関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

秋花剪定を始めました

今日も関東・東海地方には線状降水帯の予報情報が出ています。

伊豆諸島ではすでに記録的な大雨になっているようです。

先週の北陸地方やお盆の千葉県のような被害が出ないことを祈っております。

 

今日の明石は午前中から雨が降り始めるという予報でしたが、14時現在、曇り空ではありますがまだ雨の気配はありません。

さて、昨日(5日)から今年の「秋花剪定」を始めています。

15年ほど前までは8月28日頃から剪り始め、9月5~7日頃がピークだった剪定ですが、地球の気候がすっかり変わってしまい、最近は1週間遅れの作業日程で実施しています。

毎年「秋花剪定」の要領をご紹介しております。

昨年2025年は理想的に葉が付いている「八甲田」の剪定を詳しく書いております。

本格的に剪定を開始しました - 関西ばら会

2024年は「アンペラトリス ファラー」をサンプルにしました。

「秋花剪定」始めました - 関西ばら会

2023年はちょっと困った株として2パターンをサンプルにしています。

まずはシュートの出なかった「ラディアント パヒューム」です。

ブログ版・秋花剪定(その1) - 関西ばら会

次は葉がほとんど残っていない「ビッグ パープル」と「ユートピア」。

「ユートピア」に関しては「折り曲げ剪定」を行っています。

ブログ版・秋花剪定(その2)問題児編 - 関西ばら会

2022年は「ラ マルセイエーズ」がサンプルです。

秋花剪定を始めました - 関西ばら会

また併せて「レッド広島」の例もご覧いただいています。

(番外編)シュート枝の秋花剪定 - 関西ばら会

2021年は「レディーサワ」がモデルになっています。

引き続き 夏剪定 - 関西ばら会

 

いずれをご覧いただいても詳しい説明をしておりますので、今年はあっさりと復習をいたします。

今年のサンプルは2024年に続いて10号鉢の「アンペラトリス ファラー」ですが、前回とは違う株です。

超遅咲き品種で、秋は剪定から開花まで55~58日程度必要です。

剪定前①

シュートの出にくい品種ですが、今年は6月中旬に太いベーサルシュートが1本出ました(矢印)。

そのシュート枝は、

剪定前②

遅咲き品種ゆえシュートピンチのタイミングも遅め遅めとなり、現在3段目(矢印の水色部分)の頂上に花が咲き、その部分が「箒(ほうき)状」になっています。

剪定箇所はその3段目ではまだ枝が固まっていませんので、すぐ下の2段目(矢印の赤色部分)で剪ります。

その2段目(矢印の赤色部分)の芽を上方から確認します。

剪定箇所の芽①

2段目から3段目への「節(ふし)」の部分(黄色円内)で剪ることも可能ですが、それより下にも多くの葉がありますので、「葉のある箇所で剪る」という教科書通りの剪り方にします。

上の写真の赤色円内は芽を摘んであります。

その下の水色円内には「ふっくらと膨らんだ良芽」が見えています。

念のためその下の芽も確認します。

剪定箇所の芽②

水色円内の芽(この写真では芽が見えていません)の下の紫色円内の芽、さらに下の緑色円内の芽も「ふっくらと膨らんだ良芽」です。

つまり、この紫・緑の芽で剪定しても良いのですが、下方の芽で剪ると開花までの時間がより長くかかる上に、切り落とす部分の葉の枚数が多いと株に与えるショックも大きくなりますので、今回は水色円内の芽を剪定箇所としました。

剪定箇所は、「春は下から良芽を探し、秋は上から良芽を探す」というのが鉄則です。

剪定実施①

水色円内の芽で切りました。

残りの枝はこの剪定箇所を基準にして、凡そ高さを合わせて良芽のすぐ上で剪ります。

剪定実施②

剪定前の半分以下の高さになりました。

通常はこれで剪定終了ですが、葉が豊富に残っている株であれば最後の仕上げを行います。

剪定の仕上げ①

剪定の仕上げ②

毎度申し上げる通り、私は剪定箇所の葉をむしり取ってしまいます。

そうすることが芽に対する刺激となって、確実に芽が動き始めます。

葉をむしり取らない芽は、場合によっては眠ったまま動かないこともあります。

蛇足ながら、以下は剪定箇所とすることのできない芽の例です。

剪定箇所にできない芽①

すでに動き始めていて、2~3㎜伸びています。

この芽のすぐ下の芽で剪るか、それでは葉が少なくなってしまう場合は、上の「節」の部分で剪ります(この画像の「節」にも複数の芽が見えています)。

また、

剪定箇所にできない芽②

芽が茶色く変色しています。

すぐ下に「ふっくらと膨らんだ芽」が見えていますので、迷わず下の芽を剪定箇所にします。

 

昨年は「長く続く」と予報された残暑を恐れて剪定時期を遅らせ、完了が9月21日になりました。

その結果、10月24日スタートの「大阪ばら展2025」に開花が間に合わないという失態を犯しました。

今年も残暑が長引くという予報が出ていますが、昨年よりは早めに剪定するつもりです。

地植えの剪定は「ばら作業休暇」を取って9月10~12日頃を、鉢植えは12~14日頃をメインにする予定です。

その時までが年間で一番樹高の高い時で、台風には来てほしくない期間です(もちろん常時「お断り」なのですが)。

9月6日 地植え①

 

9月6日 地植え②

この一帯は下葉がごっそりと落ちています。

 

9月6日 地植え③

 

9月6日 地植え④

 

9月6日 地植え⑤

 

9月6日 地植え⑥

ツルばらが高く繁っています。

台風接近の予報があればツル枝をしっかりと結束する必要があります。

 

9月6日 鉢植え①

 

9月6日 鉢植え②

 

9月6日 鉢植え③

 

9月6日 鉢植え④

 

11日(金)が「二百二十日」で台風の厄日ですが、今年は当てはまる台風がなさそうです。

ただし地球の気候が変わってしまった昨今は「二百十五日」と「二百二十五日」が危ない……と言う気象予報士もいらっしゃいますが、いずれにしても台風の来襲が気になる期間です。

 

今朝は2回に分けて採花しました。

9月6日朝 採花①

9月6日朝 採花②

採花途中でご近所に貰われていった一群がありましたので、写真が2枚になりました。

今日の花の中で目立ったものを少しだけ並べます。

9月6日 「ピンク ラスター」①

9月6日 「ピンク ラスター」②

暑い時期にも花弁数が多く、艶のある花を見せてくれます。

 

9月6日 「南の関」

昨日もご覧いただきましたが、左側の4輪は1本のシュート枝の先端の「箒状」になった房です。

4輪すべてが違う花になっているのが面白い。

特に左下の1輪は先祖返りして「フロージン82」に戻っています。

 

9月6日 「ザ フラッシュ」

こちらは年間を通して安定した絞りを見せてくれます。

ただし樹勢が弱く、いつ枯れるか……とヒヤヒヤしています。

 

9月6日 「みつえ」

 

9月6日 「パスカリ」

 

9月6日 「クイーン バガテル」

 

今週半ばから「秋花剪定」を本格的に始めます。

来週以降10月中旬までHT種の花が無くなりますが、その間はフロリバンダ種が「つなぎ役」を担ってくれます。

ただし天気予報を見ると、今週はずっと傘マークが付いています。

が、「秋花剪定」は雨が降っても構わずに行わなければなりません。

剪定日が1日違うと開花が3~4日変わります。

日本ばら会の全国大会が毎年開催されていた当時(2010年頃まで?)は、コンテストの日程に合わせて「開花させる」ことに執着していましたが、今はコンテスト期間中に「開花した」ものを出品しています。

コンテスト日程に合わせて開花させるには、地球の気候が変わり過ぎてしまいました。

この先どうなりますことやら。。。

雨後の花々

ようやく雨が降りました。

3日(木)の午前中から4日(金)の深夜までしっかりと降ってくれました。

7月8日の梅雨明け後は夕立らしい夕立もなく、約2ヶ月ぶりの本格的な雨で地植え株の足元の土が生き返った感じになっています。

 

花弁数の少ない夏花(四番花)が息も絶え絶えに咲いていましたが、今朝は雨の雫が花弁に残り、一息ついた風情です。

9月5日 「みつえ」

 

9月5日 「トシコ」

 

9月5日 「パレオ90」

 

9月5日 「パパ メイアン」

 

9月5日 「ブラックベリー ニップ」

 

9月5日 「プレイ ガール」

 

9月5日 「赤富士」

 

9月5日 「ホット神崎」

 

9月5日 「クリスチャン ディオール」

 

9月5日 「狭山路」

 

9月5日 「ゲーリー グラント」

 

9月5日 「南の関」

いずれも花弁数が極めて少なく、本来の姿からは程遠いのですが、庭の彩(いろどり)及び自宅用の切り花として咲かせ続けています。

今週分の採花は、

8月31日朝 採花

 

9月1日朝 採花

 

9月2日朝 採花

 

9月3日朝 採花

 

9月4日朝 採花

 

9月5日朝 採花

 

9月に入りましたので本日より遅咲き品種の「秋花剪定」を始めました。

今日の剪定の様子も撮影しましたが、まだ画像の整理が出来ておりませんので、明日のブログで掲載する予定です。

 

朝は雨上がり直後で葉が濡れていて薬剤散布ができませんでしたので、夕方近くになって散布しました。

9月5日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄

スピノエース フロアブル(殺虫剤)……25㏄

サイアノックス水和剤(殺虫剤)……100g

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ



「スピノエース」「サイアノックス」は2週連続の使用です。

「スピノエース」はオオタバコガ対策、「サイアノックス」はカイガラムシ対策です。

一時期大発生したオオタバコガはこの2週間はあまり目立たなくなりましたが、ダメ押しの「スピノエース」散布です。

カイガラムシに関して、先週はマシン油乳剤も塗布しましたが、今週は噴霧薬として適用登録のある「サイアノックス」を念のために散布しました。

 

この先、秋雨前線と台風の影響で雨が降りやすい天気が続きそうです。

しかし雨が降っても「秋花剪定」は期日通りに実施しなければなりません。

しばらくの間は天気図とにらめっこの日が続きます。

 

残暑の終わりが見えません

今日は福井県で大雨が降ったようです。

福井市にも当ばら会の会員様がいらっしゃいますが、被害はございませんか?

お見舞い申し上げます。

 

明石は相変わらずの晴天で厳しい残暑です。

午後2時過ぎに33℃を超えましたが、大阪・京都・奈良は今日も35℃越え、和歌山市では38.2℃とか。

ただ大阪も京都も20日、21日と警報が出るほどの雨が降りました。

ところが明石には雀の涙ほどの雨も降らず、地面がカラカラに乾いて地植え株は青息吐息です。

しかし四番花を咲かせ続けてくれます。

8月30日朝 採花

右のバケツの「11時の位置」にあるのは御神木に咲いた「魅惑」です。

8月30日 「魅惑」

昨日も書きましたが、猛暑の中でも「魅惑」は花弁数が(あまり)減らず、花形も花色も大きさも鑑賞に足る花を咲かせてくれる、すごい品種だと思います。

 

今日の朝イチの作業は定期薬剤散布でした。

8月30日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

トップジンM水和剤(殺菌剤)……65g

スピノエース フロアブル(殺虫剤)……25㏄

サイアノックス水和剤(殺虫剤)……100g

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

オオタバコガの被害は少なくはなりましたが、まだ少しだけ残っています。

8月30日 オオタバコガの被害(品種は「サーシャ」)

今回の「スピノエース」は、このオオタバコガ対策で使用しました。

「スピノエース」はこの3~4年、ミカンキイロアザミウマに対しては効き目が弱くなってしまいましたが、オオタバコガにはまだよく効きます。

 

ついでにカイガラムシ退治も。

8月30日 カイガラムシ①

近づきます。

8月30日 カイガラムシ②

毎年、猛暑の期間に大量発生して余計な仕事を増やしてくれます。

この時期はご覧の通り「蠟(ろう)状の貝殻」を被っておりませんので、マシン油乳剤(30~40倍)を塗布すれば、簡単に退治できます。

8月30日 カイガラムシ退治のマシン油乳剤

8月30日 マシン油乳剤塗布後

 

今日のメインの作業は鉢植への8月分の施肥です。

8月30日 鉢植えへの施肥

例によって「レバープランツのボカシ(大粒)」を、8号鉢には6個ずつ、10号鉢には10個ずつ与えます。

午前中だけの作業とは言え陽射しが「痛い」ので、家内が今日もテントを張ってくれました。

8月30日 鉢植えへの施肥の作業場所

 

10月23日~25日の「大阪ばら展2026」のコンテスト日程に合わせる「秋花剪定」は9月5日以降に始める予定ですが、コンテストに関係のない品種で四番花が終わったタイミングのものは、早めの剪定をしてしまいました。

8月30日 剪定後の鉢植え株

コンテスト用のHT種が開花する前の9月下旬~10月上旬、花のない時期に咲いてくれるはずです。

同様に、玄関脇のスタンダード作り「マーガレット メリル」も四番花が終わるタイミングでしたので、バッサリと切り込みました。

8月30日 切り込み前の「マーガレット メリル」

8月30日 切り込み後の「マーガレット メリル」

これも9月下旬~10月上旬にマンマイちゃんの花(仏壇花)を咲かせてくれるはずです。

ただし、四番花の蕾が残っている枝は残してあります。

花が終われば(10日後?)、やはりバッサリと切り込みます。

 

鉢植えへの施肥がまだ完了していません。

次の土・日では施肥のタイミングが遅くなってしまいます。

今週の仕事では木曜日に大きな会議があるのですが、その準備に拍車を掛けて、週の途中に「ばら作業休み」を取れたら……

さて、どうなりますことやら。。。

残暑が続いています

「処暑」が過ぎて1週間。

今日(29日)は旧暦の7月17日ですが、相変わらず残暑が続いています。

今日の関西は西の方が気温が高く、京都市の最高気温が32.0℃だったのに対して我が明石では32.7℃、岡山県に隣接する上郡町では35℃超えの猛暑日になったようです。

厳しい残暑の中、4番花が盛んに咲いています。

8月29日 「花ぼんぼり」(フロリバンダ種)

 

8月29日 無名種(営利切り花用品種)

フロリバンダ種は基本的に放置状態で好き勝手に咲いています。

8月29日 鉢植えのフロリバンダ種

 

「フロージン82」の枝変わりである絞り品種の「南の関」ですが、

8月29日 「南の関」①

黄色円内に近づくと、

8月29日 「南の関」②

この春から「先祖返り」の枝変わりが出て、「南の関」(左)と「フロージン82」(右)が1つの株に同時に咲くようになりました。

この先、どうなるか。。。観察を続けます。

 

毎朝、出勤前の採花も続いています。

8月24日朝 採花

 

8月25日朝 採花

 

8月27日朝 採花

 

8月28日朝 採花

 

8月29日朝 採花

 

連日大量の花が咲きますが、すべてを採花するには30分ほどかかります。

出勤前の忙しい時間帯にそんなに時間をかけることはできません。

というわけで、高温時でも重ねが多く花径も大きな花を選んで切ることにしています。

夏場でも花弁数があまり減らない品種の代表格は「魅惑」と「ユートピア」、花径が変わらずに大きく咲くのは「コンフィダンス」「ケーリーグラント」などです。

それに対して花弁数が著しく減ってしまうのが「白秋」で、花弁5~7枚の一重の花になってしまいます。

その他、「レモン エレガンス」や「ラディアント パヒューム」など、黄色系の花も一重咲きになっています。

 

3週間前(8月9日)に「ツルばらの梅雨明け剪定」を行いましたが、太枝を切り落とした場所から新たに芽が吹いています。

8月29日 ツルばらの芽吹き①

8月29日 ツルばらの芽吹き②

今吹き出した芽は12月末の「ツルの誘引」の時までに充実した硬いツル枝になりことはありませんので、結局は年末に切り落とす枝にはなりますが、ツルばらの樹勢の強さを見せつけてくれます。

 

10年ほど前までは、8月末になれば「ラ マルセイエーズ」や「アンペラトリス ファラー」などの超遅咲き品種の「秋花剪定」をスタートしていました。

しかし異常な暑さが「夏の普通の気温」になってしまった近年、我が家では剪定のスタートが9月5日頃になりました。

剪定開始が遅くなった上に、今年は梅雨明け以降、雨らしい雨が降ってくれません。

(千葉や能登・富山のように降り過ぎるのはとんでもないことですが……)

その結果、

8月29日 地植えの「オクトーバー フェスト」

この1週間で、下葉が一斉に黄変しました。

 

8月29日 地植えの「シーア ブリス」

枝の中段に黄変した葉が目立ちます。

 

8月29日 地植えの「ジェミニ」

途中シュートが枯れています。

「秋花剪定」をする位置には葉が付いていることが必要ですが、これまでに経験したことのない暑さと雨不足のために、剪定を予定している位置の葉が落ち始めています。

剪定開始まであと1週間、葉は残ってくれるでしょうか?

 

明日はまた朝イチの薬剤散布から作業を始めます。

鉢植えへの施肥

今日も猛烈な残暑。

関西でも各地で猛暑日になっています。

京都市は15時前に38.1℃に、大津市では39.2℃なったようです。

我が明石でも最高気温は14時過ぎに34.1℃を記録していますが、現在(15:30)は31.5℃まで下がっています。

それでも外に出ると陽射しが肌にキリキリと突き刺さる感じ。

そんな痛い陽射しを受けながら、ばらさんたちは炎暑を健気に耐えています。

8月23日午後 地植え①

8月23日午後 地植え②

8月23日午後 地植え③

8月23日午後 鉢植え

 

今日は予定通り、朝イチ5時半過ぎ、明るくなるのを待って定期薬剤散布から作業開始でした。

8月23日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

フルピカ フロアブル(殺菌剤)……40㏄

プレオ フロアブル(殺虫剤)……100㏄

アファーム乳剤(殺虫剤)……100㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

この2週間ほど気になっていたオオタバコガの被害は、先週(15日)に散布した「ディアナSC」が功を奏したのか、あるいは産卵のタイミングが一段落したのか、ここ数日は穴だらけの花が減りました。

今朝は念のため「プレオ フロアブル」を使ってみました。

同時に使用した「アファーム乳剤」にもオオタバコガの適用登録があり、それなりに効果があります。

オオタバコガは9月・10月も産卵期が続きますので、今後も気を許すことができません。

 

朝食後は鉢植えに8月分の肥料入れ。

今回は仮剪定をしながらの施肥です。

2~3週間後に行う秋花剪定を効率的に行うために、余分な細枝・枝分かれしている枝などを整理しながら作業を進めます。

秋花剪定の時に剪る位置を想定して不要な枝を前もって除去し、剪定の時にはターゲットにした位置に1度ハサミを入れるだけで、その枝の剪定は終わり……という環境を整えます。

つまり、こうです。

8月23日 作業前

まず、込み合っている部分の細枝を根元から除去して株全体をスッキリさせます。

込み合っている部分……上の画像の右下、白い名札の上あたりです。

8月23日 細枝の整理①

黄色円内の「節(ふし)」部分から左右に出ている鉛筆程度の太さの枝ですが、1段伸びただけで動きが止まっています。

この2本の枝は、秋花剪定の時に少し切り戻しても芽が伸びる可能性は低いので、思い切って根元から取り除きます。

8月23日 細枝の整理②

次に、一番勢い良く伸びている今年の6月に出たシュート枝ですが……

8月23日 枝分かれしたシュート枝①

シュート3段目が二股になっています。

この二股になった3段目を、それぞれ途中で剪定して各1輪ずつ、計2輪の秋花を咲かせる……というのも選択肢としてはあります。

たくさんの花を楽しみたいというガーデン派の皆様はそれが良いと思います。

しかし毎度申し上げる通り、コンテスト派の私は「100輪のきれいな花よりも、1輪の勝てる花」を咲かせたいという主義です。

で、鉢植えでコンテストレベルの大きな花を咲かせるために、迷わず「1枝に1輪」にします。

というわけで、上の写真の青矢印の枝を残し、黄色矢印の枝をカットします。

8月23日 枝分かれしたシュート枝②

8月23日 枝分かれしたシュート枝③

3週間後の秋花剪定ではシュート2段目から3段目への「節(ふし)」の芽を生かして、黄色線で剪ることになると思います。

すなわち、

8月23日 仮剪定完了

黄色円内で剪りますので、樹高は現在の半分以下になります。

その他の枝は、このシュート枝の高さに合わせて少し切り戻す程度の剪定です。

仮剪定が終了したところで肥料を与えます。

8月23日 鉢植えへの施肥①

例によってレバープランツの「ボカシ肥料(大粒)」を使います。

8号鉢には各6個、10号鉢には各10個。

鉢の縁の土にギュッと押し込みます。

8月23日 鉢植えへの施肥②

 

これまたいつも申し上げる通り、私はフロリバンダ種は秋花剪定をせず、ずっと咲かせ続けます。

ただ8月分の肥料を与える際に、ちょうど花が無くなっている状態にある株は、ここで「秋花剪定」同様の切り込みを行い、9月下旬の半夏花と12月の初冬花を楽しみます。

8月23日 切り込み前のフロリバンダ種

8月23日 切り込み後のフロリバンダ種

 

熱中症警戒アラートが発令中……というだけの理由ではなく、この暑さの中で古稀になるジジイが作業を続けると命にかかわりますので、午前中で今日の作業を終わらせました。

8月23日 作業終了①

カラカラになった枯れ葉は、2週間前に剪定したツルばら達の「遺品」です。

予定ではあと30鉢ほどは施肥できると思っていたのですが、それは20年前(50歳当時)の感覚でした。

年寄り仕事は思いのほかペースが上がらず、はかどりません。

8月23日 作業終了②

作業が終わった鉢たちは細枝が無くなり、スッキリとしています。

来週末以降も鉢植えの施肥が続きます。

最後に今日の採花。

8月23日朝 採花

四番花が増え、とうとうバケツが3杯になりました。

残暑の中で四番花

この一週間は厳しい残暑が戻ってきました。

とは言っても今日(22日)の明石の最高気温は14時前に33.7℃。

現在17時ですが31.7℃に下がっています。

この時間でも36.3℃になっている京都・奈良とは随分違います。

 

残暑の中、四番花が咲いています。

8月22日 「ラブ アンド ピース」

 

8月22日 「ユートピア」

 

8月22日 「メルヘン ケーニギン」

 

8月22日 無名種

 

8月22日 スタンダード作りの「マーガレット メリル」

 

8月22日 「ハンキー パンキー」①

8月22日 「ハンキー パンキー」②

「ハンキー パンキー」は本来は絞り品種です。

2025年5月4日 「ハンキー パンキー」

しかし夏の暑い間は「絞り」になるのをサボります。
が、夏の間のオレンジ色には輝きがあり、それはそれで人目を惹きます。

秋になると、また絞り花になります。

2025年11月9日 「ハンキーパンキー」

春とは違った絞り模様で、咲くたびに、また同時に咲いても一輪一輪がすべて違う花になる面白さが、絞り品種の魅力です。

 

この1週間で四番花の開花が進み、採花量が増えています。

8月17日朝 採花

 

8月18日朝 採花

ともに15ℓのバケツが一杯です。

翌日から二杯になります。

8月19日朝 採花

 

8月20日朝 採花

 

8月21日朝 採花

 

8月22日朝 採花

明日以降も我が家の「マンマイちゃんの花(仏壇花)」には有り余る量の花を採花し、無理やりご近所に押し付ける日々があと2週間、秋花剪定まで続きます。

 

今日は朝6時前に明石市の公設市場に出かけて魚を仕入れ、午前中は採花と鉢植えへの灌水のあと整体へ、午後は魚を捌いて……と、ほとんどばらの作業をせずに終わりました。

明日は早朝に定期薬剤散布、午前中に鉢植えへの施肥をできるところまでやって、午後は熱中症を避けてウダウダ……という予定です。

鉢植えへの8月の施肥は、秋花剪定後に肥効がピークになり、10月の花期には肥料分(特に窒素)が無くなるように……というイメージで与えます。

5月の花後に始めた鉢植えへの月イチの施肥は、今回が最後になります。

それにしても土・日は、仕事に出かけている平日よりも忙しく走り回っています。

お盆休暇の最終日

朝から曇天で、時々小雨もパラパラと降る日曜日。

お日様が顔を出していませんので、気温も30.3℃までしか上がっていません。

実は11日(山の日)から今日まで6日間のお盆休暇を取っていました。

ただし家内が私の実家(信州木曽の寺院)の盂蘭盆会法要の手伝いに出かけて不在でしたので、私はマイペースで午前中のみ庭仕事の毎日。

午後はビールを片手にウダウダ過ごしているうちに、休暇も終わってしまいます。

 

午前中だけの作業でも、草抜きは終わらせました。

8月16日 地植えの足元①

8月16日 地植えの足元②

8月16日 地植えの足元③

8月16日 地植えの足元④

8月16日 地植えの足元⑤

8月16日 地植えの足元⑥

地面がカラカラに乾いている様子がお分かりかと存じます。

今日の小雨の「通り雨」なんぞ、焼け石に水以下です。

兵庫県内でも昨日は甲子園の高校野球が一時止まるほどの雨が降ったようですが、明石には全く雨の恵みがありません。

 

さて、昨日に引き続き今日もオオタバコガに振り回されています。

朝の採花でボロボロの花を発見。

8月16日 オオタバコガ①

外弁を1枚広げてみると、

8月16日 オオタバコガ②

8月16日 オオタバコガ③

すぐに犯人(犯虫?)発見。

この数日間、ビールを片手にPCを見ていて発見したブログですが、

 

 

ブログを書いていらっしゃる「アーチャーン(Scatophagus)」さまのプロフィールはわかりませんが、その内容から昆虫の専門家でいらっしゃると思います。

またブログの更新が2012年3月で止まっていますので、現在のご様子を窺い知ることはできません。

が、大変詳しいオオタバコガ関係の記事によれば、上の写真は3齢幼虫だと推測されます(専門的には「頭幅」を計測するのだそうですが……)。

また、このブログの「終齢・6齢」の記事として、

最初に掲載した2齢幼虫は10月12日撮影、14日には既に4齢幼虫になっているのが認められ、3日後の17日には5齢(何時5齢に脱皮したかは不明)で、19日には6齢に脱皮するところを観察、21日に撮影(今日の写真)した後、23日には早々に土に潜ってしまった。2齢から前蛹化まで僅か11日(土に潜ってその日の内に前蛹化すると仮定)、6齢期が長く、2齢から6齢に脱皮するまではたったの7日である。2齢、3齢の各齢期はほぼ1日と推定されるので、初齢も1日とすると、幼虫期は僅か13日でしかない。
 一方、福井県農業試験場のHPの中にある「県内産オオタバコガの積算温度と農薬感受性」に拠ると、25度で飼育した場合、幼虫期はほぼ17~22日となっている(上記資料のデータを簡略化した日数)。この資料には餌として何を与えたのか書かれていないが、これと較べると、13日と云うのは著しく短期間である。これは、今回の飼育では花を餌として与え、幼虫はその蛋白質や脂質の含量が多い部分を主に食べていたからだと思われる。

とあるのは、驚くばかり。

ばらの花びらを食べているヤツらの幼虫期は2週間足らず。

古い画像ですが、

2007年9月

多分これは5齢幼虫だと思われます。

初齢からこの大きさになるまで1週間程度ですから、花弁が穴だらけの花があっという間に増えるのも「宜(むべ)なるかな」と改めて嘆息しております。

週に一度の定期薬剤散布でも退治は至難の業ですね。

まあしかし、今朝はこんな花も。

8月16日 オオタバコガ④

いかにもオオタバコガが潜り込んでいそうな花でした。

花びらを1枚ずつむしって、幼虫を探しました。

8月16日 オオタバコガ⑤

8月16日 オオタバコガ⑥

8月16日 オオタバコガ⑦

結局幼虫は発見できませんでした。

写真⑤以下は花弁に穴が開いていませんので、孵化した初齢幼虫が花弁に潜り込んだ直後の薬剤散布によって死んだのでしょう。

穴だらけの花を少しでも減らすために、オオタバコガに適用登録のある薬剤を週イチで散布することは、不十分ながら必須の抵抗ということでしょう。

 

夏の土用(今年は7月20日~8月6日)の間に出るシュートを「土用シュート」と呼ぶそうですが、1回目のピンチのタイミングが来ています。

8月16日 土用シュートのピンチ①

8月16日 土用シュートのピンチ②

同様に、3日前にピンチしたシュートです。

8月16日 土用シュートのピンチ③

今ピンチすれば、9月上~中旬の「秋花剪定」の時にはシュートの2段目を剪定できますので、秋花を咲かせることができます。

ただし、

8月16日 遅ればせの「ベーサルシュート」

8月16日 遅ればせの「途中シュート」

これらはビミョーです。

1ヵ月弱でどの程度伸びてくれるでしょうか?

30~40㎝伸びて、剪定の時がピンチのタイミングになっていれば、秋花を咲かせることができます。

ただし、このシュートは年末までに充実して硬くなることができません。

髄(ずい)の多いフカフカした柔らかい枝になってしまい、2月の剪定で剪ると、切り口から枯れ込むパターンが普通です。

秋花を咲かせたとしても、来年2月の剪定時には生え際から切り捨てる枝になります。

 

毎度申し上げますが、私はフロリバンダ種は秋花剪定をせず、ずっと咲かせ続けてマンマイちゃんの花(仏壇花)にしています。

そのために、時として枝をバッサリと深切りすることがあります。

8月16日 フロリバンダ種の深切り①

画像はフロリバンダ種の「花霞」です。

黄色円内は、

8月16日 フロリバンダ種の深切り②

ひと房の花が見ごろ(雄蕊が黄色い状態)を過ぎましたので、深切りのタイミングだと判断して、写真①の赤線の位置で剪りました。

8月16日 フロリバンダ種の深切り③

今深切りをしておくと、HT種が秋花剪定後で花のない9月中旬~10月上旬に花を咲かせてくれます。

 

オオタバコガの食害で花弁に穴の開いている花は捨てるため、この1週間は採花の量が減っています。

8月10日朝 採花

 

8月12日朝 採花

 

8月14日朝 採花

 

8月15日朝 採花

 

8月16日朝 採花

いずれも花弁数の少ない「夏花」ですが、マンマイちゃんの花及び自家用の飾り花程度にはなります。

 

一昨日、会員の皆様には「大阪ばら展2026」のお知らせを投函いたしました。

週の初めにはお手元に届くと思います。

コンテスト日程は、

「大阪ばら展2026」コンテスト日程

ということになっております。

今回も3日目の「一般/新人」の部を会長賞の種目にしました。

多くの皆様のご出品をお願いいたします。

雨が降りません

千葉県ではとんでもない大雨の様子。

被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

千葉県内にも親しいばら仲間がいますので気がかりです。

一方、我が明石では梅雨明け以降、まとまった雨が降っていません。

勤務先の京都では、退勤時に3日間連続で夕立の大雨に遭って閉口したり、午前中から雷雨警報の出る土砂降りが何度かあったりして、それなりに雨が降っています。

先日の「逆走台風(15号)」による降雨を期待したのですが、一滴も降りませんでした。

地植え株の根元の地面がカラカラになっていますので、樹齢の若い株にはできる限り灌水しています。

 

今朝の庭の様子です。

8月15日 庭の様子①

 

8月15日 庭の様子②

 

8月15日 庭の様子③

 

8月15日 庭の様子④

 

8月15日 庭の様子⑤

8月15日 庭の様子⑥

 

猛暑+乾燥の中でオオタバコガの食害が目立つようになりました。

8月15日 オオタバコガの食害①

8月15日 オオタバコガの食害②

8月15日 オオタバコガの食害③

朝に採花した花の半分近くが、花弁に穴の開いている花です。

それらの花の花弁をむしって幼虫の存在を確認しますが、すでに定期薬剤散布の折に駆除できているのか、なかなか「犯人(犯虫?)」の姿を確認できません。

それでも中には……

8月15日 オオタバコガの幼虫①

8月15日 オオタバコガの幼虫②

姿を見かけることもあり「テデトール(手で取る)処理」を施します。

週に1度の定期薬剤散布で、アファーム・コテツ・スピノエース・ディアナSC・プレオなどオオタバコガに適用登録のある薬品を散布して、卵~孵化直後の初齢幼虫に掛かれば駆除できます。

しかし、日中の気温が35℃程度の時には、産卵から孵化まで2~3日だそうです。

薬剤散布後1~3日の間に産卵されてしまうと、孵化して蕾の中に潜り込まれてしまい、花弁に貫通痕が残る……という結果になってしまいます。

まあ、この時期の花はみすぼらしい「夏花」しか咲きませんので、穴の開いた花はすぐに捨てることにしています。

穴あきの花を花瓶に挿して飾っていると、花の中で脱皮して2~4齢になった幼虫が花瓶の周りに砂のようにザラザラとした糞を撒き散らした挙句、花の上に姿を現すことが、しばしばあります。

ティッシュで摘まんで「処刑」します。

 

今日はオオタバコガ以外にも、ギャングのような悪さをするヤツがいました。

8月15日 アオドウガネ?の食害①

朝、「シーア ブリス」のステムを見ると、折れていました。

折れている部分は、

8月15日 アオドウガネ?の食害

柔らかいステムを横から齧っています。

犯行現場は見ておりませんが、こんなに大胆で大雑把な悪さをするのはアオドウガネの成虫だと思います。

アオドウガネも汚らしいドロドロの糞を撒き散らしながら、ばらのステムや葉を齧りますが、大量発生しているわけではありませんので「テデトール」で対処するしかありません。

 

7月下旬以来対応しているハダニですが、

8月15日 ハダニが発生している鉢植え

発生しているフロリバンダ種の鉢植え株にも、緑色の葉が目立つようになりました。

と申しますのも、ハダニに寄生されて絣(かすり)模様~黄変した葉の多くは落ちてしまい、健全な葉だけが残った結果です。

まだ残っている絣模様の葉は、

8月15日 ハダニの観察①

黄色円内の葉の裏を観察します。

8月15日 ハダニの観察②

青色の四角に近づくと、

8月15日 ハダニの観察③

まだ生きている「ナミハダニ」の成虫(青色円内)もいますが、多くの幼虫の死骸が見られます。

次は、別の部分です。

8月15日 ハダニの観察④

赤色の四角内は、

8月15日 ハダニの観察⑤

たぶん「ナミハダニ」の赤色型だと思いますが死んでいます。

また黄色の四角内は、

8月15日 ハダニの観察⑥

幼虫の死骸と共に卵が写っています。

7月25日以来2度散布した脱皮阻害(IGR)剤の「カスケード」は、成虫への殺虫効果はありませんが、幼虫が脱皮して成虫になること及び薬剤の掛かった成虫が産んだ卵の孵化を阻害しますので、ここに写っている卵は孵化できずに死んだ状態で残っているものと推測できます。

というわけで、我が家で30数年ぶりに発生したハダニですが、薬品庫に残っていたカスケード乳剤が良い仕事をしてくれたと思います。

 

昨日以来、2度の薬剤散布をしています。

まず、昨日(14日)夕方に、鉢植え栽培には必須の作業を行いました。

コガネムシの幼虫(通称ネキリムシ)を駆除するために薬剤を鉢に灌注する作業です。

8月14日 鉢植えのコガネムシ幼虫退治①

スミチオン乳剤(殺虫剤)……450㏄

水……450ℓ

1000倍液を8号鉢に1~2ℓ、10号鉢に2~3ℓ 注入。

8月14日 鉢植えのコガネムシ幼虫退治②

器具は、いつもの電動噴霧器の噴霧ノズルを外して、ホースから直接液剤を灌注しました。

 

そして、今朝早くに定期薬剤散布を実施しました。

8月15日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄

ディアナSC(殺虫剤)…30㏄

オルトラン水和剤(殺虫剤)…100g

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

ディアナSCはオオタバコガ退治のためです。

 

今週中ごろまでは比較的涼しかったのですが、再び猛暑が戻るようです。

明日も午前中だけの作業になると思います。

ツルばらの梅雨明け剪定を終えました

今日も暑い……とはいえ、朝から薄雲が広がっており、日中のギラギラ太陽もちょっと遮られている感じです。

明石のアメダスの最高気温も、やや控えめな33.6℃です。

 

今朝は予定通り、出勤日と同じ4時半過ぎに起床して、遅ればせながら「ツルばらの梅雨明け剪定」を終わらせました。

毎年「遅ればせ」になります。

昨年は8月16日、一昨年は8月17日の実施でした。

その前、2023年は7月29日、2022年は7月31日、2021年は7月25日……これならば「梅雨明け剪定」ですが、この3年間は立秋~お盆の剪定です。

来年からは「ツルばらの立秋剪定」「ツルばらのお盆剪定」と呼ばなければならないかもしれません……て、そんな事態は是非とも避けたいものです。

 

立秋を過ぎると朝は5時を少し過ぎなければまだ夜が明けきりません。

手元が明るくなるのは5時15分頃です。

というわけで、明るくなるのを待ちかねての作業開始です。

8月9日 作業前①

階段上のトンネル作りです。

品種は「エマニエル」「ドンファン」、そして我が家で枝変わりした「ザ マッカートニー ローズ」です。

 

8月9日 作業前②

同じくトンネルを下から見たところです。

赤花が「ドンファン」、ピンクが「ザ マッカートニー ローズ」です。

 

8月9日 作業前③

我が家自慢の懸崖作りですが、手前が「ザ マッカートニー ローズ」、右奥が「荒城の月」と、やはり我が家の枝変わり品種「メイド オブ オーナー」です。

 

「荒城の月」を撮影したところ、

8月9日 「荒城の月」作業前

旧暦6月27日の月が写り込んでいました。

今年の6月は30日までありますが、あと4日で旧暦でも秋(文月)になります。

 

8月9日 作業前④

懸崖作りの全景を撮影したのですが、この時にはまだ階段のセンサー式の明かり(矢印)が点灯していました。

 

懸崖の「荒城の月」「メイド オブ オーナー」を庭から写します。

8月9日 作業前⑤

 

同じく「ドンファン」「ザ マッカートニー ローズ」の懸崖部分です。

8月9日 作業前⑥

 

「さーーて!やるぞぉ!!」と意を決して、ツル枝の中に潜り込みました。

きついトゲのため、長袖のシャツやら厚めのズボンやらが破れます。

加えて汗だらけになったシャツの腕や腹の部分、ズボンの太もも、すねの部分に血が滲みますが、それは想定内。

ただ今朝は、跳ね返ったトゲだらけのツル枝に顔面を「殴られ」て痛い思いをしたのが、ちょっとした事件でした。

そんな「格闘」も2時間ほどで終了……文字通り「朝飯前」の作業でした。

8月9日 作業完了①

8月9日 作業完了②

トンネルが無くなって、階段が明るくなりました。

 

8月9日 作業完了③

懸崖が無くなると、ちょっと「間抜け」な感じに見えます。

8月9日 「荒城の月」作業完了

お月さまはすでに中空に上っています。

 

8月9日 作業完了④

もちろん階段の明かりは点いていません。

 

8月9日 作業完了⑤

8月9日 作業完了⑥

懸崖が無くなると、見晴らしがよくなります。

 

切り取ったツル枝の山です。

8月9日 剪定後①

8月9日 剪定後②

朝食後、この山をガーデンシュレッダーで粉砕しました。

シュレッダーの登場は2月の「春花剪定」以来です。

8月9日 剪定後③

8月9日 剪定後④

8月9日 剪定後⑤

粉砕後の枝はクリーンセンター(焼却場)に持ち込むほどの量ではありませんので、何回かに分けて生ごみとして回収してもらうことにしました。

次にシュレッダーが登場するのは、1ヶ月後の「秋花剪定」になります。

この時には大量の粉砕ゴミが出ますので、クリーンセンターのお世話になります。

 

ツル枝を切っている途中、「メイド オブ オーナー」の枝変わりを発見しました。

夏花ですので、花弁数は少ないのですが、

8月9日 「メイド オブ オーナー」の枝変わり

面白いとは思いましたが、すでにツル枝を切り落とした後ですので何もできず、そのままシュレッダー行きになりました。

通常の「メイド オブ オーナー」

 

トンネルや懸崖が無くなりましたので、病害虫の発生源も少なくなりました。

また薬剤散布の際に薬が掛かり易くなり、散布量も節約できます。

ただし、毎回100ℓずつ散布している量を減らすことはしません。

秋のコンテストに向けてより丁寧に散布し、また他の庭木にも薬を掛ける場合もありますので。

と申しますのは、この1~2ヶ月はばらが繁っていて、100ℓの薬剤を作ってもばらに散布するだけでギリギリの量で、他の庭木に散布する余裕がありませんでした。

その結果、今日……

8月9日 チャドクガ①

家の裏側(北側)のツバキの葉にびっしりと「チャドクガ」が発生しているのを発見しました。

こいつらの毒針は大変タチが悪く、刺されたら2~3週間は猛烈な痒みに苦しみ、また衣服にも0.1㎜ほどの毒針が付着して更に被害を広げる……とか。

毒針を浴びないように注意しつつ、風上から殺虫剤をぶっかけました。

8月9日 チャドクガ②

使用したのは当会のスポンサー企業である住友化学園芸さまからコンテストの賞品で頂戴したもの。

散布して5分もしないうちに、

8月9日 チャドクガ③

見事に退治できました。

 

はてさて、この夏、30数年ぶりに見た我が家のハダニの報告です。

夏季(6月上旬以降)は薬剤散布ごとにハダニの忌避効果が高い「バイオアクト」を混用しておりますので、「ウチにはハダニはいない」と豪語している手前、殺ダニ剤の持ち合わせがありませんでした。

が、7月25日以降、薬品庫に有った「カスケード乳剤」を2回、殺ダニ効果もある殺菌剤の「サンヨール乳剤」「ポリオキシンAL」を1回散布して様子を見ています。

もちろんこの間も「バイオ アクト」を使い続けています。

今日の観察結果です。

8月9日 ハダニの観察A-①

完全に絣(かすり)模様になった葉で、いかにもハダニが発生しているような顔をしています。

ところが、黄色円内の葉は

8月9日 ハダニの観察A-②

裏はきれいです。

かつては発生していたような痕跡はありますが、現在は拡大して見てもハダニを視認できません。

 

8月9日 ハダニの観察B-①

やや色の悪い黄色円内の葉の裏側は、

8月9日 ハダニの観察B-②

これまたAと同様に、ハダニの姿は見られません。

 

8月9日 ハダニの観察C-①

全体的に色の悪い葉ですが、裏を確認すると、

8月9日 ハダニの観察C-②

案外きれいで、拡大して見ても、

8月9日 ハダニの観察C-③

これまたハダニの気配は全くありません。

以上は階段部分に置いてある鉢植え株です。

 

ところが、かねてよりハダニの発生を確認している道路沿いのフロリバンダ種は、

8月9日 ハダニの観察D-①

黄色円内は、すでに黄変してしまった葉ですが、

8月9日 ハダニの観察D-②

生きたハダニはすでに「脱出」してしまったのか姿は見えませんが、葉脈に沿って白いもの(卵が孵化した跡?)が見えます。

 

同様に、道路沿いのフロリバンダ種です。

8月9日 ハダニの観察E-①

いかにも怪しそうな葉ですので、葉柄ごとむしり取りました。

8月9日 ハダニの観察E-②

黄色円の小葉の裏は、

8月9日 ハダニの観察E-③

黄色の四角を拡大すると、

8月9日 ハダニの観察E-④

いました!

右の黄色円内は両脇腹に1対の黒点が確認できますので、明らかに「ナミハダニ」です。

左の赤色円内(ピントが合っていませんが)は赤色をしています。

この画像では「カンザワハダニ」なのか「ナミハダニ」の赤色型(かつては「ニセナミハダニ」と呼ばれていました)なのかはわかりません(たぶん後者だと思います)。

密度が濃くはありませんが、生きた成虫が確認できます。

次は同じ小葉の先端部です。

8月9日 ハダニの観察E-⑤

8月9日 ハダニの観察E-⑥

よく見ると、卵・幼虫・成虫(赤色型も)が揃っています。

次は、③~⑥とは別の小葉です。

8月9日 ハダニの観察E-⑦

8月9日 ハダニの観察E-⑧

 

ここでも成虫の「ナミハダニ」が元気に動いています。

しかし、黄色円内は幼虫の死骸に見えるのですが……

 

以上、キチン質合成阻害の昆虫生育阻害剤(Insect Growth Regulator:IGR)の「カスケード」を2回散布した後の状況です。

「カスケード」は成虫を殺す効力はありませんが、幼虫に対しては脱皮阻害作用、雌成虫に対しては産下卵ふ化抑制という殺虫作用を持っています。

残効性も1ヶ月程度ありますので、今回のハダニ騒動はこれにて一件落着となるだろう……と希望的観測をしています。

 

いよいよお盆の休みが近づきました。

本日ツルばらの剪定を終え、大きな作業はなくなりました。

あとは地植えの足元の草むしりと鉢植えのブイブイ(コガネムシ)幼虫退治、そして鉢への8月分の施肥……おや?考えてみたら、やることがたくさんあります。

あ、秋のばら展「大阪ばら祭2026」のお知らせも作らなければ……

 

 

暦の上では「残暑」ですが・・・

昨日(7日)が二十四節気の「立秋」でしたので、すでに「残暑」の時期に入っています。

我が明石の本日の最高気温は12:29に 34.3℃ まで上がりましたが、猛暑日にはなっていません。

前回8月2日の記事で、明石はこの夏、まだ猛暑日はない……と自慢?しましたが、その後、5日(水)に 35.0℃ 、6日(木)に 35.3℃ 、7日(金)に 35.0℃ と3日間連続で猛暑日になりました。

んが、今夏の最高気温は6日の 35.3℃ ですから、近畿各地と比べたらまだマシな暑さだと思います。

 

さて、この1週間も出勤前に3番花を(中には「高雄」「パパ メイアン」などは4番花も)採花しています。

8月2日朝

右上のバケツには「魅惑」がたくさん。

「魅惑」は猛暑の中でも花弁数が減らず、立派な花を咲かせます。

 

8月3日朝

左上のバケツの赤色は「熱情」です。

花弁数は少なく花径も小さいのですが、輝く赤色の発色は見事で他の品種よりも花が長持ちします(切り花延命を使いますが)。

 

8月4日朝

右のバケツの12時方向の2輪は「香久山」です。

夏花はおいしい白桃のような色に発色します。

 

8月5日朝

 

8月6日朝

右上のバケツの黄色は「ロッシュ」です。

営利切り花用の品種ですが、何輪もの花が揃って一斉に咲きます。

この日は1株から同時に5輪採花しました。

 

8月7日朝

 

8月8日朝

 

今朝は採花中に、玄関西側の地植え株に違和感を覚えました。

8月8日朝 地植えの「手児奈」①

違和感とは……花が小さくてイジケています。

採花してみると、

8月8日朝 地植えの「手児奈」②

ヤラレていますね、オオタバコバに。。。

近くの鉢植えの株を見ると、

8月8日朝 鉢植えの「サボイ ホテル」①

8月8日朝 鉢植えの「サボイ ホテル」

小さな穴がたくさん開いています。

ただし、いずれの花も花びらをむしっていって雄蕊まで達しても幼虫を発見できませんでした。

普通は

オオタバコガの幼虫①

オオタバコガの幼虫②

オオタバコガの幼虫③

オオタバコガの幼虫は、上の②・③の写真のように汚らしい糞を辺りにまき散らしながら花弁を食害するのですが、今朝はいずれの花でも糞を確認できませんでした。

どうやら蕾に産卵されて孵化はしたものの、幼虫となって蕾に侵入した直後に薬剤を浴びて死滅したものと推測されます。

が、いずれにしても今年もまたオオタバコガが発生する時期になったようです。

定期薬剤散布の際にはオオタバコガに登録のある薬剤(アファーム、コテツ、スピノエース、ディアナSC、プレオなど)を混ぜる必要があります。

 

だから……というわけではありませんが、今朝も朝イチで定期薬剤散布を行いました。

夕方はまだ昼間の暑さが残っていますので、薬害軽減のためにしばらくの間は早朝の散布を実行しています。

8月8日 定期薬剤散布

本日のレシピは、

パレード フロアブル(殺菌剤)……30㏄

スピノエース フロアブル(殺虫剤)……25㏄

カスケード乳剤(殺虫剤)……100㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

カスケード乳剤は「ハダニ退治」のためです。

7月26日、8月1日の記事でご紹介しました通り、この夏は30数年ぶりにハダニが発生しております。

発生を見たのは、道路沿いに置いてある鉢植え、特にフロリバンダ種です。

鉢植えでも他の場所に置いてある株や地植え株には発生しておりません。

今日はその後の被害状況を撮影しておりませんので、明日「ハダニの観察」を行うつもりです。

また明日は、遅れております「ツルばらの梅雨明け剪定(立秋剪定?お盆剪定??)」をします。

日中は危険な暑さになりそうですので、朝イチ(朝食前)に枝を剪る作業だけは済ませたいと思っています。