桜が満開の日曜日。
天気もまずまずでしたので、あちこちで花見の人が溢れていたことと思います。
本日、4月の「やさしいばらの育て方」講習会を予定通りに開催できました。
春休み最後の日曜日、お子様のいらっしゃる皆様はいろいろとお忙しかったのか、いつもより出席者はやや少なめでした。
実習はHT種、フロリバンダ種、ミニばらの「芽の整理」でした。
皆様、食い入るように芽を掻きとる手元を御覧になっていました。
ご出席くださった皆様、ありがとうございました。
地下鉄の長居駅から講習会会場まで行く途中、長居運動場の外周道路には多くの種類の桜が植栽されています。
今日、写真に収めたものを御覧下さい。
まずは、桜の代名詞、ソメイヨシノ。
本日が文字通りの満開でした。
次、早咲きのカワヅザクラ。
すっかり葉桜になっており、花の部分はサクランボ状態でした。
昨年秋以来、ずっと咲いていたジュウガツザクラは、
まさに葉桜です。
ヤマザクラもわずかに花が残っている状態。
今日、咲き誇っていた中で色が濃く目立ったものがヨウコウという品種。
同様に今が満開のオモイガワという品種。
蕾は濃いピンクで、開花に従って淡くなるタイプのようです。
コブクザクラという品種もありました。
花付きは寂しいのですが、上品な八重の花でした。
ジンダイアケボノという品種の「ジンダイ」とは、東京の「神代植物公園」の「神代(深大)」でしょうか?
……と思って調べてみると、その通りでした。
1991年に登録された品種で、神代植物公園内に原木があるのだそうです。
その昔、神代植物園での日本ばら会全国大会では、1本花・5本花で2等、3等に甘んじ、わずかの点差で1等が取れずに悔しく思った思い出があります。
八重品種のサトザクラの類は遅咲きです。
そのサトザクラにも様々な品種があるようです。
サトザクラ普賢象という品種が、今日見た中では一番遅咲きのようでした。
その他、名札が無くて品種名は不明ですが、一重咲きでも遅咲きのものがありました。
サクラによく似た花を咲かせるアーモンドですが、
ほぼ花は終わっていました。
ところで、アーモンドとサクラ……花が咲けば見分けがつくとは思いますが、花の無い時の見分け方を御存知ですか?
これはアーモンドです。
枝から直接に花が咲きます。
一方サクラは、
花の子房から柄(え〈サクランボの棒の部分〉)が長く伸びて枝とつながっています。
……と、ちょっとだけ「知ったかぶり」をしたつもりでしたが、植物好きの皆様には常識だったかもしれません、失礼しました。
知識をひけらかしたつもりで、結果的に失敗する典型ですね。。。
というわけで、いつもより遅い時間になってしまいました。
今週はこれで失礼します。