関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

ツルばらの誘引作業

昨日までの冬型の気圧配置が緩み、寒気の流れ込みも弱くなった様子。

今日は朝から穏やかな晴天が広がりました。

 

予定通り、今日はツルばらを誘引して懸崖づくりにする作業を行いました。

午前中に食料品の買い出しと散髪屋さん行きの予定が入っていましたので作業を完了できるかどうか心配でしたが、夕方までに何とか仕上げることができました。

まずは作業前、朝の様子です。

ツルばら誘引前①

ツルばら誘引前②

ツルばら誘引前③

ツルばら誘引前④

ツルばら誘引前⑤

ツルばら誘引前⑥

ツルばら誘引前⑦

ツルばら誘引前⑧

夕方には、

ツルばらのトンネル①

ツルばらのトンネル②

写真の角度の関係で枝が込み過ぎているように見えるかもしれませんが、下から見ると、

ツルばらのトンネル③

それぞれの枝の間は原則として15~20㎝開けています(開けているつもりです)。

そして自慢の懸崖づくりは、

懸崖づくり①

懸崖づくり②

懸崖づくり③

懸崖づくり④

懸崖づくり⑤

懸崖づくり⑥

下から見上げると案外ツルが立っているように見えますが、基本的には水平状態に近くなるように倒してあります。

懸崖づくり⑦

この状態にしておくと、3月以降、ステムが伸びるとその重みで垂れ下がって「懸崖」になります。

ここで大切なことは、ツルが交差している場所をできるだけ棕櫚縄(しゅろなわ)で縛って固定しておくことです。

ツル枝の固定①

ツル枝の固定②

この固定を怠ると、強風が吹いた際にツル同士が擦れ合って傷ついたり、伸び始めた芽やステムを飛ばしてしまい、悲しい思いをします。

風通しの良すぎる場所に建つ我が家では毎年、春一番~春三番、四番……と強風に見舞われますし、3月~4月下旬にかけて必ず2~3回、春の嵐が吹き荒れます。

春の嵐 中被害 - 関西ばら会 (hateblo.jp)

この春の嵐に備えて、どうしても枝の固定が必要になります(それでも毎年、多くの芽が飛びます。ひどい時は花数が3分の1になることも)。

かつ、ツル枝の太い部分がフェンスに当たる箇所には、クッションとして麻布(あさぬの)を挟んでいます。

ツル枝のクッション

この麻布は毎年新しいものと交換します。

実はこの麻布部分からカイガラムシが広がることがよくあります。

同じ理由で、麻布で枝をグルリと包んでしまうのも厳禁。

布を取り外した時に見ると、80%の確率でカイガラムシが発生しています。

 

ただ厄介なのは、トゲ防除の皮手袋をしたままでは棕櫚縄を結べないこと。

私はツルを押さえるために左手には皮手袋をはめていますが、棕櫚縄を結ぶために利き手の右手には手袋を付けません。

その結果、

作業終了時の右手

トゲでボロボロになっています。

 

今年最後の採花をしました。

12月24日

寒さと木枯らしに晒され、見るべき花もないのですが、とりあえず今年最後のマンマイちゃんの花(仏壇花)になっています。

 

本日ツルばらの誘引作業を完了しましたので、年末年始は鉢の土替えに専念できます。

幸いに年末年始は天候に恵まれそう(と言うか「暑そう」?)ですので、例年よりも短い休暇・2週間で完遂したいと思っています。