関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

梅雨の晴れ間に作業いろいろ

天気予報通り晴天の一日でした。

午前中は快晴で陽射しが痛いほどでしたが、午後には多少雲も出て、作業しやすくなりました。

 

まずは庭の様子。

2番花が咲いています。

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地植え 2番花(左=コンフィダンス・右=シージャック)

 

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鉢植え 2番花(左=メルヘンケーニギン・右=赤富士)

 

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ツルばら懸崖造り 2番花(手前=ドンファン・奥=荒城の月など)

朝に採花した花。

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6月20日 朝

家内が近所に「押しつけ」に回りました。

昨日・一昨日の雨に当たっていますので、明日にはシミが出てしまいます。

 

今日の作業は……午前中は2番花のための「側蕾摘み」。

平日には仕事に出ていますので、放置状態。

1週間も放置すると、多くのステムが箒状になっています。

午後はひたすら草むしり。

数日前に家内が庭でヘビさんを見かけたとか。。。

わたしゃ、その長いヤツが大大大大大大~~~嫌いですので、そ奴が潜む場所がなくなるようにと願いつつ。。。

昨日のコメント欄に、前ブログ担当のY君から「卑弥呼」の話題がありました。

既に2月17日の記事「サヨナラ~した品種たち その3」でも画像を貼りましたが、違う画像で。

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卑弥呼

花芯の高さは群を抜いています。

 

ついでに「写楽」の画像。

これは新潟のヴィオレの名手が、彼のブログで使ってくれていたものです。

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写楽

 

「ちょっと見」では印象が違いますが、「手児奈」と姉妹作だとか。

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手児奈

こうして見ると似ていますね。

 

で、そのIさんのヴィオレにはかないませんが、私のヴィオレのベストはこんな感じ。

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マダムヴィオ

というわけで、いろいろと古い画像を引っ張り出してみました。

 

夕方、定期薬剤散布。

朝に採花した花にスリップスが目立ちました。

週イチの散布をしていれば、在来種のハナアザミウマやネギアザミウマ、ヒラズハナアザミウマは駆除できているはずですので、この時期に「元気」なのはミカンキイロアザミウマだろうと推定しました。

で、今回は臭いがキツイ(火薬のような臭いがします)ので住宅街では使いにくいのですが、隣が畑の我が家では遠慮なく使えるトクチオンを選びました。

トクチオン乳剤の適用病害虫には「アザミウマ類」としか記されていません。

通常は「ミカンキイロアザミウマ」「ミナミキイロアザミウマ」は別途記載になりますので、トクチオンは体裁上「ミカンキイロ」に適用登録はありません。

しかし、片山晴喜著「ミカンキイロアザミウマ おもしろ生態とかしこい防ぎ方」(農文協 1998年)に拠ると、トクチオンは「ミカンキイロ」の成虫にも幼虫にも卓効が認められます。

というわけで、今週のメニューです。

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6月20日 薬剤

ポリオキシンAL水溶剤(殺菌剤)……40g

トクチオン乳剤(殺虫剤)……100CC 

バイオアクト(ダニ忌避)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

2011年 全国大会

昨日の夕方に降り始めた雨が、今日の昼過ぎまで降り続きました。

今(14:00過ぎ)は止んでいますが、まだ葉や土が濡れていて作業が出来ません。

というわけで、作業関係のブログ・ネタもありませんので、日本ばら会の全国大会の古い画像を貼ることにしました。

 

2011年10月16日、鎌倉市の大船植物園で開かれた(今のところ)最後の「全国大会」です。

全国のばら仲間との顔合わせは、2006年5月の世界バラ会議大阪大会以来でした。

ところが、この年は9月21日に大型で強い勢力(浜松に上陸時950hPa)の台風15号(ロウキー)が東日本を直撃し、関東勢はハウスが飛ばされるなど大きな被害がありました。

入賞者の顔ぶれは、東海勢以西が多いようです。

 

まずは1本花・会長杯です。

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会長杯 魅惑

1等・2等が「魅惑」でした。

花芯のまとまり方や発色は2等の方が優れていると思いましたが……

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会長杯

佳作の3点はすべて現・関西ばら会の会員です。

ちなみに一番左に写っている選外の「写楽」は私の出品花です。

どうやら最終審査まで残っていたみたいですね(笑)

 

2本組花・理事長杯は、

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理事長杯

私メのメルヘンケーニギンが1等を頂戴いたしました。

しかし、一番右に写り込んでいる選外の「卑弥呼」、エエ出来栄えだと思います。

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理事長杯 メルヘンケーニギン

右の花、手前の外弁が垂れかけていますが、審査の時にはキッチリと水平を保っていたのでしょう。

 

以上2つの大輪種目で、ともに2等に甘んじていた熊本の名人が、以下の3種目で1等を総なめでした。

フロリバンダ種目、日本ばら会賞。

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フロリバンダ種目

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日本ばら会賞 ホワイトアロー

 

ミニバラ・アレンジメント競技、藤沢市長賞。

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ミニバラアレンジメント 1

2等は現・関西ばら会の会員。

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ミニバラアレンジメント 2

佳作にも現・関西ばら会の会員。

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ミニバラアレンジメント 3

 

次、盛り花ですが、まだ札がかかっていなかったようです。

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盛り花 1

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盛り花 2

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盛り花 3

この「3」のマダムヴィオレ、札がなくても出品者が分かりますね(笑)

昔は「花に名前が書いてある」と言われ、私のコンテストの師匠・S先生の出品なさるコンフィダンスやタッチオブヴィーナスは、審査前から「1等 S」という札が見えていました。

 

最後にアレンジメント競技、大船植物園園長賞。

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アレンジメント 1

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アレンジメント 2

こちらは関東勢(女性)が上位独占のようです。

 

さて、2006年の世界バラ会議の画像を捜しましたが、見当たりません。

ひょっとすると当時は「ペーペーの使いっ走り」で駆け回り、写真を撮る時間がなかったのかもしれません……というか、記憶がありません。

 

明日は天気が良くなる予報です。

何や彼や、作業が出来そうです。

2005年 全国大会

一日中雨降りの予報でしたが、朝のうちに強い雨が降っただけでした。

強い日差しがない分、庭仕事にはよい日曜でした。

 

成長の良い接ぎ木苗10株ほどを、5号鉢から6号鉢に植え替えました。

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伝家の宝刀・マグアンプKを大量投与

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鉢から出た根

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根鉢を崩さないように抜く

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きっちりと用土を詰め込んで終了

後はたっぷりと潅水します。

 

さて、昨日、当ブログの先代担当者のY君とコメント欄で話を致しました。

かつて彼から「古いコンテストの写真を見たい」という希望を聞いておりましたので、古い写真を拾ってきました。

古いと申しましても、私が中判フィルムカメラからデジカメに乗り換えたのが2005年でしたので、1990年代のものはすべてスライドフィルム。

すぐにブログで公開できる状態ではありませんので、悪しからず。

 

で、2005年10月22日につくば市で開催された日本ばら会の全国大会です。

この年の話題は、会長杯を獲得した金沢のYさんの「手児奈」でした。

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会長杯 手児奈

花が抜群に大きく迫力がありました。

しかし今改めて見ると、ステムがいわゆる「大根」ですね。

(ちなみに我が家の「手児奈」の大半はこの花の血統です。)

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会長杯 1本花競技

私が審査員だったら、一番右の新潟のIさんの「マダムヴィオレ」を1等にしていたと思います。

ただ、御覧の通り照明の暗い会場では「ヴィオレ」の藤色は沈んでしまい、損な花色ですね。(今はLED照明が主流になりましたが、かつての蛍光灯照明でも「ヴィオレ」は冴えない色に見えてしまいました。)

理事長杯(2本組花)は……

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理事長杯 2本組花

ここには「ジェミニ」や「メルヘンケーニギン」が見られます。

ところが3本組花は……

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3本組花 日本ばら会賞

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3本組花 手児奈・手児奈・手児奈

「手児奈」のオンパレードで、食傷気味です。

ただ、関西ばら会の会員さんに御覧いただきたいのは、生け方です。

後ろに見える選外の出品花も含めて、当時は必ず「正三角形」に生けています。

「逆三角形」に生けて出品する人は、ほとんどいなかったと思います。

この他に、

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フロリバンダ競技

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ミニバラ競技ー1

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ミニバラ競技ー2

そして盛花の最高賞は、千葉の大先生でした。

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チルダ盛花

こんなに発色の良いマチルダは露地作りでしょうか?

ハウスでこれだけ発色するとしたら驚異的です。

 

あ……私の出品花ですか?

この年は9月上旬に台風14号(ナービー・最低気圧925hPa)というのが来襲しまして、非常にゆっくりとしたスピードで、鹿児島→長崎と非常に大きな被害をもたらし、その後、日本海の陸地に近い沖合を山陰→北陸と東進して、北海道に再上陸しました。

この日本海を東進というコースは、我が家にとって最悪。。。強い南風で海水が上がってきて、塩害が強く出ます。

……というわけで、前年の台風23号(トカゲ)の被害に続き秋花がボロボロで、「参加することに意義がある」という全国大会になりました。

雨の止み間の作業

 梅雨の最中でありながら、2週間ほど連続で週末は晴天に恵まれました。

しかし、今週はドンヨリとして時々雨の降る梅雨らしい土曜日で、明日はさらに雨の確率が高いようです。

今日は雨天ではできない作業=定期薬剤散布が最優先の作業でした。

 

とは言っても、午前中~昼過ぎに降った雨で濡れた葉が乾くまでの間、こまごまとした作業をこなしました。

まずは、2番花のステムの副蕾取りは4月と同様に必要です。

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副蕾いっぱいの「魅惑」

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主蕾のみ残します

私は2番花も3番花も4番花も、ぜ~~んぶ咲かせて楽しむ主義です。

コンテスト派の多くは2番花以降は蕾を摘み続けて花を咲かせず、夏の剪定をしてコンテスト用の秋花を咲かせるという人が多いようです。

また最近は、この時期にバッサリと深切りをして、伸び始める新芽をシュート枝を育てる如くピンチ・ピンチで繋ぎ、9月に最終ピンチをして秋のコンテスト花を咲かせる……という熊本のFさん方式の栽培法をするコンテストマニアも増えたようです。

しかし私はせっかく四季咲き性の品種を育てているのだから、常に花を咲かせて楽しみたいと考えています。

葉っぱだけが茂る庭なんぞ、面白くもなんともない。。。

かつ、ず~~っと花を咲かせ続けても、樹勢が弱ったり、秋の花がみすぼらしくなったりといった不都合を感じたことはありません。

 

ツルばらが新しいシュートを出し始め、繁茂し始めました。

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シュートを伸ばし始めたツルばら

このまま放置しますと、せっかくのシュートが風雨で折れたり、周りの枝と擦れて傷つけあったりしますので、農竹などで固定する必要があります。

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ツルばらのシュートを農竹で固定

また、長く伸びる新しいツルはなるべく真っすぐ上に伸ばします。

途中で曲がると、そこから箒(ほうき)状に枝分かれして、「ばら藪」になってしまいます。

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農竹を継ぎ足して真っすぐ上へ

 

そんな作業をしていると、1.5番花のエエのんが咲いているのを見つけました。

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クリスタルパレス

小川宏氏の作出花ですが、あまり世間には出回っていないかもしれません。

2002年頃に小川さん御本人から頂戴したものですが、交配親などの情報は全くありません。

堂々とした大輪花で威厳があります。

ただし、春の1番花は「最低最悪」、こんなひどいヤツは他に類がありません。

と申しますのは、100%、否、120%の確率で花首が90° カックーーンと曲がります。

春の段階では毎年必ず「サヨナラ~候補」の最右翼です。

ところが、1.5番以降は花首の曲がりが少なくなり、秋にはエエ花を見せてくれます。

というわけで、毎年、すばらしい秋花を見てしまいますので、約20年も我が家に居座らせているのです。

しかし花芯がイマひとつ高くなりませんので、これまでコンテストに連れて行ったことはありません。

 

さて、本日の薬剤散布は

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6月12日 定期散布

サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄ 

ジェイエース(殺虫剤)……100g

バイオアクト(ダニ忌避)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

明日は雨の予報です。

ばらの作業はできないかもしれません。

エエ感じで2番花が咲き始めました

今日は各地で真夏日になっているようです。

明石は海が近いおかげで、最高気温は28.3℃の夏日止まり。

私は本日、新型コロナのワクチン接種のため休暇を取りましたので、午前中はばらと戯れることが出来ました。

2番花が咲き始め、まずまずの「ええ花」が咲いています。

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高雄

花に近づきます。こんな花でした。ちょっと花芯が歪んでいます。

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高雄

 

「高雄」にも爽やかな香りがありますが、香りの強さでは これ!

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パパメイヤン

花に近づきます。エエ感じの「黒」でした。

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パパメイヤン

「パパメイヤン」は花保ちが悪いので、15分後には全開になり、花芯がなくなりました。

 

これに対して、強香で花保ちが良いのは これ!

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ダークベルベット

花形が「パパメイヤン」より遥かに「美形」です。香りはパパメイヤンに「爽やかさ」を加えた感じ。花に近づきます。花芯がきっちりしていて、この花はコンテストレベルです。

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ダークベルベット

 

さらに これ!

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ユートピア

作出者の平野さんの亡き後、勝手に変な名前に改名されましたが、私は平野さんの命名した「ユートピア」という名を大事にしたいと思います。晴天が続きましたので、ええ発色をしています。

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ユートピア

これらの品種以外にも今朝は何輪も良花がありましたが、省略します。

 

5月11日の記事「雨の季節 近し」で、トゲナシノイバラをスタンダード台木用に挿し木したことをお知らせしました。その時の画像は これ

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5月10日 朝5月10日

これが、萎れる→立ち上がる→萎れる→立ち上がる……を繰り返して、葉が黄化してしまいました。萎れ切った先端は早い時期にカットしました

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6月6日 朝

一見「大丈夫?」と心配になりますが、安心してください!

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6月9日 朝

先端から新芽が伸び始めています。しっかりと発根している証左です。

と言いながら、あれ??

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6月9日 朝

1本増えてる!

……ハイ、今朝、もう1枝 挿し木しました。

 

さらに、今朝は不思議な「斑点」を発見しました。

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見たことのない「斑点」

思わず「さび病?」と遠目では思いましたが、葉裏に「赤さび(オレンジさび?)」は見られません。

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葉裏の様子

この「斑点」が見られるのは1株(「優花」ちゃん)のみ。

近辺の株に伝染する兆候はありません。

30数年のばら栽培の中で見たことのない「斑点」ですが、何でしょうか?

ご存知の方がいらっしゃれば、是非ともご教示ください。

今のところ「薬害」かな?と思っています。。。

様々な芽摘みの一日

梅雨の中休みとはいえ、ピーカンの晴天ではなく高曇りで風も適度に涼しい日曜日、一日中庭仕事をしていました。

 

今朝の採花は控えめ。

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右の2輪は「マダム ヒデ」さん、正真正銘の2番花です。

それ以外は1.5番花。

 

朝から1番花の後に伸び始めた芽の整理を行いました。

5月29日の記事「6月6日の講習会 中止になりました」の記事と重複しますが、枝の整理の方法です。

放置しますと2~3本の芽が伸びて、さらにそれが4~9本になり、8~20数本の箒(ほうき)状になり……と収拾のつかない状態になり、病虫害が発生しやすくなります。

1本のステムは夏の剪定の時まで、ずっと1本のまま伸ばすのが基本です。

そうすることによって、風通しや薬剤の掛かり具合が良くなります。

 

1番花の後切り戻した枝からは通常2~3本の新芽が伸び始めます。

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新芽が2本伸び始めたステム

通常は上の芽の勢いが強いので、下の2番目の芽(➡の芽)[場合によっては、加えて3番目の芽]を摘み取ります。

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2番目の芽を欠き取る

1番上の芽の伸び方が芳しくない場合があります。

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上の芽の勢いが弱い場合

この場合は、迷わず上の芽を欠き取ります。

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上の芽を欠き取ります

中には処理が遅れて、1番上の芽以外にも2(~3)番目の芽()が立派なステムになりかけているものがあります。

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2本の立派なステムが伸び始めた枝

下のステム()にも確実に花が咲きます。しかしこれを伸ばすと枝が込み合うことになりますので、心を鬼にして、「ステムは1本のまま伸ばす」という基本を守ります。

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下の芽を欠き取りました

 

伸びる芽を1本に絞った場合も、油断をすると「要らん枝」が伸びることがあります。

「主芽」の両脇にある「脇芽」が動き始めることがあります。

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2本の脇芽が伸び始めた枝

これは迷わず「脇芽」を欠き取ります。

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「脇芽を取り去った」之図

 

シュート処理も、この時期の大切な作業です。

シュート枝に咲く花は、今年の秋~来年の春の「コンテストレベル」の花を期待できますので、的確な処理をしましょう。

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発生したシュート

展開した本葉(5枚葉あるいは7枚葉)が5枚以上展開したらシュート処理の適期です。

未展開の部分を(適当な高さで)摘み取ります。

必ず葉の付け根の「すぐ下」を爪でつまんで折ってください。

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爪で摘み取ります

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先端を摘み取りました

この時はハサミなどの刃物を使わず、爪でつまみます(理由は、切断面の表面積が広いほど水分の発散が多くなり、より「萎(しな)びる」からです。「萎びる」と、そこから伸びる芽と元のシュート部分がまるで1本の枝のようになります。下の「動き始めたシュート2段目」の写真の上の芽の所を御覧下さい)。

ここで、摘み取った方の一番下の葉を取り外して「ヒゲ芽の確認」を必ず行います。

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「ヒゲ芽」の確認

この矢印()は「ヒゲ芽」というよりは「伸び始めた芽」になっています。

このような「動き始めている芽」や「ヒゲ芽(細い糸のようなものが伸びている芽)」を伸ばすと、勢いのない細いステムになってしまいます。

シュートに残った方の芽も同じような状態である可能性がありますので、もう1段「折り下げ」ます。

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1段折り下げ

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葉の付け根のすぐ下で折り下げました

そしてまた、折り取った葉をむしってみます。

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芽の確認

これはほぼ芽が動いていません(見づらくてスンマヘン)。

これならばもう折り下げる必要はなく、これでシュート処理は完了です。

(これでも芽が動いていればもう1段、ダメならさらにもう1段と折り下げます。)

 

既に処理を終えたシュートからは2(~3)本の芽が動き始めています。

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動き始めたシュート2段目

シュートを1本で伸ばすために、下の芽()を欠き取ります。

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下の芽を欠き取りました

先ほど、シュート処理は刃物を使わずに爪でつまんで、切り口の表面積を広くして「萎びる」ようにすると書きました。

つまんだ部分の上が「萎びる」と御覧のように上の芽が真っすぐに伸び、シュートの段差がほとんど無い、1本の枝のようになります。

なお、この下の芽を摘み取らずにそのまま伸ばし「シュート2段目で(Y字状に)2枝に分ける」という栽培法を採用している人も多いようです。

2枝にすれば秋花を多く採花できます。

ただ、私は風通し・日当たりを極力良くするために、1枝で伸ばす流儀を厳守しています。

このシュート処理に関しては、皆様各々が「自分流」を確立すればよいと思っています。

 

昨日の記事でゴマダラカミキリ出現のニュースを書きました。

今日のニュースは……

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早くも黒星病

梅雨入りが早かったせいでしょう、6月上旬なのに黒星病(黒点病)の発生を確認しました。

とはいえ、まだ1株(ブラックティー)のみ、日当たり・風通しの悪い部分に出ていましたので、まだ「蔓延(まんえん)」という兆候はありません。

が、注意して観察していきます。

 

夕方、予定通り定期薬剤散布を行いました。

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6月6日使用の薬剤

本日のレシピは、

サンヨール乳剤(殺菌剤)……200CC 

ピノエース顆粒水和剤(殺虫剤)……30g

バイオ アクト(ダニ忌避剤)……100CC 

アプローチBI……100CC 

水……100ℓ

サンヨール(有機銅剤)は古くから使われていて、耐性菌が出現しにくい非常に安心できる薬剤ですが、浸透移行性がありません。また残効も2~4日程度ですので、散布時には散布むらがないように丁寧に撒かなければなりません。

今日は散布に要した時間がいつもより20分ほど長くなりました。

もう一度お知らせ 明日(6月6日)の講習会は中止です

もう一度、念のためにお知らせです。

明日(6月6日)の「やさしいばらの育て方講習会」は緊急事態宣言の延長により、中止といたします。

なお、8月1日の講習会は、今のところ予定通り開催できると思いますが、今後変更がありましたら、またこのブログでお知らせいたします。

 

1.5番花の開花が、ちらほら続いています。

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ちらほら1.5番花

 

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相変わらずマンマイちゃんの花 6月5日

5月初旬に1番花の咲いた早咲き品種は、そろそろ2番花が咲き始めそうです。

 

こんな時期に注意すべき害虫……何といっても極悪非道の コイツです。

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ゴマダラカミキリ・オス

実は、一昨日(6月3日)の夕方、仕事から帰宅して鉢植えの株を見回っている時にゴマダラカミキリのオスを見つけ、今年最初の「ゴマダラ殺生」(フミツブース)をいたしました。

本来ならば、オスよりも実害の多い(ばらの株元に産卵する)メスを捕殺したいところですが、一昨日はオスしか発見できませんでした、残念です!(通常、オス・メスのペアーで来襲することが多いので、1匹を見つけたら、近くに潜んでいるもう1匹を捜す努力をして下さい。)

なお、オスは体がほっそりとしていて、ヒゲの長さが体長の1.5~2倍あります。

一方、メスはオスより体が大きくふっくらとしており、ヒゲの長さが体長の1.2倍ほどしかありません。

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ゴマダラカミキリ・メス

虫そのものが見つからなくても、株元の青い皮が食害されていた場合 ↓ は、ゴマダラが来襲していますので、血眼になって成虫を2匹セットで捜してください。

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ゴマダラカミキリ 食害

青い皮は食われた、しかし「無断飲食(食害)」の犯人(虫)を現行犯逮捕できなかった場合は、秋以降、根元の大鋸屑(おがくず)に注意する必要があります。

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テッポウムシによる おがくず

ゴマダラ退治は薬品に頼るよりも人力(テデトール→フミツブース)が有効です。

なお、ばらの栽培書にはあまり書かれていませんが、ベニカミキリというヤツもいます。

大きさは1.5㎝ほどです

 

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ベニ カミキリ

彼らは花弁のみを食害し、株全体を枯らすことはありませんが、やはり大切な(立派な)花に限って被害に遭うようです(という気がします)。

これは5月5日「1日中バラと戯れました」に記したとおり、物理的に「水切りネット帽子」で防ぐしかありません。

 

実害はないのですが、こんなオレンジ色の珠をご存知ですか?

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これ、バラハタマフシ(薔薇葉玉節)と呼ばれますが、中に「バラハタマバチ」というハチの幼虫が入っている虫こぶです。

通常は野ばらに多く見られるのですが、数年前に我が家のHT種の葉裏にも着いて、

割ってみると中にハチの幼虫の姿が見られました。

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バラハタマバチ幼虫

 

講習会のなくなった明日は、2番花の芽の整理を中心に、接ぎ木苗の中で成長の良いものの植え替えなどを行い、夕方に薬剤散布の予定です。

雨は……たぶん大丈夫のようです。

改めて…6月6日の講習会は中止です

5月29日の記事でもお知らせいたしましたが、念のため。

6月6日の「花とみどりと自然の情報センター」における「やさしいばらの育て方」の講習会は、緊急事態宣言が延長されましたので中止といたします。

 

さて、我が家の1.5番花は、毎日ぽろぽろと咲いています。

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6月1日 朝

連日少しずつ採花できますので「マンマイちゃんの花(仏壇花)」には不自由していません。

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5月31日

 

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6月1日

 

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6月2日

 

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6月3日

 

5月30日「1.5番花がちらほら咲いています」の記事のコメント欄(記事の最後の方、「関連記事」の後にあります。スマホタブレットで御覧の皆様は、ず~~~っと下の方にありますので、お気付きでない方もいらっしゃるかも。。。)に、茅ケ崎市にお住いのマッキさんから、うどん粉病に関するお尋ねを頂戴しました。

その返答の中に「サプロール、ラリー、サルバトーレは同じEBI剤だからローテーションにならない」ということを書きました。

6月の講習会では薬剤散布のお話も多くなるはずでしたので、ここで簡単に「同系統の薬剤(=ローテーションしても意味のない薬剤)」を思いつくままに列挙しておきます(「ばら」または「花卉類」に登録のあるモノ)。

まずは、殺虫剤の「オルトラン」と「ジェイエース」……「ジェイエース」は「オルトラン」のジェネリック薬ですから、全く同じ成分です。

殺菌剤は注意すべきものがいくつかあります。

EBI剤として「アンビル、サプロール、サルバトーレ、トリフミン、マネージ、ラリー、ルビゲン」……これらは原体は違いますが、作用や効果が似通った薬剤です。かつ、EBI剤は耐性菌が出現しやすい薬剤ですので、注意が必要です。

逆に耐性菌の出にくい予防剤として有機銅剤がありますが、「サンヨール」と「ヨネポン」はローテーションになりません。

同じく予防剤である有機硫黄の「ジマンダイセン」と「エムダイファー」は、同じマンネブ剤です。

さらに人畜無害・安全性の高い「カリグリーン」と「ハーモメイト」はともに炭酸水素塩です。

古い薬ですが、「ベンレート」と「トップジンM」はベンゾイミダゾール系で非常によく似た薬剤です。ちなみに「ベンレート」は地中のミミズを殺してしまう可能性があります(と長年の経験で判断し、私は使用していません)。

 

即座に思い当たる範囲で、ローテーションにならない薬剤について記しておきました。

なお私は文学部出身でガチガチの文系頭ですので、以上の記載に間違いがありましたら、何卒ご教示のほどを!

宜しくお願いいたします。

 

1.5番花がちらほら咲いています

昨日に引き続いて梅雨の中休みの晴天(本来の意味での「五月晴れ」……とは言っても、今日はまだ旧暦4月19日ですが)に恵まれて、まる一日「ばら+キュウリやナスなどの野菜たち」に遊んでもらいました。


1番花がブラインド(蕾のつかない芽)や何らかのトラブルがあってピンチしたステムに「1.5番花」(勝手な命名です。世間では通用しません)が咲き始めました。

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5月4日の記事「1日中バラと戯れました」でご紹介した事故

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枝の中ほどから立派なステムが2本も伸びていたのに気づかず、最上部の貧弱なステムだけを見て、株元の生え際からバッサリとやってしまいました。

その株にもシュートが発生して、ホッとしています。

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矢印部分が誤って切断してしまった部分です。

 

先週の薬剤散布で、品種によって葉に薬害(矢印・萎縮葉)が出ました。

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薬害

まだ太陽が沈んでいない夕方(気温25℃以上)に殺虫剤のアファームを1000倍で使用しましたが、展開していない若い葉には濃すぎたのかもしれません。

これがコンテスト用のステムであれば「あっちゃー、やってもうた!」となるところですが、今は1.5番花。気楽です。

同じような成長度合いのステムでも、全く影響のないものがほとんどです。

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薬害の出なかったステム

今回の薬害は、完全に「品種によって」というタイプです。

 

夕方、先週と同じようにまだ太陽が沈まない時間帯に薬剤の定期散布をしました。

今週の薬剤は、

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フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50CC 

ジェイエース水和剤(殺虫剤)……100g

ベストガード水溶剤(殺虫剤)……50g

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100CC

アプローチBI(展着剤)……100CC

水……100ℓ

今回、ベストガードを使用した理由は、先週の施肥の後、大発生しているショウジョウバエ退治のためです。

また、今回からバイオアクトの使用を始めました。

講習会に参加してくださっている皆様には「お前はバイオアクトのセールスマンか!」と思われるほど喧伝していますが、私は20数年来、ダニ忌避剤としてバイオアクトを使用しています。

これはニームオイルですが、他社のニームのように噴霧機の目詰まりを起こすことはありません。

また香りが良いので、トクチオンのような強い匂いのある薬剤を散布する時にも多少は悪臭防止になります(今回は、先週施した元肥の匂い緩和のためにも使用しました)。

そして何よりもバイオアクトはダニ忌避効果が抜群です。

我が家ではバイオアクトを使い始めてから、20年以上、殺ダニ剤を散布していません……と言うか、ダニを見ておりません。

使用を始めた年は、ダニの発生が半分ほどになります。

2年目で、ダニの被害が気にならなくなります(発生はします)。

3年経つと、ダニの姿がほぼ見えなくなります(よく見ると、薬の掛かりにくいツルばらの葉裏に潜んでいることは稀にあります)。

1990年代中ごろに寺西菊雄さんを介してメーカーから試用を依頼されて使い始めたのですが、3年で我が家からダニが消えて驚きました。

当初は4月~10月の定期散布の時、常時1000倍で混用していましたが、そこそこ高価なオイルですので、この10年ほどは6月~9月の高温の季節、ダニが発生する期間のみ使用しています。

なお、バイオアクトは殺菌剤のダコニールとの相性が良くなく、混ぜ合わせた時にモロモロ・フワフワの糸状に凝固したり、夏の高温時にはステムに斑点のできる独特の薬害を生じます(私は10数年前にダコニールで帯状ヘルペス風のかぶれを経験したため、10年以上前からダコニールを使用していません)。

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「ダコニール+バイオアクト」の薬害

それはさておき、ダニ忌避には非常に効果がありますので、夏期のダニにお困りの方は試してみる価値があると思います。

 

 

6月6日の講習会 中止になりました

まずは残念なお知らせから。

6月6日は長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会の予定でしたが、緊急事態宣言の延長が決まりましたので、中止ということになりました。

6月~7月の手入れに関しましては、このブログでも極力ご紹介いたしますので、参考にしていただければ幸甚です。
次回の講習会の予定は8月1日ですが、この時には早くも「夏の剪定」のお話になりますね。

 

さて、近畿地方は未曽有の早い梅雨入りでしたが、その雨の影響で我が家ではボトリチス(灰色カビ)病が多発しています。

とは言っても、花や蕾ではなく、散った花弁が纏(まと)わりついた茎や葉に見られます。

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ボトリチス(灰色カビ)病ー1

散った花弁が矢印➡の部分に纏わりついていました。

剥がしてみると白っぽいカビが見られます。これがまさに「灰色カビ」です!

 

散った花弁が付着した葉にも発生します。

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ボトリチス(灰色カビ)病ー2

上のが付着した花弁、下の矢印にカビが見られます。

ちなみに葉裏にもカビが見えてます(見えづらいですが。。。)

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ボトリチス(灰色カビ)病ー3

さて、1番花の後に切り戻したステムから2~3本の芽が伸び始めています。

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伸び始めた2芽

このまま放置しますと、2本が4本に、4本が8本に……と込み合って風通し(=薬剤の掛かり具合)が悪くなって、病虫害の原因になります。

夏の剪定まで1本の枝は、ず~~~~~っと1本のまま伸ばします。

基本的には上の芽を伸ばし、下の芽は欠き取ります。

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下の芽を欠き取る

しかし、上の芽よりも下の芽の方が勢いの良いものもあります。

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下の芽の勢いが良い場合

この場合は上の芽を欠き取ります。

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勢いの良い下の芽を残す

また、上の芽の方向が悪いこともあります。

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上下勢いは同じ

これは、上の芽を伸ばすと樹形が横張となり、広いスペースが必要になります。

そこで、

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下の芽を残す

下の芽は「内芽」ですので木が直立形になり、横の株を干渉することが少なくなります。

 

といった作業をしながら、本日・梅雨の中休みの土曜日、鉢植えにエサ(肥料)を与えました。

先の日曜日に地植えに施した元肥は、雨のおかげで順調に分解を始めています。

匂いもさることながら、例によってショウジョウバエが大発生していまして、例年通り家内の愚痴が聞こえています。

コロナやら自粛やらと異常なことが続く中で、「例年通り」のありがたみを痛感しています。