今年の冬はきちんと気温が下がり、ばらもしっかりと休眠できていると思います。
冬らしい冬は、ばらにとって……と言うよりも動植物にとっては良いことなのだと思います。
ばらとは無関係ですが、私メ、京都まで通勤しています。
毎朝50分間ほど、職場(祇園)近辺を散策するのが日課になっています。
昨日の八坂の塔です。
さて、寒中とはいえ、今日は少し暖かな1日でした。
12月25日~28日に剪定・誘引したツルばらですが……
3週間が経過して、少し芽が動き始めています。
この程度の膨らみ方であれば、まだ誘引は出来そうです。
しかしもう1~2週間も過ぎると、芽が膨らんで誘引の時に他の枝と擦れ合い、ポロポロと芽が落ちてしまいます(=春の花数が減ります)。
まだツルばらの誘引が終わっていらっしゃらない方は、大急ぎで誘引の作業をしてください。
大晦日に行った接ぎ木ですが……
日当たりの良い縁側に置いていますので、ケースのふたを少し開けたり、薄いカーテンで遮光したりと、温度管理に気を使います。
接ぎ木後2週間ですが、
早くも芽が伸び始めたものがあります。
これは確実に活着しています。
これは「節(ふし)」を穂木にしたものです。
芽の動きが遅い「節」で、これだけ芽が動いていたら活着している証拠です。
ただし、
この2つは穂木の持っていた力で芽が動いているのか、活着して芽が動いているのか、よくわかりません。(経験上、多分活着しているとは思いますが……)
なお、接ぎ木苗を植え込んだ鉢の土の表面が乾いてきました。
そろそろ灌水の時期かと思いましたので、水代わりに極めて薄い液肥を与えました。
ばら展の賞品で頂戴した液肥です。
本来は100倍で使用するように書いてありますが、今日は400倍で使用しました。
接ぎ木関係でもう一つご報告がありますが、それは明日のネタにします。