一気に春になった本日・土曜日、4月上旬並みのぽかぽか陽気でした。
寒の戻りだった先週の土曜・日曜とは大違いです。
先週は、
同様に、2年目の地植え株です。
先週は、
この1週間で一気に芽が伸びています。
接ぎ木苗も順調です。
さて、本日は春の最大イベント……防虫ネット張りをしました。
主にブイブイ(カナブン類)対策として、淡色系の花を保護するために張っています。
このネット無しではコンテストに出品できる花を見ることができません。
まずは物置からネットを引っ張り出します。
30年前は太陽光の透過率を考えて2~3年ごとにネットを新調していました。
しかし透過率はそれほど気にしなくても良いと勝手に判断して(本当は面倒くさくて)、現在使用しているネットはすでに7~8年使っていると思います。
まずは天井ネット(幅6.3m×長さ20m)をフレームに載せます。
このフレームは今年の1月に補修したもの(1月7日・10日の記事)です。
沈丁花が咲き始め、芳香が漂っています。
3カ所ある「通路」は、蛇腹にしたり2枚のネットが重なるようにしたり……と通り易くする工夫をします。。。30年以上の「ネット張り経験」がモノを言います。
午後は重なりの隙間をなくしたり張り具合の調節をしたりして、午後3時45分に作業を終えました。
通路の作り方を試行錯誤しますので、毎年張り方に多少の違いが出ます。
殊に今年はフレームの形が変わっている部分がありますので、例年とはかなり違う張り方をした箇所もあります。
んが、今年の出来栄えは95点くらいでしょうか?
エエ感じで完成しました。
そもそも30年以上前にこんな面倒くさいネット張りを始めたのは、
このスタンダード仕立てのマーガレットメリルを守るためでした。
香りの良い白い花が高い場所に咲く……という「ブイブイさん、どうぞ召し上がれ」と言っているのと同然の状態で開花しますので、まともな花を見ることができず、大変残念な思いをしていました。
「何とか綺麗なメリルを見たい」の一念で始めたのが、この面倒なネット張りというわけです。
その後、本格的にコンテストに出品するようになってから、このネットの中に淡色系のコンテスト品種を植えるようにしています。
ただし、赤色・朱色系の花にはブイブイが(ほとんど)来ませんので「蚊帳(かや)の外」ならぬ「ネットの外」です。
また、メルヘンケーニギンや魅惑といった「秋だけ品種」も「ネットの外」です。
明日も昼間は天気が良いという予報です。
鉢を置き換えて、5月の花を見る定位置に並べ替える予定です。