世間様は年末の仕事納めに向けて動いていますが、私は「ばらの作業休暇」3日目。
昨日、葉をむしって裸にしたツルばらを、今朝から誘引して「懸崖作り」にしました。
朝も早くから家内さま大明神のありがたい御手を拝借して、午後2時頃には作業を終えました。
ドンファン)
毎年、このエマニエル+ザマッカートニーローズの枝変わり+ドンファンで階段の上にトンネルをつくります。
次は、懸崖作りのメンバーです。
懸崖作りでは、多くのツル枝の先端が根の場所(ブロックの内側)よりもさらに低い位置まで誘引されています。
そうするとそのツル枝は、春の花(1番花)を咲かせた後、急激に力を失って衰弱します。
2番花までは何とか咲きますが、その後は病虫害の発生源になってしまいます。
その様子を見て始めたのが「ツルばらの梅雨明け剪定」です。
当初は夏以降の病害虫の発生源を取り除くのが目的でしたが、梅雨明け剪定を行うと、その直後から新たなシュートが続々と出ることが分かりました。
この発見は「ケガの功名」とでも言うべきでしょうか?
で、その「ケガ」ですが・・・
やってしまいました。。。
ちょっと気を抜いたとたんに、太いシュート枝が跳ね返って顔面を殴られました。
眉毛のすぐ下から、何年ぶりかの大量出血。
タオルもジャンバーも皮手袋も血みどろになりました。
幸いなことに私は眼鏡をかけておりますので、目は無事でした。
しかしメガネのフレームが大きくゆがんでしまいました。
皆様も、ツルばらの誘引の作業時には、ツルの跳ね返りに十二分にご注意ください。
注意と言えば、もう1点。
枝が折れたり擦れたりしないように麻布を使う皆様も多いと思います。
しかし、この麻布の部分からカイガラムシが発生することがよくあります。
麻布を使っていらっしゃれば、時々(1ヶ月に1度程度)は麻布部分にカイガラムシが発生していないかどうか、観察してください。
さて、明日からはいよいよ冬の作業のメインイベント……鉢土の交換を始めます。