気温です。

しかも、雨が降りません。

ある程度の残暑を計算に入れて夏剪定をしましたが、想定以上の暑さでコンテスト品種もポロポロ咲いています。

本来ならば1週間後の15日ころに咲かせて、職場やばら展のお知らせをしてもらっている放送局に持ち込むはずの花たちですが……

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10月9日 朝

 

今日一日の暑さ(明石の最高気温は28.5℃)で、これだけ 開花が進みます。

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10月9日 午前7:00

 

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10月9日 夕方

手前は我が家の御神木「魅惑」、奥で咲き始めている白は「白秋」です。

 

その他、10月29日(金)~31日(日)のコンテストの主力選手になるはずだった連中も、24日からの週の前半に咲きそうな気配。。。

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10月9日 メルヘン ケーニギン

 

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10月9日 ロイヤル ハイネス 鉢植え

天気予報によると、来週の週末にならないと夏日から解放されそうにない様子。

困ったもんだ……

ま、早く咲いたら、例によってあちこち配りまくるだけですが。。。

 

この1週間、秋のばら展の大阪市長賞関係で大阪市の担当者と連絡を取り合っておりました。

(毎日仕事から帰ってから資料作成をしていましたので、かなり睡眠不足です。)

その中で、コンテストの審査基準を図解で示してほしいと言われましたが、私の「絵」のレベルは3歳児以下です。

で、写真画像に多少手を入れて提出しましたが、会員の皆様の出品の参考にもなるかと思いますので、ここに載せておきます。

 

審査の着眼点及び採点の目安

A 茎・葉

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コンテスト着眼点 1

 ① 茎の長さ……花器の口から花首まで、50センチ以内。50センチを超えるもの=失格。

 ② 葉……5枚葉が2枚以上あること。【関西ばら会のローカル・ルール。(公財)日本ばら会は3枚以上】1枚以下のもの=失格。

 ③ 茎の太さ、葉の大きさのバランスが良いこと。

  1 茎が太すぎるもの(通称「ダイコン」)は減点。茎が曲がっているものは減点。

  2 葉が大きすぎるもの(通称「柿の葉」)は減点。葉が小さすぎるものは減点。

  3 上段の葉と下段の葉の大きさが逆転しているものは減点。

  4 葉は等間隔に付いて、それぞれ水平に伸びていることが必要。間隔が間延びしているものや不揃いなものは減点。上に跳ね上がったり、垂れたりしているものは減点。

 ④ 葉が健全であること。

  1 病害・虫害のあるものは減点。

  2 葉柄が欠落しているものは減点。

  3 小葉が欠落しているものは減点。

  4 小葉に傷(破れ・病害・虫害・薬害・日焼けなど)のあるものは減点。

  5 葉色が黒みがかったもの(窒素過多)は減点。

  6 葉にクロロシス症状(微量要素不足)が出ているものは減点。

  7 葉に汚れ(薬剤痕など)のあるものは減点。

 

B 花

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コンテスト着眼点 2

 ① 開花度……外弁が3枚程度水平状態であること。開花不足や開き過ぎは減点。

 ② 花芯……中心に空間が開き、且つ締まりがなければならない。花芯の乱れているもの(ダブルセンター、ブルヘッド、巻き込み、被り(通称「キャベツ」)など)は減点。

 ③ 花形・大きさ……品種の特性が顕著に出ているものでなければならない。オーバー・ドレッシングなどにより、品種の特性が失われているものは減点。

 ④ 花色……品種の特性が顕著に出ているものでなければならない。退色・発色不足など、品種の特性が失われているものは減点。

 ⑤ 鮮度……花弁に張りや輝きのあるものでなければならない。萎れや縮緬皺の入ったものなど、その程度によって減点。

 ⑥ 傷(雨による斑点・破れなど)・汚れ(日焼け・薬剤痕など)・病害(ボトリチスなど)・虫害(スリップスなど)のあるものは、その程度によって減点。

 

(以上の通り提出いたしましたが、私の見落とし・誤り等がありましたら、ご指摘くださいませ。)

 

10月3日 講習会終了

やや日差しはキツイものの、気持ちの良い快晴の一日でした。

緊急事態宣言が解除された長居公園には、たくさんの家族連れがお弁当を広げたりバトミントンなどを楽しんだりしていました。

 

そんな中、10月の「やさしいばら作り」講習会が行われました。

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10月3日 講習会風景 1

会員以外の参加者も数名いらっしゃり、その中で2名の御方にご入会いただきました。

ありがとうございます。

また本日は、当会副会長のⅠ氏が挿し木苗を12株ご持参くださり、参加者にお持ち帰りいただきました。

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10月3日 講習会風景 2

 

さて挿し木といえば、9月23日に行った我が家の季節外れのトゲナシノイバラの挿し木は、やはり「それなり」の結果になりそうです。

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トゲナシノイバラ 挿し木1

枝の上の方から枯れ込み始めたものが半分。

しかし残りの半分は芽が動き始めています。

挿し木の成功率50% かな?

スタンダード用の挿し木は、

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トゲナシノイバラ 挿し木2

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トゲナシノイバラ 挿し木3

両方とも中ほどの葉は黄変しましたが、上の方は葉が青々としています。

今のところ何とか生きています。

(「ダメ元」の実験なので、失敗しても気にしませんが。。。)

 

昨日、マッキ様からのメッセージで、我が家のメルヘンケーニギンやコンフィダンスの色が濃いということに触れていただきました。

それは「作っては捨て 作っては捨て」を繰り返した結果です、とコメント欄でお伝えしました。

苗業者さんから購入した株が偶然にも良い株であることは「宝くじ」に当たる程度の確率です。

何株も何株も購入しては捨て、購入しては捨て……その中でよい株に当たれば、それで十分にラッキーです。

大概は、株全体はダメ、しかしこのステムに咲いた花は(一種の枝変わりで)色が濃い・形がよい……というものに、まれに出会います。

その時に初めて、そのステムを接ぎ木して、さらに選別・選抜を繰り返して「その人バージョン」の品種に仕上げる。

そんな苦労がコンテスト派の育てている株にはあります。

マッキ様が「師匠」とおっしゃる香川の「どくまん」グループは、このあたりの選別に非常にシビアな連中だと認識しています。

 

我が家ではメルヘンや魅惑は、各200株くらいを捨てていると思います。

たとえば、魅惑の株を取捨選択している中で出会い、捨ててしまった「変なヤツ」をご紹介しましょうか。

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魅惑 白いヤツ

パテントを持つ京成バラ園から届く株は大多数がこんな色合いです。

1年間様子を見て、季節に関係なくこんな白い花しか咲かない株は1年でサヨナラです。

 

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魅惑 派手な発色

いい発色で花芯も高い……のですが、花弁数が10数枚しかありません。

2年ほど育てて、季節に関係なく花弁数が少ないと判明しましたので、かわいそうですがサヨナラしました。

 

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魅惑 しぼり

これも1990年代の中ごろに京成バラ園から購入した株です。

覆輪が「しぼり状」に入って、花としては面白いのですが、「魅惑」としてはコンテストで使い物になりません。

迷わず「即刻退場」を言い渡しました。

 

というわけで、現在我が家の「魅惑」は、

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魅惑 我が家の御神木

この血筋です。

古くから植えてあった(魅惑の発表直後に京成バラ園から購入した)株に10年ほど経過してから咲くようになった花です。

ようやく出会ったこの色の血筋は自分で伝承する以外、方法がありません。

したがって本当は種苗法に違反する行為ですが、自分で接ぎ木をして増やしています。

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魅惑 我が家バージョン

 

全国展で名を馳せたコンテスト派の花は、それぞれのこだわりがあって選別した結果、ようやく到達し得た独自の境地の体現だと思います。

熊本のFさんのコンフィダンス、新潟のI君のマダムヴィオレ、我が師匠S先生のタッチオブヴィーナスや香久山、舞扇など、余人の追随を許さぬ「顔」を持った花です。

コンテストの壇上で、出品者名がついていなくても誰の花なのかがわかる品格を持った花……そんな花を「名札がついている花」と、諸先輩方、先生方は呼んでいらっしゃいます。

エエ写真?が撮れました

本日10月2日は朝から鉢植えに灌水した後、月イチで通っている病院を巡り、午後からは今月末の「大阪ばら展2021」関係で、大阪市に提出する申請書類の作成で時間がつぶれました。

 

そんな中、いくつか面白い写真が撮れました。

まず、9月23日「秋分の日 お遊び」でご紹介したスタンダードの芽接ぎ、今朝見ると葉柄が無くなっていました。

つまり「ポロリと落ちた」ということで、芽接ぎは(多分)成功しています。

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10月2日 芽接ぎ活着?

心なしか芽が動いているようにも見えます。

 

めでたいニュースの後は、暗いニュースが続きます。

しかし「写真」としては「エエもん」が撮れて満足しています。

 

まず、害虫2種類。

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クビキリギリス 1

 

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クビキリギリス 2

秋の訪れを知らせてくれる風流な虫……と思って気を許してはいけません。

ステムの先頭にせっかく乗った蕾が、こう なったこと、ありませんか?

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キリギリス類によるの食害

これはクダマキモドキによる食害です。

市販のバラ栽培の教科書にはあまり記されていませんが、ツユムシ・ツユムシダマシ・クダマキ・クダマキモドキなど、キリギリスの類はばらを食害するれっきとした害虫です。

ただし、イネ科の植物を食害することが多いようで、ばらにとって重大な害虫ではない……とはいうものの、しかし「食う時は食う」ヤツです。

写真のクビキリギリスも主食はイネ科の植物ですが、ばらの枝にとまっていたからには見逃すわけにはいきません。

テデトール駆除 といういつものパターンで処理しました。

(このクビキリギリスはばらの枝で休んでいただけで、「冤罪」だったのかもしれませんが、「怪しきものは罰する」というのがコンテスト派……否、私の基本です。)

 

次、一昨日、マーガレット メリルが1輪だけ こうなってました。

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スリップスの被害

言わずと知れたアザミウマ(スリップス)の被害です。

近づくと、

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スリップス

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スリップス(拡大)

2㎜近い大型のスリップスですので、ヒラズハナアザミウマかミカンキイロアザミウマです。

被害花は一輪だけで他に広がっていませんので、大掛かりなスリップス対策の薬剤散布はまだ不要かとは思いましたが、夕方の薬剤散布ではスリップスの防除効果の高いコテツフロアブルを採用することにしました。

 

そして本日のベストショットは、これ   鉢植えの「みつえ」さんです。

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腐らん病

枝枯れ病(キャンカー)の一種ですが、8月の講習会にご参加いただいた方は、テキスト P.66 をご覧ください。

こんな説明を書きました。

(3)腐らん病

病斑は大型です。しかも病斑内部の色が白っぽいので、慣れれば(……あまり慣れたくはありませんが)(1)の枝枯れ病、(2)のすそ枯れ病との区別は容易です。病斑をもう少し詳しく観察すると、枯死した部分は灰白色で周囲は赤紫色、病斑内部に小さな黒点がたくさん見られます。枝枯れ病に見られる縦の亀裂は、腐らん病では見られません。通年発症しますが、春先と秋霖シーズンに多発します。春先は寒害の影響で前年生の枝が侵され、秋霖時には子のうや分生子が飛散するため、当年生の枝が感染する可能性が高まるためです。病原菌はバルサ ケラトスペルマという糸状菌の一種で子のう菌類に属します。

(1)~(3)の枯れ枝病はいずれのタイプにも有効な薬剤はありません。オーソサイド水和剤にばらの病害として「茎腐病・立枯病・苗立枯病」の登録がありますが、発症した枝を治療する薬効は全く期待できません。予防効果があると認識すべきです。また「予防効果」という観点であれば、菌類一般に抜群の効果があるTPN剤(ダコニール)をはじめとする殺菌剤を定期散布して、感染を予防することに徹することが大切です。冬期に石灰硫黄合剤(ばら・花卉類の適用登録はありません)を濃厚散布するのも予防効果があると言われています。不幸にも発症してしまった場合は、治療は不可能です。即刻発病枝を健全部分まで切り下げます。またその時に使用した鋏は、必ず熱消毒(ライターで数秒)することをお忘れ無く。さらに枝の切り口から病原菌が侵入しないように、ふだんから剪定鋏は清潔であることを心掛け、よく切れる状態にしておくことを習慣づけたいものです(自戒の言葉です)。

 

解説で書いた通りの典型的な症状で、思わず笑ってしまいました。

しかし笑ってばかりもいられませんので、記念撮影の後、切り戻しました。

この秋は、台風被害から始まった葉の欠落→クロロシス→枝枯れ病……と、鉢植えの連中は災難続きです。

 

夕方、薬剤の定期散布をしました。

前述した通り、スリップスの発生が見られましたので、殺虫剤はコテツフロアブル(劇物)を使用しました。

また殺菌剤のトップジンMは先々週(9月19日)にも使用して、ローテーションの間隔が狭くなりました。

それはトップジンMは少し薬跡が残ります(3~4日ですが)ので、開花期にはあまり使いたくありません。

あと10日もすれば、そろそろ秋の花が咲き始めますのでトップジンMを使えなくなります。

そこで今日、あえてローテーションを破って使った次第です。

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10月2日 定期薬剤散布

トップジンM水和剤(殺菌剤)……65g

コテツフロアブル(殺虫剤)……50CC

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

幼葉がほぼ展開していますので、薬剤は既定の濃度です。

微量要素剤のマルチケーミンは、発色をよくするためにコンテスト派の皆さんが開花前に講じる「奥の手」「秘策」「奥義」の類です。

ただし今回は、鉢植えの連中のクロロシス治療が主な使用目的です。

 

では明日、長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて、14:00より講習会を開催いたします。

皆様よろしくお願いいたします。

10月3日 講習会を開催します!(2)

昨日に引き続き、10月3日の「やさしいの育て方」のテキスト写真、11月分を掲載しておきます。

鉢植えの土替えの写真が中心です。

鉢の土替えは本来12月中旬以降の作業ですが、近年はばら苗業者から秋の大苗が11月中に届くことが多いので、11月の記事でとりあえず鉢植えの方法のみを紹介しています。

 

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写真ー1 私が使っている用土

 

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写真ー2 植え替え前

 

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写真ー3 葉を取り除き長め(40㎝程度)に剪定します

 

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写真ー4 鉢から抜きます

 

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写真ー5 (踏んだり蹴ったりして)土を落とします

 

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写真ー6 病気の有無を確認して根を10~15㎝に切り詰めます

 

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写真ー7 (土がこぼれないように)鉢底にワラを敷きます

 

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写真ー8 鉢に3分の2ほど用土を入れます

 

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写真ー9 伝家の宝刀・マグアンプK

 

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写真ー10 マグアンプK投入(120~200g)

 

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写真ー11 かき混ぜます

 

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写真-12 根を広げて株を置きます

 

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写真ー13 用土を山盛り入れます

 

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写真ー14 鉢の縁に沿ってシャベルを入れて土を締めます

 

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写真ー15 鉢底をトントンと地面に打ちつけ、さらに土を締めます

 

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写真ー16 水を入れた大きなポリバケツに鉢を浸(つ)けます

 

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写真ー17 上からも水を注入します

 

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写真ー18 ブクブクと出る空気が落ち着くのを待ちます

 

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写真ー19 鉢をバケツから出して底から水を出します

 

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写真ー20 長繊維のピートモスを敷いて完了

 

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写真ー21 レッド広島

 

講習会テキストの写真は以上です。

 

今日はこの後、定期薬剤散布をする予定です。

また改めて記事をアップします。

10月3日 講習会を開催します!

現在、東日本の沖合を台風16号が通過中です。

暴風域が非常に大きな台風ですので、関東・東海の皆様の被害状況が大変気がかりです。

近畿地方は(というか、我が明石では)大した風も吹かず、平穏な一日でした。

 

本日、全国の緊急事態宣言・蔓延防止等特別措置が解除されましたので、明後日(10月3日)の「やさしいバラの育て方」講習会を予定通り、長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて開催いたします。

時間は14:00~16:00です。

今回は10~11月の手入れについてお話いたしますが、特に秋ばら開花までの作業とばら展の出品方法の話題が中心になると思います。

関西ばら会の会員様以外の皆様は、ご面倒ですがいつものように、花と緑と自然の情報センター(Tel. 06-6694-8788)にご予約をお願いいたします。

 

さて、例によって講習会テキストの写真を前もって貼っておきます。

今回は非常に画像が多いので、本日は10月分のテキスト写真を、明日は11月分のものを貼ることにいたします。

 

では、行きます。

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写真ー1

 

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写真ー2

 

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写真ー3 開花11~12日前

 

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写真ー4 開花8~9日前

 

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写真ー5 前:4~5日前 後:6~7日前

 

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写真ー6 開花3~4日前

 

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写真ー7 開花1~2日前

 

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写真ー8 切り頃(コンテスト当日・朝)

 

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写真ー9 枝直し1

 

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写真ー10 枝直し2

 

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写真ー11 花首の曲がり

 

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写真ー12 雨対策1

 

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写真ー13 雨対策2

 

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写真ー14 ゴムスビー

 

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写真ー15 三角袋に入れた状態

 

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写真ー16 水揚げ



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写真ー17 夜の水揚げ

 

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写真ー18 切り込みを入れた和紙

 

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写真ー19 切り込みに花首を入れる

 

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写真ー20 和紙の角をひねる

 

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写真ー21 包み終わった状態

 

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写真ー22 吸水したオアシス

 

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写真ー23 ステムを差し込む

 

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写真ー24 箱に入れた状態

 

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写真ー25 コンフィダンス

 

明日も21枚の画像を貼ります。

(今夜、これから画像をPCの中を探って、画像を拾い集めます。)

 

草取り……などなど

昨年来、絞り系の花を何種か栽培しています。

思えば私がまだ駆け出しのころ、コンテスト品種を栽培する前の時代には、かがり火やキャンディーストライブなど絞りのバラを数多く栽培していました。

コンテスト派に転向して以来、絞り系からは遠ざかっていましたが、この1・2年は原点回帰するように絞りの面白さを楽しんでいます。

今朝も2品種咲いていました。

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ザ・フラッシュ

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ジョージ バーンズ

咲く花の1輪1輪がすべて違う表情であるのが魅力です。

家内は「花弁が病気みたいだ」と言って、あまり好きではないようですが……

 

さて、本日の作業は「草取り」がメインでした。

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9月26日 草取り

ひどく茂っているわけではありませんが、この先コンテストが近づくといろいろな作業に追われますので、早めの措置です。

 

9月23日に挿し木したトゲナシノイバラは、いずれも葉が萎れることもなく今のところ順調です。

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9月26日 接ぎ木の台木になるかな?

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9月26日 スタンダード台木になるかな?

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9月26日 ウィーピング台木になるかな?

 

昨日もご覧いただきましたが、地植えの株たちは極めてエエ感じで新芽を伸ばしております。

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9月26日 地植え風景(南側)

手前はレッド広島(2株)、その奥はメルヘンケーニギンの「群れ」です。

いずれも我が家の一軍選手たちです。

 

……と調子の良いところをアピールするだけでは、あまり参考にならないかもしれません。

人さま(特にコンテスト関係者)にはあまりお見せしたくない実態も暴露します。

8月9日の台風9号による暴風で、鉢植え株が大きな被害を受けたことをお伝えしました。

鉢が転倒し、根鉢が崩れたり葉が吹き飛んだりした結果、樹勢が戻らずクロロシスも多発しています。

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9月26日 勢いのない鉢植えたち 1

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9月26日 勢いのない鉢植えたち 2

台風被害の後、一番困ったのは夏剪定の際に葉がなかったことでした。

無理をして、葉のない状態(春の剪定状態)で切ったところ、

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9月26日 無葉の夏剪定の結果 1

矢印部分に近づきます。

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9月26日 無葉の夏剪定の結果 2

親指ほどの太いシュートでしたが見事に枯れ始めました。

このような株は……実は10株以上あります。

剪定直後に長雨が続いたことも影響しているかもしれませんが、私としては久々の「大失敗」の剪定でした。

夏剪定の時、剪定個所に葉がない、あるいは無理に切ると葉がなくなるという場合は、秋の良花を諦めて樹勢の回復に努めることが何よりも大切……という教訓です。

こんなに太いシュートなら来春には良花を期待できたのに~~と、残念です。

 

また、9月12日「夏剪定完了」の記事でご紹介した同じような枯れ込み。

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9月12日の画像 再掲 1

これを矢印③で切り戻しました。

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9月12日の画像 再掲 2(矢印追加)

これだけ深く切り戻せばよかろうと思いましたが……

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9月26日 また枯れ込みました

なんと、また枯れ込みました。

その代わりに「再掲 2」の画像の下の矢印の芽が順調に伸びていましたので、そこまで再び切り戻しました。

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9月26日 再・切り戻し

同じ鉢植えでも風害を免れて葉が多く残り、剪定時にその箇所の葉を1枚むしり取る余裕のあった株の新芽の伸びは、順調そのものです。

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9月26日 順調に新芽が伸びる鉢植え

返す返すも「夏に葉を落とさないこと」の大切さを痛感しています。

 

*トゲナシノイバラの株をどのように入手するのか……という質問を頂戴しました。

9月23日の記事でも書きましたが、これは4~5月に我が家の株に発生した台芽を鉢上げしたものです。

普通は厄介者として発見し次第、台芽の発生箇所まで土を掘り下げて除去しますが、その時に白根が出ている台芽が時々あります。

細くて短い根が1本でもあれば高い確率で活着しますので鉢植え(ビニールポットでOK)してみてください。

秋には立派に成長し、次の春には房咲きの白い野バラが咲きます。

我が家では今年も何株か鉢植えになっています。

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9月23日 台芽の鉢植え

このように鉢上げして育てたトゲナシノイバラは、1月の切り接ぎの台木として基本的に根の部分のみ使用します。

台風16号は……東海上通過?

この時期、気象庁の台風情報やらデジタル台風やら米軍合同台風警報センター(JTWC)などの台風情報を確認するのが、朝夕の日課になっています。 

現在フィリピンの東海上にある台風16号(ミンドゥル)は、明日から明後日にかけて急発達して910hPaまで気圧が低下する予測とはいえ、日本の東海上・小笠原方面に進むという予報。

一時は紀伊半島をかすめる予測も出ていたので、ホッとしています。

 

秋晴れの一日、庭をうろつきながら採花したり芽掻きをしたり……あまり目立った作業はしていません。

 

まずは朝イチの採花です。

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9月25日 朝

ツルばらに枝変わり(株変わり)したザ・マッカートニー・ローズがエエ花を咲かせています(画像左側の5輪)。

 

剪定後の新芽の伸びは、剪定時に葉が多く残っていた地植え株では順調です。

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9月25日 1

 

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9月25日 2

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9月25日 3

 3の画像はシーアブリス、我が家の秋の「本命選手」です。

1ヶ月先のコンテスト出品の手の内を明かすことにはなりますが……剪定日時ピッタリ、新芽の生育も順調です。

 

また、9月4日、18日の記事でご紹介した「丸坊主になったオクトーバーフェスト」は、

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9月25日 オクトーバーフェスト

すべての枝から新芽が出ています。

コンテストレベルの花は望めないものの、近所へお配りするレベルの花なら咲きそうです。

 

9月5日「引き続き 夏剪定」の記事で剪定のサンプルにしましたレディーサワの本日の様子です。

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9月25日 レディー サワ

すでに本葉(5枚~7枚葉)が7枚(矢印①~⑦)生じ、ステムの長さは50㎝以上あります。

花が咲くまでにはまだ2週間以上かかりますので、ステムはこの先さらに10㎝以上は伸びます。

つまり10月15日ころのコンテストであれば、十分に出品できる花が咲いた可能性があります。

このステムには早くも蕾が乗っています。

側雷も3つほど見えましたので、除去しました。

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9月25日 側雷摘み前

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9月25日 側雷摘み完了

明日の天気がどうなるのかわかりませんので、夕方、薬剤散布を行いました。

今週も幸いなことに、特別なターゲットはありません。

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9月25日 薬剤散布

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……40cc 

ピノエースフロアブル(殺虫剤)……30㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄ 

水……100ℓ

新芽の葉がまだ十分に展開していませんので、既定の希釈倍率よりもやや薄い濃度で散布します。

電動噴霧器で薬をかけておりますと、小型の蛾(ヨトウガ?)が何匹か飛び立ちました。

ホソオビアシブトクチバの成虫も飛んでいます(翅の先の八の字が顕著に見えますので、見間違えることはありません)。

ちょっと薬剤散布の間が空くと、一気に新葉が食害される恐れもありますので、しばらくの間(3~4週間?)は週イチの殺虫剤散布が欠かせません。