4月並みの気温が続き、近所の木蓮が満開になっています。
我が家には木蓮がありませんが、白花の沈丁花が芳香を放っています。
(昨年、樹齢30数年の巨木になった樹が突如枯れましたが、数年前にお世継ぎとして挿し木をして、鉢で栽培していた株です。)
今日も晴天に恵まれ、春の最大の仕事……ネット張りが完了しました。
年によって、張り方の出来不出来があります。
昨年は百点満点のきれいな張り方ができました。
ところが今年は……昨日のうちにセットしてあった天井部分のネットが、何と裏表が逆になっていました。
天井ネットを3分の2ほど固定(ビニタイでフレームに縛り付けています)したところでやっとそれに気づきました。
最初からやり直す時間がありませんでしたので、そのまま作業を進めました。
その結果、ネットが3mほど足りなくなって、急遽ホームセンターに出かける……などというドタバタがあって、夕方5時前にやっと作業完了。
今年の出来栄えは、45点くらい。。。近年にない不出来な防虫ネットになりました。
ただ、作業完了後に強風が吹き始めました。
風が吹き始める前に作業を終えられたことが、唯一の幸運でした。
これから5ケ月強、庭の半分はネットの中。
雨の日にネットをくぐり抜ける際、傘が引っかかったり雨水を大量に被ってしまったり……と不自由な生活になります。
まあそれも、コンテスト花をブイブイ(コガネムシ・カナブン)から守るためですから仕方ありません。
さて、懸崖作りのツルばらの芽が一気に伸びています。
毎年、我が家のHT種で最初に開花するのは鉢植えの マダム ヒデ です。
今年も多分「ヒデさん」が真っ先に咲く勢いでステムが伸び始めています。
本日の特記事項は、2月11日の記事
春花剪定(地植え編) - 関西ばら会 (hateblo.jp)
この時、地植えの「武州」の10年目の古枝を8年前の「節(ふし)」(下の画像の矢印部分)で剪定しました。
その節から、
芽が出始めました!(画像ではわかりにくいかもしれませんが。)
講習会でも「春花剪定は、教科書通りの昨年の枝だろうが古枝だろうが、どこで切っても良い」と極端なことを申し上げていますが、御覧の通り8年前の枝からも発芽します。
来週は動いた芽を、もっとはっきりと御覧いただけると思います。