この冬一番の寒気は、今朝から少しずつ弛んできたようです。
日本海側の大雪も峠を越えたようですが、北陸方面の会員の皆様のお宅は如何でしょうか?
さて、我が家のツルばら6株(エマニエル、ドンファン、ザ マッカートニーローズ、荒城の月、メイド オブ オーナー、つるデンティベス……うち、ザ マッカートニーローズとメイド オブ オーナーは我が家でHT種が枝変わりしてツル化したもの)のうち、つるデンティベスを除いた5株は2週間前に葉をむしり取って丸裸にしました。
ポカポカ陽気の中で冬の作業 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今日は残りのつるデンティベスを丸裸にしました。
オレンジ色の種子(ローズヒップ)は「収穫」して、花の代わりに花瓶に活けて飾ります。
以前は太さ3㎝、長さ6~7mのシュートが15本以上出て、誘引の時には不要なツル枝を根元から切り捨てることも多かった株です。
しかし樹齢が40年近くなり、おそらく20匹以上のゴマダラカミキリを育てた株ゆえ、根元は空洞だらけで、剪定鋏で叩くとポッポコと木魚のような音がします。
さすがに樹勢が衰えてシュート枝が細く(直径1~1.5㎝程度)なり、またベーサル シュートの数も3~4本になり、誘引の時には昔なら捨てていた途中シュートも使うようになりました。
その「懸崖作りの誘引」は明日の作業です。
また樹勢が衰えると、カイガラムシも付きやすくなります。
束子(たわし)や古い歯ブラシでこすり落としても良いのですが、落ちたカイガラムシがまた這い上がってくるのではないか?と心配ですので、私は夏でもマシン油乳剤を刷毛(はけ)で虫体に塗布します。
春から秋まで、葉のある間は強烈な薬害が出ますので、葉に薬剤が付かないように細心の注意を払いつつ、原液を30~40倍に薄めて使用します。
しかし冬期は10~20倍で、葉に付着しても一向にかまいませんので、木肌の白くなっている部分(=虫体)に丁寧に塗布します。
あと数日で鉢の土替え作業を開始します。
急な坂道を30mほど登った畑をお借りして作業をしますので、鉢の移動は重労働。
そこで鉢を軽くしておくために、12月3日の灌水を最後に鉢土を乾かしています。
3週間早い冬の元肥入れ - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その結果、多くの鉢で花や葉が水分を失って萎びています。
鉢植えの株には乾燥がストレスになって可哀想だとは思いますが、我が老いた体力を考えると、容赦願うしかありません。
明日は「懸崖作り」を完成することができるかどうか……買い物のアッシー君やら散髪やらの予定が入っていますので、キツイかもしれません。