昨日(28日)は仕事納めの出勤で、丸一日ばらの作業を休みました。
で、今朝から鉢の土替え作業を再開しました。
当・関西ばら会の会員であるマッキさまやfammygoldさまから、1日40鉢の土替えに関してお言葉を頂戴しております。
今日はその秘密を白状?いたします。
答えは我が愛車の「台車マシーン」の使用です。
荷物を載せる部分が荷物の大きさに合わせて伸縮できるタイプの台車です。
不細工な波板のガードは、今は三十路になった長男が高校時代に取り付けてくれたシロモノで、ビニールテープで補強しながら現在なお使っています。
この台車には8号鉢なら10~11株、10号鉢なら6株を積載できます。
写真には11株が写っていますが、この後すべてが「生還」するかどうかは分かりません。
鉢から抜いてみて、根がひどく弱っている株は廃棄処分にします。
(実際にこの中で1株は「帰らぬ株」になりました。。。後述します。)
これを、第1作業場としてお借りしている畑に運び上げます。
この約30mの急な坂道が両膝痛のジジイには苦痛です。
写真で急勾配であることが分かっていただけるでしょうか?
広々とした畑で景色は抜群です(東に淡路島、正面に四国、西に小豆島と家島諸島……この写真では見えませんね。また改めて写真を撮ります)。
↑ 画像の奥の右側は仮剪定で切り落とした枝(後でまとめてガーデンシュレッダーで処理)、左は根や雑草(後で生ごみとして出します)。
これに近づきますと、
左側の、根をまとめたゴミの中の矢印は、廃棄した株の根部です。
それはさておき、
ここでそれぞれ仮剪定をして鉢から引き抜きます。
根鉢の土を踏んだり蹴ったり殴ったりして、出来る限り全部、根鉢の土を落とします。
元の鉢(8号)に収めるために、根を一握りの長さ(約10~15㎝)にバッサリと切ります。
それぞれの株に同様の処置をします。
数えてみると、畑に持ち上げた株は11株あったのに、1株減っています。
その1株は根の状態が悪かった(根頭癌腫病ではありません、根の老化による株の衰弱)ため、廃棄しました。
畑(第1作業場)での作業を終えた株を、自宅庭先の第2作業現場に運びます。
その際、玄関先に「関所」があります。
左はカイガラムシ及び越冬ハダニがいた場合に塗布するマシン油乳剤の準備、右の名札及びマジックは、名札が破損したり名前が薄れたりした株のメンテナンス用です。
なお、真ん中の名札の山は、今回の土替えで廃棄処分にした株に付けてあったものです。
この関所を無事通過した株は、いよいよ新たな用土で植え替えます。
用土のブレンドは例によって例のごとく(園芸の土[松田商事製]・20ℓ+赤玉土[中粒]・14ℓ+腐葉土・14ℓ)の資材を2袋ずつ開封し、ブルーシートの上で軽く混ぜ合わせます。
ここでの攪拌はあまり丁寧にやる必要はありません。
3種類の資材が大体混ざり合えばOKです。
丁寧な攪拌は、鉢に入れた後「突き固める」時に十分に行えます。
この後の植え替えの手順は、
届いた秋苗の植え付け - 関西ばら会 (hateblo.jp)
ツルばら誘引+鉢の土替え - 関西ばら会 (hateblo.jp)
などをご覧ください。
なお、この2袋ずつのブレンド(20ℓ×2+14ℓ×2+14ℓ×2=96ℓ)は、8号鉢で12~13株、10号鉢で4株の植え替えが可能な分量です。
(8号鉢は約5.2ℓ、、10号鉢は約13ℓの容量がありますが、用土を鉢の中でガチガチ・ギシギシに突き固めますので、それぞれの袋に記載されている容量通りの鉢数の植え替えはできません。)
かくして午後4時前に今日の作業を終え、風呂で汗を流してから膝痛治療のため鍼灸院に行ってきました。
今日も約40株(38株?廃棄6株)の植え替えを完了しました。
この中には、
も含まれています。
この2株は、1月には
こんな感じでした。
今日の植え替えで、お世継ぎ養成、大成功の巻ということになりました。
明日も引き続き鉢の土替え作業をします。