夜中に降り始めた雨は、昼前に小降りになりましたが、薄ら寒い一日です。
今日は夕方からちょいと出掛ける予定がありますので、早め(15時過ぎ)にブログを書いています。
南向きの縁側に置いてある自家製の接ぎ木苗。
昨日は防虫ネット張りの作業に夢中になっていて、縁側のカーテンをうっかり開けたままにしておりました。
昼食時にふと気づくと、温度計は37℃……多くの葉が萎れていましたので「やっちまったぁ」と思いましたが、サッシ窓を開けてカーテンで遮光すると1時間程度でシャキッとしてくれました。
今日は気温も低く雨降りで萎れる心配もありませんので、2時間ほど庭に出して外気に触れさせ、且つ灌水もしておきました。
この接ぎ木苗たちには、2月になってから週に1回の灌水をしていますが、2週間に1回は薄い液肥(ハイポネックス1000倍など)を与えます。
(今日は水だけでしたが、家内さま自慢の浄水器の水を与えました。)
勢い良く伸びている株は、すでに5枚葉が6段ほどになっています。
5枚葉が5段ほどで上部をピンチする人が多いようですが、私は小さな蕾が見えるまで放置します。
なぜならば、私の接ぎ木は穂木として「節(ふし)」の部分を使っているために伸びる枝数が多く、その枝1本1本をピンチするのが面倒くさいから……といったグータラな理由からです。
枝の先にゴマ粒ほどの小さな蕾が乗った段階で一番上の5枚葉の所を爪で折り取ると、結果的に5枚葉5~7段でピンチしたことになります。
こんな成長の早い株のビニールポットの底を見ると、
すでに白根が見え始めています。
鉢替えにはまだ早いのですが、順調な生育ぶりを見るとワクワクします。
で、実験(と言うか、ブログでご紹介するため)に苦手な芽接ぎをした株も、
5枚葉が4段まで展開し、5段目の5枚葉が開き始めています。
この芽接ぎ苗の、芽を貼り付けた部分(上の画像の裏側ですが)をよ~~く見ると、
わかりにくいかもしれませんが、黄色の円内にクリーム色の部分が見えます。
芽を貼り付けた底(あごの底)にカルス(癒合組織)ができているようです。
この「張り芽接ぎ(フォッケルト改良法)」の手順は、
の後半をご覧ください。
芽接ぎ(T字接ぎ)をして高さ120㎝のスタンダード作りにしたものは、
左の株の芽の状態はこう ↓ なっています。
先週2月17日は、こんな ↓ 状態でした。
それにしても、
わんさかと雑草が茂っています。
今日、天気が良ければ草むしりをしたはずですが、雨のため来週末の仕事になりました。
明日からは天気が回復するものの気温は低め……
先週は夏日になった地域もあるというのに、今日のこの寒さ。
「春は気温差が大きいのが普通」とはいうものの「ちょっと度が過ぎてはいませんか?」と思う近年の気候。
今年の夏は昨年にも増して暑くなりそうだというニュースも目にしました。
ばらさん達にも「覚悟をしておけよ」と言い聞かせつつ、自家製接ぎ木苗に37℃を体験させた3連休でした。