昨日の記事で、Instagram の復活、及び Facebook の開設をお知らせいたしました。
その際、Facebook のアドレスを貼り付けることのできないパソコン下手の醜態を晒(さら)しました。
早速にSNS系担当のKさん(というか、しばしばコメントを頂戴する KUROKAWA さんですが)からアシストしていただきました。
当関西ばら会の Facebook は、
https://www.facebook.com/kansai.rose.society
ということですので、よろしくお願いいたします。
さて、昨年8月15日に台風7号の直撃を受け、
ひどく傷んでいた防虫ネットのフレームを、今朝から修理・補強いたしました。
修理の道具は主に棕櫚(しゅろ)縄と「ゴムスビー」です。
階段用の長い脚立を立てたり、不自然な姿勢で農竹を結び付けたりして、午後3時過ぎに何とか修理・補強は終わりました。
このフレームに例年ならば3月10日前後に防虫ネットを張ります。
2021年は3月10日
2022年は3月12日
2023年も3月12日
防虫ネット張り 完了 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
しかし今年は芽の動きが早いので、今度の3連休(2月23日~25日)のうちに新調したネットを張る作業をするつもりです。
ただ、明日から雨続きの予報、おまけに週の中ごろからは寒気が南下するとか。
風が吹くと作業ができませんので、3連休の天候が心配です。
昼前後には小雨が降ったりもしましたが、フレームの作業が終わる頃には綺麗に晴れ渡りました。
写真でご覧いただけるように、ツルばらの芽は随分動いています。
また接ぎ木苗たちも、
衣装ケースを置いてある南向きの縁側は陽が当たると35℃以上になりますので、カーテンで遮光したり窓を開けたりして気温調節に気を遣います。
例の芽接ぎをした苗は、
葉が展開し始めました。
その他、発育の良い苗を見ると、
円内に近づくと、
いつも申し上げる通り、台木の「皮側」にカルス(癒合組織)が発達していることがお分かりいただけると思います。
同様に、
円内に近づくと、
これは我ながら「良い写真が撮れた」と自画自賛しています。
つまり、今年の1月3日の記事。
この中で、接ぎ木(切り接ぎ)の際に大切なこととして、
①教科書では「台木と穂木の形成層を合わせる」ことを強調していますが、それ以前に大切なことは、「穂木を台木の切り込みの底まで(力を入れて)しっかりと差し込むこと」です。活着の第一歩であるカルスは、この「差し込みの底」から発生・成長します。
②接ぎ木の教科書では「台木と穂木の形成層をピッタリと合わせる」と書きつつ、台木の内側と穂木の薄く削いだ側の形成層を合わせる図が描いてあります。しかし、カルスは台木の皮側から発生・成長するわけですから、ピッタリと合わせる形成層は「台木の皮側の形成層と穂木の斜めに切った側の形成層をピッタリと合わせる」ことが重要……これが私の主張です。
と、世間の接ぎ木の教科書にケンカを売っています。
しかし、この「自画自賛の写真」を御覧いただけば、
①カルスは差し込んだ穂木の底から発生・成長する。
②カルスは台木の内側ではなく皮側(外側)=穂木を斜めに切った面から発生・成長する。
この2点が如実に見えている写真だと思う次第です。
さて、今日は不自然な格好をして棕櫚縄を結ぶなどの作業をしましたので、明日以降の腰痛・筋肉痛が心配です。
今夜はたっくさんの湿布薬を貼りまくります。