晴れ時々かなりきつい通り雨の一日でした。
巨木になった柚子の収穫を午前中に終わらせましたが、昨年に続き1000個以上ありました。
(たぶん)50㎏以上の実を抱え続けていた柚子の母木?に、思わず脱帽。
心の底から「ご苦労様でした」と声を掛けました。
今朝採花した初冬の花、少しだけ並べます。
そして、例のダブル ディライト。
下段の花が息絶え絶えの限界状態ですので、今日がベストの姿かもしれません。
さて、今月末の鉢の土替えの際、鉢土が乾いていた方が鉢が軽く作業がラクです。
そのため12月に入ってから鉢植えに灌水をしていません。
その結果、早くも萎(しお)れている株が散見されます。
上の1の画像の株はまだ大丈夫ですが、下の2の株たちはやや乾き過ぎでしょう。
このまま月末まで放置すると、今年出たシュートの表皮まで皺(しわ)の寄るほどになりますので、ジョウロで少しだけ水を与えました。
水を必要とする……という点においては、1週間前に鉢から地に下した株で面白い画像が撮れました。
鉢植えを地に下す時には「根鉢を崩さずに植える」と書きました。
上の画像の黄色の円内は、その鉢植え時の根鉢部分(=白根が充満している部分)です。
根の張っている部分は周囲に比べて乾いています。
つまり、それだけ水分を吸収していることになります。
水分や養分を吸収する白根の張り具合の重要性が分かります。
柚子の収穫以外、時々通り雨もあった関係で、ずっとPCに向かって「やさしいばらの育て方」のテキスト12~1月分の作成に没頭しておりました。
先ほどようやく完成し、17日の講習会に何とか間に合いました。
使用した画像(例によって36枚)は2、3日中にこのブログにUPします。
で、その講習会、午前中(10:00~)は会員様限定で接ぎ木の実習を行います。
参加してくださる皆様に、必要な持ち物をご覧いただきます。
右から軍手、剪定ばさみ、皮手袋(利き手ではない片方)、厚刃のカッターナイフと接ぎ木ナイフです。
穂木を切断するために剪定ばさみは必需品です。
台木を切り下げる際、刃が滑って(右利きの場合)台木を持つ左手をバッサリと切って大量出血をする可能性が高いので、その左手(利き手でない方の親指の付け根付近)を守るために、皮手袋があればご持参ください(軍手でも事故回避はできると思いますが)。
なお、私はビビリ(怖がり)で血を見ることがこの上なく恐怖です。
先ほど擱筆したテキストには、私が採用している「絶対にケガをしない台木の削り方」を紹介しています。
切り接ぎ用の接ぎ木ナイフを使用するのが理想ですが、厚刃のカッターナイフでも十分に代用できます。
刃の部分が小さく細い「芽接ぎナイフ」も使えますが、それよりはカッターナイフの方が使いやすいと思います。
この他、接いだ苗木を持ち帰るレジ袋があると良いでしょう。
また午後の講習会まで参加なさり苗の植え付けが遅れそうな皆様は、苗の根の乾燥を防ぐために1株ずつ新聞紙を濡らして包んだ方が良いでしょう。
その新聞紙(水道は会場にあります)もご持参なさった方が安心です。
というわけで、2・3日中にテキストに使った画像をUPします。