関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

曇天のおかげで1日中作業ができました

朝からずっと曇り空で陽が射さず、ほぼ1日中、作業ができました。

 

まずは我が家の主力選手たちの芽の伸び具合です。

9月29日 「魅惑」たち

9月29日 「レッド広島」たち

9月29日 「手児奈」たち

9月29日 「シーア ブリス」たち

この「シーア ブリス」の中で、先週は、

9月23日 「シーア ブリス」の芽①

こんな感じだった芽が、今日はこれ。

9月29日 「シーア ブリス」の芽①

また、

9月23日 「シーア ブリス」の芽②

この芽は、今日は……

9月29日 「シーア ブリス」の芽②

 

剪定後の新芽がこのように伸びています。

そこで、先週は剪定後に伸びた芽が幼くて「ばら藪」の中に潜り込むと新芽を折る事故が起こりそうと思って躊躇したのですが、今日はばらの茂みに潜り込んで雑草退治をしました。

9月29日 雑草退治前①

9月29日 雑草退治後①

 

9月29日 雑草退治前②

9月29日 雑草退治後②

 

雑草を取り除くと、いろいろなトラブルが見つかります。

9月29日 カイガラムシ

これはスタンダードの接ぎ口近くですが、少しカイガラムシが着いています。

いつも通り、

マシン油乳剤

マシン油乳剤30~40倍液を塗布します。

マシン油乳剤塗布後

 

で、こんなカイガラムシ退治なら日常茶飯事ですが、今日はもっと厄介な相手を発見。

しかも3株です!

9月29日 テッポウムシ①

9月29日 テッポウムシ②

もう1株は面倒くさくなって写真も撮っていません。

で、退治の様子。

まずは大型のピンセットで、株元の柔らかくなっている部分を徹底的に突き回し、おがくず状のものを除去します。

テッポウムシ退治①

すると、矢印のような「深い穴」が見つかることがあります。

この穴の底に「ヤツ」がいるかもしれませんので、ピンセットでできるだけ突いて、刺し殺す(突きつぶす)ことを試みます。

テッポウムシ退治②

このパターンでは、「ヤツ」を殺せたかどうかの確認ができませんので、この穴にカルホス乳剤の原液をスポイトで注入しておきます。

カルホス乳剤

テッポウムシ退治③

 

寒い時期には以上の例のように「敵」は下に潜りお姿を拝見できないことが多いのですが、今の時期は上に上るパターンもよくあります。

テッポウムシ退治④

矢印部分を拡大すると、

テッポウムシ退治⑤

何となく刺しつぶすことに成功しているような気もするのですが、確信が持てませんので、この株にもカルホスを注入しておきました。

そして、これ!!

テッポウムシ退治⑥

黄色の円内は、

テッポウムシ退治⑦

とうとうヤツの姿を拝むことができました。

もちろん引っ張り出して記念写真……のはずでしたが、撮影しやすい場所に移動中、ピンセットからポロリ。。。姿が見えなくなってしまいました。

まあ、落ちたテッポウムシが再び株元に入り込むことはありませんので、この株に関しては確実に敵を退治できたという「勝利宣言」です。

というわけで、「テッポウムシ退治迷人(めいじん)」を自認する私ですが、今日は1勝1敗(穴にカルホス注入)1分け(刺しつぶせたか?)

 

そんなこんなで、夕方、定期薬剤散布。

9月29日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50㏄

コテツ フロアブル(殺虫剤)……35㏄

ディアナSC(殺虫剤)……35㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄ 

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

咲いた花にスリップスが目立ってきましたので、殺虫剤はスリップス対策を重視しました。

 

最後に今週の採花状況です。

9月24日

9月25日

9月26日

9月27日

9月28日

9月29日

 

というわけで、来週の日曜日(10月6日)は「やさしいバラの育て方」講習会です。

よろしくお願いいたします。

来週の日曜日(10月6日)は講習会です

本日は午後からお客さんが来宅しますので、昼前にこのブログを書いています。

 

まずはお知らせから。。。

来週の日曜日、10月6日は偶数月の第1日曜日ですので、例によって「やさしいばらの育て方」講習会を開催いたします。

場所と時間はいつもの通り、長居公園「花と緑と自然の情報センター」1Fセミナー室に於いて、午後2時~4時の講習です。

講習内容は10~11月の管理です。

秋花のシーズンですので、開花前後のステムや花の管理、病害虫対策、花後の施肥、コンテストへの出品方法などが中心です。

もちろん、ご質問やご相談は遠慮なくおっしゃってください。

例によって、会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、当日、会場でも受け付けます(教材費¥200をお願いいたします)。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

さて、秋花剪定の折に立派なステムが伸びていたHT種の何株かは「つなぎの花」を採花するために、剪定せずに放置してありました。

そんなHT種がポロポロと咲き始めています。

9月28日 魅惑

 

9月28日 千羽鶴

まだ夏花の名残で花弁数は少なめですが、この2~3週間はマンマイちゃん用のフロリバンダ種ばかりを見ていますので、高芯咲きのHTを改めて見ると「やはり(剣弁)高芯咲きのHTが美しい」と再認識している次第です。

いつも申し上げる通り、私自身は近年主流になっているクラシカルな花形の品種には魅力を感じません(私自身の好みを人様に押し付けるつもりは全くありませんが)。

栽培技術が如実に表れるという点においてもHT種の方が栽培して面白く、管理のし甲斐があります(と、私は思います)。

 

先週と同様に、今週も剪定後の芽の整理を続けています。

併せて、早めに剪定した(と言うか、正確には剪定が早すぎた)株には早くも蕾が乗っています。

9月28日 地植えの「ラ マルセイエーズ」

 

中には側蕾摘みを始めたステムまであります。

9月28日 「ラ マルセイエーズ」側蕾の整理前

9月28日 「ラ マルセイエーズ」側蕾の整理後

 

9月28日 「咲華都(さかと)」側蕾の整理前

9月28日 「咲華都(さかと)」側蕾の整理後

 

ただし、伸びたステムの頂上がブラインド(蕾が乗らない枝)になっている場合があります。

9月28日 ブラインド枝

健全な芽の部分まで切り下げておけば、12月以降に「名残の花」を採花できる可能性があります。

9月28日 ブラインド枝の処理

 

8月17日に大変遅い「梅雨明け剪定」をしたツルばらが盛んに咲いています。

9月28日 ザ マッカートニー ローズ(枝変わり)

咲いてはいますが、直立させたツル枝の先端に1輪ずつ咲いている花ですので、7月までの「懸崖づくり」のような賑やかさはありません。

 

定期薬剤散布は明日の夕方を予定しています。

「今朝の秋」は立秋ですが……

俳句の世界で「今朝の秋」と言えば立秋の日(8月7~8日)の朝の秋めいた感じを詠む季語ですが、今朝はまさに1ヶ月半遅れの「今朝の秋」を実感しました。

明石の今朝の気温は20.9℃、最高気温も28.5℃で、やっと秋が到来したと言えそうです。

明日からはまた最高気温が30℃を越える真夏日の予報ですが、最低気温は25℃を下回り、熱帯夜からは解放されそうです。

 

今日は北風が強かった(14:50に15.7m/sec)ものの、爽やかな秋空が広がりました。

9月23日 ドンファン(赤)

朝にはいつも通りフロリバンダ種を中心に採花できました。

9月23日 朝

 

3連休最終日になりましたが、伸び始めた芽の整理を続行しています。

芽の整理前①

芽の整理後①

 

芽の整理前②

芽の整理後②

 

芽の整理前③

芽の整理後③

 

昨日は、我が家のコンテスト主力選手の「シーア ブリス」たちの芽の伸びが遅れていると書きました。

近づいてみると、こんな感じです。

9月23日 シーア ブリス①

9月23日 シーア ブリス②

9月23日 シーア ブリス③

関西ばら会の秋のコンテスト「大阪ばら展2024」は10月25日(金)~27日(日)の開催ですので、ちょうどその頃、エエ具合に開花しそうな予感がします。

本来は10月20日前後の開花を目指して剪っているのですが。。。

 

芽の整理が終わっていなかった一角も、本日、作業を終わらせました。

9月23日 コンフィダンス+シージャックの群れ

 

夕方、定期薬剤散布をしました。

9月23日 定期薬剤散布

夕日が傾いてからの写真で、見にくくてスンマヘン。

今日のレシピは、

トップジンM(殺菌剤)……50g

オルトラン水和剤(殺虫剤)……60g

プレオ フロアブル(殺虫剤)……60㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……80㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……20㏄ 

アプローチBI(展着剤)……80㏄

水……80ℓ

先週に引き続き、新芽が多いため規定倍率よりもやや薄目で、かつ葉数が少ないので通常の100ℓではなく80ℓの散布で十分でした。

 

2週連続の3連休が終わり、明日からは普通の出勤状態に戻ります。

早めに剪定した株の芽は、今週中に「高度成長期」を迎え、1日に5~8㎝も伸びる時期に入ると思います。

今週末の庭は、伸びた新芽で赤色が多くなるでしょう。

わずかなお湿り……のみ

期待していたお湿りは1時間足らず、お情けに降ってくれた……という程度で終わってしまいました。

カラカラに乾いた我が家の「ばら藪」を十分潤してはくれませんでした。

とは言え、大雨に見舞われた能登の方々のことを思えば、「ばら藪」の乾燥など戯言(たわごと)に過ぎません。

 

3連休中日の本日は雨を予想していましたので、本格的な作業は予定していませんでした。

その代わり、午前中は家内のアッシー君になって買い物、午後は行きそびれていた映画(クレヨンしんちゃん)を観てきました。

(しんちゃん映画は20数年間、毎年欠かさず観に行っています。)

 

というわけで、今日は庭の様子のみご覧ください。

まずは秋花剪定後、順調に芽が伸びている株たちです。

9月22日 ローラなど

 

9月22日 魅惑たち

 

9月22日 手児奈たち

 

一方、余り芽の動いていない連中です。

9月22日 シーアブリスたち

 

9月22日 みつえさんたち

 

お彼岸になっても一向に引く気配のない残暑(炎暑?)の中、剪定の時期に関する過去のデータが全く役に立ちませんので、毎日が試行錯誤・手探り状態の管理が続きます。

中には、超遅咲きゆえ9月1日に剪定をした「ラ マルセイエーズ」などは、

9月22日 ラ マルセイエーズ①

すでにステムが40㎝ほど伸びて、

9月22日 ラ マルセイエーズ②

先端部には小さな蕾が乗って、側蕾も出始めています。

いかに超遅咲きとはいえ、この高温の続く中で9月1日の剪定は早過ぎたようです。

 

剪定をしていないフロリバンダ種が毎日少しずつ「マンマイちゃんの花(仏壇花)」を供給してくれます。

9月22日 フロリバンダ種①

 

9月22日 フロリバンダ種②

 

9月22日 採花

 

まだ芽の整理が終わっていない一角があります。

9月22日 新芽の未整理地帯

明日は天気も回復しそうですので、こいつらの芽の整理をする予定です。

芽の整理に追われています

迷走に迷走を重ねた台風10号(サンサン)に続いて、台風14号(プラサン)も変な動き方をしています。

上海からそのまま西進するかと思いきや、Uターンして韓国南部に立ち寄って温帯低気圧になって明日の未明には隠岐の島に達する予想になっています。

秋雨前線を刺激して、能登半島にはすでに線状降水帯もできている模様。

明日にかけて各地で大雨に警戒が必要とのこと。

皆様、十分ご注意ください。

 

とはいうものの、当地明石では梅雨明け以降、まとまった雨が全く降っていません。

京都や大阪で夕方に猛烈な豪雨になった日が何日かありましたが、明石ではパラリとも降っていません。

正直なところ、今夜から明日にかけての雨はありがたい恵みの雨になるはずです。

 

9月1日から16日までの半月間で剪った枝の芽の多くが順調に動いています。

剪定後の芽の整理①

上の画像は鉛筆ほどの太さのステムで伸び始めた芽ですが、放置すると箒(ほうき)状に茂って「共倒れ」になってしまいます。

鉛筆程度の太さのステムならば、1芽(黄色の円内)に絞ることが必要です。

剪定後の芽の整理②

一方、芽の整理が遅れてしまい、良芽が複数伸びている場合は悩みます。

剪定後の芽の整理③

ガーデン派で多くの花を楽しみたい場合は、このまま2輪咲かせるのが良いでしょう。

しかし私はいつも申し上げる通り「100輪のきれいな花よりも、1輪のコンテストで勝てる花が欲しい」という栽培をしていますので、迷わずに勢いの良い方の1芽だけを残します。

剪定後の芽の整理④

 

また、下葉を落としていた株は折り曲げ剪定をしてあります。

折り曲げ剪定 その後①

折り曲げた先の葉がこの数日の猛暑のため枯れ始めました。

芽を観察すると、

折り曲げ剪定 その後②

芽は順調に伸び始めていますので、折り曲げた部分をカットします。

折り曲げ剪定 その後③

折り曲げ剪定 その後④

この後の伸び・充実に期待します。

こんな芽の整理の作業をこの3連休で進めるつもりですが、明日は午前中まで雨の予報。

果たしてどれほど作業ができますことやら。

 

今週の採花状況です。

9月17日

 

9月18日

ツルばらの「梅雨明け剪定」を遅れに遅れて8月17日に行いました。

ツルばらと格闘しました - 関西ばら会 (hateblo.jp)

あれから1ヶ月、そのツルばらが咲き始めています。

バケツの中のピンクが「ザ マッカトニーローズ」の枝変わり、赤は「ドンファン」です。

 

9月19日

 

9月20日

 

9月21日

今朝も枝変わりの「ザ マッカトニーローズ」がたくさん咲いていました。

 

台風14号(プラサン)はすでに温帯低気圧になったようです。

明石には強風注意報が出ていますが、南西の風15m/sec の予報です。

暴風であれば塩害の出る最悪の風向ですが、今回は全く心配不要だと思います。

それよりも程よい「お湿り」になることを願っています。

「秋花剪定」終わりました

明日は中秋の名月だというのに、今日も真夏並みの猛暑。

残暑ではなく盛夏がずっと続いているような9月です。

9月1日にスタートした今年の「秋花剪定」ですが、本日、鉢植え株をすべて剪り終わり、これで剪定作業は完了です。

9月16日 鉢植え①

 

9月16日 鉢植え②

 

尋常ではない残暑が続くという予報を信じて、例年なら9月10日ころに完了する「秋花剪定」を、平均的に約1週間遅く実施した次第です。

昨年は9月10日に終了、

秋花剪定終了しました - 関西ばら会 (hateblo.jp)

一昨年は台風の襲来を前に9月4日に急遽剪定を終わらせているようです。

秋花剪定 一気に終わらせました - 関西ばら会 (hateblo.jp)

前にも書きましたが、我が家では10月20日前後に咲く秋花が最も美しいと思っています。

その10月20日に咲くことを想定して「秋花剪定」をしていますが、今日剪った株が10月20日に開花したとすれば、剪定~開花までの所要日数はわずかに34日ということになります。

私が日本ばら会の「ばらだより」に1年間の連載で記事を書いたのは2007年でしたが、その記事執筆に先立って、2006年には剪定~開花までの所要日数を克明に観察し記録してありました。

2006年も猛烈な台風の直撃が予想されていたため、地植え(9月3日剪定)、鉢植え(9月4日剪定)それぞれ一挙に剪定を実施した年でした。

次の[別表]は地植え株(左)・鉢植え株(右)に分けて、開花日と所要日数をまとめてあります。

(旧版の「やさしいばらの育て方」講習会テキストにも掲載しています。)

 

[別表]   剪定日:地植え=9月3日  鉢植え=9月4日

品 種 名

地植え開花日

所要日数

鉢植え開花日

所要日数

あけぼの

 

 

10月22日

48日

杏里

 

 

11月5日

62日

エリザベス ハークネス

 

 

10月15日

41日

香久山

10月20日

47日

10月16日

42日

ガーデン パーティー

10月17日

44日

10月14日

40日

キャプテン ハリー S

 

 

10月26日

52日

金閣

10月31日

58日

 

 

クリスチャン ディオール

10月20日

47日

10月16日

42日

化粧阪

 

 

10月12日

38日

コルデス パーフェクタ

 

 

10月27日

53日

ゴールデン ハート

10月31日

58日

 

 

コロラマ

 

 

10月12日

38日

コンフィダンス

10月14日

41日

10月14日

40日

サンティー

10月26日

53日

 

 

シェアーブリス

10月24日

51日

 

 

シージャック

10月15日

42日

10月13日

39日

写楽

10月23日

50日

10月20日

46日

ストリーム

 

 

10月13日

39日

清涼殿

 

 

10月21日

47日

千羽鶴

 

 

10月16日

42日

衣通姫

10月7日

34日

10月5日

31日

ダイアナプリンセス of W

 

 

10月25日

51日

大文字

 

 

10月20日

46日

高雄

10月4日

31日

10月1日

27日

ダブル ディライト

 

 

10月15日

41日

玉響(たまゆら

 

 

10月18日

44日

丹頂

10月26日

53日

 

 

デイム 和子

 

 

10月18日

44日

手児奈

10月26日

53日

10月24日

50日

トップ モード

 

 

10月20日

46日

ドリー パートン

 

 

10月15日

41日

ナルチッセ

 

 

10月12日

38日

熱情

10月23日

50日

 

 

ノービー

 

 

10月20日

46日

白秋

10月17日

44日

10月15日

41日

パスカリ

10月23日

50日

 

 

初雁

 

 

10月12日

38日

パパメイヤン

 

 

10月3日

29日

ピアニシモ

10月22日

49日

10月22日

48日

ビクターボーグ

10月23日

50日

 

 

ビッグチーフ

 

 

10月20日

46日

卑弥呼

 

 

10月15日

41日

ヒロシマ スピリット

 

 

10月17日

43日

ピンク ラスター

10月19日

46日

10月9日

35日

武州

11月18日

76日

11月3日

60日

プライマリー ポエム

 

 

10月28日

54日

ブラック ティー

10月21日

48日

 

 

ブランシュ マルラン

 

 

10月19日

45日

プリンセス ド モナコ

10月22日

49日

 

 

ブルー シャトー

10月26日

53日

10月23日

49日

ブルー ムーン

 

 

10月20日

46日

ブルグント81

11月10日

68日

 

 

フルトン マッケイ

 

 

10月28日

54日

ヘンケル ロイヤル

 

 

10月26日

52日

ポットン ヘリテイジ

 

 

10月23日

49日

ホワイト エレガンス

 

 

10月17日

43日

舞扇

11月3日

61日

 

 

マグレディス アイボリー

 

 

10月15日

41日

マグレディス イエロー

 

 

10月5日

31日

正雪

 

 

10月27日

53日

マダム ヴィオーレ

10月22日

49日

10月21日

47日

マダム サチ

 

 

10月22日

48日

マダム シズコ

 

 

10月16日

42日

ミス ひろしま

 

 

10月16日

42日

ミシェル メイヤン

10月17日

44日

10月15日

41日

都大路

10月26日

53日

10月20日

46日

みやび

 

 

10月15日

41日

魅惑

10月19日

46日

10月17日

43日

メルヘン ケーニギン

 

 

10月15日

41日

もみじ狩り

 

 

10月8日

34日

モンシェリ

10月8日

35日

 

 

レッド ヒロシマ

 

 

10月16日

42日

楽園

 

 

10月12日

38日

ラ マルセイエーズ

11月8日

66日

11月1日

58日

レディー ラック

レモン エレガンス

 

10月18日

 

45日

10月16日

 

42日

 

ロイヤル ハイネス

 

 

10月8日

34日

ロージ クリスタル

 

 

10月24日

50日

ローズ オオサカ

 

 

10月13日

39日

ローラ

10月28日

55日

 

 

ロクレア

 

 

10月22日

48日

 

疾うの昔に「サヨナラ」して、今では我が家に居ない品種も多いのですが、それぞれ40日~50日かかって開花しています。

わずか20年足らず前ですが、当時はまだ地球温暖化がまだ顕著ではなかったようで、「正常なばら栽培」ができていた時代ですね。

 

そして、本日朝に採花した花たち。

9月16日 朝

HT種は剪定で蕾を全部切り落としてしまいましたので、10月中旬まで花がありません。

しばらくの間はフロリバンダ種の花をマンマイちゃんに供えます。

(とは言うものの、実はコンテスト用にならないHT種〈パスカリやカリーナなど〉と、7月のべと病騒動で葉を落とした株は剪定していませんので、今後もポロポロとは咲きます。)

 

真夏並みの猛暑が続いているにもかかわらず、どこかに秋が来ているのでしょう、雑草が元気になり始めています。

9月16日 雑草

ただし、雑草抜きはしばらくの間しないことにします。

剪定後の新芽が伸び始めている株もあるため、株間に潜り込んで草抜き作業をすると、うっかり体が触れて新芽を折ってしまう「悲しい事故」が必ず起こります。

しばらくの間(3週間ほど)は「ばら藪」の中に入り込まないようにします。

(新しいパソコン、ちょっとだけ慣れてきました。)

PCのアプリがわからん……

今日も午後10時~午後3時にかけて、パソコンの設定で苦しみました。

今夜は新しいPC でこの記事を書いています。

 

新しいPCは写真画像に関するアプリの仕様がすっかり変わっていて、画像取り込み・確認・画像処理の仕方が旧パソコンと変わりましたので、昨日に続き、四苦八苦しています。

特にいつも画像を処理している「ペイント」の仕様・画像表示がエラク変わってしまっており、苦労しています。

そんな状況ですので、本日のブログはいつもの倍以上の時間がかかっています。

 

人間様の苦労を関知しないばらさん達は、相変わらず能天気に咲き続けています。

9月15日 裁可



昨日来、鉢植えの「秋花剪定」をやっています。

9月15日 剪定が完了した鉢植え①

 

9月15日 剪定が完了した鉢植え②

 

毎度申し上げる通り、私はフロリバンダ種は剪定せずに咲かせ続け「マンマイちゃんの花(仏壇花)」にします。

9月15日 フロリバンダ種の群れ

 

残りの鉢植えHT種の剪定は、明日夕方を予定しています。

1日違いの剪定でどれほど開花のタイミングがずれるのか、チョット興味かあります。

 

9月1日に剪定した枝の芽たちは、確実に伸びています。

9月15日 「ラ マルセイエーズ」の新芽

しかし、多くの枝で上部の2~3芽が動いてしまっています。

そんな場合は、取り2芽以下の芽をすべてかき取ります。

2芽動いた枝

芽欠き完了

 

3芽動いた例

処理後

 

通常は一番上の芽が勢い良く伸びますが、中には2番目の芽の方が勢いのある場合があります。

2段目の芽の方が勢いの良い例

この場合は上の芽を切り落として、2番目の芽に期待します。

1段目切り落とし後

 

また「節(ふし)」で剪定した場合は、たくさんの芽が伸びてきます。

「節」から出た芽

一番勢いのある1芽だけ残して、他はかき取ります。

芽を1つに絞る

 

逆に、剪定後10日程度経過しても全く動かない芽があります(剪定後、葉をむしり取る手間をサボった枝です)。

動かない芽

こんな状態が長く続くようであれば、一番上の葉をむしり取って、芽に刺激を与えます。

葉をむしってみる

 

折り曲げ剪定をした枝も、芽が動いています。

折り曲げ剪定後に伸び始めた芽

この芽がある程度伸びれば、折り曲げた部分をカットします。

9月1日の記事で折り曲げ剪定のサンプルにした「武州」は、すでに上部を切り捨てました。

折り曲げ剪定した「武州

 

そんな中、芽の奇形を見つけました。

奇形の芽

本来は葉の付け根の上にあるべき芽が、これは葉の付け根の下にあったようです。

 

そんなこんなで、夕方に定期薬剤散布をしました。

9月15日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……30㏄

コディアナSC(殺虫剤)……20㏄

アファーム乳剤(殺虫剤)……70㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……80㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……20㏄ 

アプローチBI(展着剤)……80㏄

水……80ℓ

剪定が進み葉の枚数が減っていますので、本日は80ℓ の散布で間に合いました。

また、早めに剪定した株からは新芽が伸びていますので、薬害が出ないようにやや薄目で散布しました。

 

早く画像処理のアプリに慣れなければ……本日のブログは、とんでもなく時間を要しました。

パソコンの設定に四苦八苦しています

8年間使い続けていたパソコンが、6月以降駄々をこねるようになっていました。

以前は仕事で原稿を書いたり資料を作成したりで、片時もパソコン無しでは過ごせませんでした。

しかし現在の仕事に変わってからは情報管理が非常に厳しい職場ですので、逆に自宅のパソコンでは仕事関係の作業が一切できません。

したがって不調のパソコンでも騙し騙し使えるうちは使いたいのですが、それでも突然起動しなくなったりデータが飛んだり……という事態は避けたいので、思い切って今週初めに新調した次第です。

んが、120%文系頭の初老の老人にはパソコン用語は完全に「宇宙語」ですので、昨日から本格的に始めた引っ越し及び設定の作業に狼狽(うろた)えています。

3連休のうちには新しいパソコンに乗り換えたいのですが、果たしてどうなることやら。。。

今日の記事は、古いパソコンで書いています。

 

週の半ば(11日・水曜)に有給休暇が取れましたので、地植え株の剪定を進めており、最早咲きの「そどおり姫」「モンシェリ」「パパメイヤン」「高雄」などは、本日剪定を終了いたしました。

9月14日 地植え株①

 

9月14日 地植え株②(シーアブリスの群れ)

 

9月14日 地植え株③

 

しかし、鉢植えは超遅咲き品種(アンペラトリスファラー・ラマルセイエーズなど)と遅咲き品種(手児奈・写楽・狭山路など)の剪定は終わっていますが、大半の株の剪定は明日・明後日の予定です。

9月14日 鉢植え株①

 

9月14日 鉢植え株②

 

2週間前に剪定のモデルにした鉢植えの「アンペラトリス ファラー」ですが、剪定の最後に葉をむしった株は、

9月14日 アンペラトリス ファラー①

黄色の円内のように順調に芽が伸びています。

一方、葉をむしらすに放置した株は、

9月14日 アンペラトリス ファラー②

9月14日 アンペラトリス ファラー③

ご覧の通り、赤色の円内の芽の伸びは遅れています。

くどいのですが、秋花剪定後、確実に芽を動かすためには「葉をむしり取る作業」を行うことをお勧めします。

逆に芽の動き出しを遅らせたい時には、葉をむしらずに放置します。

 

この1週間の採花状況です。

剪定が進むにつれて採花数が減っていく……はずでしたが、鉢植えの剪定が終わっていませんので、まだまだ夏花が咲いています。

9月9日

 

9月10日

 

9月11日

 

9月12日

 

9月13日

 

9月14日

 

一時期は姿を消していたオオタバコガですが、この1週間の猛烈な残暑のため、また産卵から孵化までの日数が短くなったようで、被害が目立つようになりました。

9月14日 オオタバコガの被害

明日の夕方に定期薬剤散布をする予定ですが、オオタバコガ対策がメインになりそうです。

また明日は、本格的に鉢植え株の秋花剪定を行います。

丸一日ばらの奴隷になりました

本日、明石の最高気温は午後1時45分に32.1℃だったようです。

大阪市内の35.4℃、京都の35.3℃の猛暑日に比べたら多少はマシかもしれません。

昨年のブログを見ると「秋花剪定」は9月2日スタート、

秋花剪定開始 - 関西ばら会 (hateblo.jp)

終了は9月10日。

秋花剪定終了しました - 関西ばら会 (hateblo.jp)

その結果、秋花は10月4~7日頃から良花が咲いています。

HT種が咲き始めました - 関西ばら会 (hateblo.jp)

 

今年は去年以上に残暑が厳しく、かつ長引くと予報している気象関係者さんが多いようです。

そこで今年の秋花剪定は9月1日に剪り始めはしましたが、地植えの剪定のピークは今日(9月8日)とし、14日に完了の予定。

鉢植えは、無理やり有休をとって11日をピークとして、16日完了……という予定です。

というわけで、本日は我が家の主力選手のシーアブリスから剪り始めました。

「シーア ブリス」剪定前

長いステムは2.5m以上の「上空」に達しています。

「シーアブリス」剪定後①

「シーアブリス」剪定後②

例年ならば、2.5~3mに伸びた枝を、脚立に上って2m位に剪定するのですが、今年は先々週に台風対策として2m程度に剪り下げてありました。

それが「予備剪定」代わりになり、今年の剪定位置は1.5~1.8m程度と「大人しい高さ」になっています。

この高さまで剪り下げて、果たして花に如何なる影響が出るか……この秋の実験です。

ただ株元50㎝程度のところに何となく違和感が……

「シーアブリス」株元の違和感

お分かりでしょうか?

左の直立している枝の下方右側。。。

横に回ると、

「シーア ブリス」のカイガラムシ

無理やり裏側を覗くと、

「シーアブリス」のカイガラムシ

薬剤散布の際に直接薬剤のかからない「裏側」が白くなっていました。

大急ぎでマシン油乳剤の40倍液を塗布しました。

マシン油乳剤

暑い夏の間は案外カイガラムシの活動が活発です。

「ご高齢」の株をお持ちの皆さんは、薬が掛からない側の様子を時々観察してください。

 

また、地面に生い茂っている雑草を抜いたところ、

ゴマダラカミキリ♂の死骸

ゴマダラカミキリの死骸がありました。

ヒゲが体長の2倍近くありますのでオスです。

メスであれば近辺の株に産卵していないか(株元から大鋸屑が出ていないか)今後も注意しなければなりませんが、まあオスですので放置です。

ただし、ゴマダラは大概「夫婦連れ」で来ますので、やはり近辺の株の根元には一応注意して、今後も大鋸屑の有無を確認しなければなりません。

午後はひたすら鉢植えの施肥。

細枝の整理をしながらの作業ですので、なかなか捗(はかど)りません。

 

9月に入っても採花を続けています。

9月1日

 

9月2日

 

9月3日

 

9月4日

 

9月5日

 

9月6日

 

9月7日

 

9月8日

 

ずっとバケツ2杯分の花を採花してきましたが、剪定が進むと花数がぐっと減ります。

HT種の剪定が終わる来週以降は、マンマイちゃん用(仏壇花)のフロリバンダ種だけになります。

 

海風の入る明石は関西の中では気温が低い場所とは言え、真夏日の炎天下で丸一日作業をすると、さすがに夕方にはヘロヘロになりました。

んが、本日の最後の作業は定期薬剤散布。

9月8日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50㏄

コテツ フロアブル(殺虫剤)……30㏄

サイアノックス乳剤(殺虫剤)……100㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄ 

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

剪定が終了して葉の数が減ると、散布量が80ℓで済むのですが、今日はまだいつも通りの100ℓです。

また、剪定直後は新芽がありませんので、薬剤の濃度を多少上げる(濃くする)人もいますが、我が家はマンマイちゃん用のフロリバンダ種が咲き続けますので、濃度を上げることは出来ません。

 

というわけで、今週の中ごろに1日有給休暇を取って、また「ばらの奴隷」になります。

「秋花剪定」継続中

今日は二十四節気の白露ですが、京都や奈良といった内陸部の盆地では猛暑日だったようです。

明石も暑い一日ではありましたが、アメダスによると昨日も今日も最低気温は25℃を下回って熱帯夜ではなく、最高気温も31℃代にとどまっています。

現在、17:27ですが明石のアメダスは28.8℃。

ちなみに大阪市内は33.2℃、京都市内は34.6℃になっています。

 

さて、9月1日にスタートした「秋花剪定」ですが、本日の段階で地植えの超遅咲き~遅咲き品種まで作業を終えています。

9月7日 地植え①

9月7日 地植え②

いずれも黄色の枠内が剪定済み、赤色の枠内が未剪定の株です。

地植え株に関しては、明日、開花期が標準的な品種を剪ることを予定しています。

鉢植えは地植えに比べて短期間で咲きますので、同一品種であれば2~3日程度遅く剪定します。

ただ剪定前後に「今年最後の置き肥」をするのが良いと思います。

9月7日 鉢植えの施肥

剪定した芽が伸び始めてから施肥しますと、芽が伸びる過程で肥料の効き具合が変わってしまいますので、ステムの葉と葉の間隔が不揃いになったり、葉の大きさが途中で変わるという不細工な枝姿になります。

剪定後3週間ほど経過すると、ステムが1日で5~10㎝も伸びる「急成長期」が5日~1週間程度続きます。

その時に肥料が最も効いているのが理想ですので、剪定の前後5日の間を目安に施肥します。

私は例によってレバープランツの「ボカシ大粒」を、8号鉢には6個ずつ、10号鉢には10個ずつ与えることにしています。

5月末から1ヶ月に1回行っていた鉢植えへの施肥は、これが最後です。

9月中旬以降に肥料を与えると、10月中旬に開花する秋花に悪影響(花芯の乱れ・発色の悪さなど)が出ます。

ただし、花の発色をよくするために施すリン酸主体の薄い液肥は、開花直前まで続けてもかまいません。

(私は液肥を与えることが面倒くさいので、定期薬剤散布の時に微量要素剤を混合して葉面散布をしています。)

 

先週、折り曲げ剪定をした「武州」の芽が膨らんでいます。

9月7日 折り曲げ剪定した芽

折った時は こんな様子でした。

9月1日 折り曲げ剪定

 

また、9月1日の記事で剪定のサンプルにした鉢植えの「アンペラトリス ファラー」の芽も動いています。

9月7日 アンペラトリス ファラー①

私は剪定した位置の葉をむしり取って「芽を丸裸にする」ことにより、芽の動きを促す……と毎回書いております。

葉をむしり取ってない部分の芽は、

9月7日 アンペラトリス ファラー②

同一品種とは言え、剪定した個所の条件が全く違いますので、この2枚の写真を比較するのは全く意味がないかもしれませんが、とにかく葉をむしった部分の芽は確実に動き始めています。

明日も剪定三昧の一日になりそうです。