昨夜来、西からの強風が吹き荒れ、気温も一気に下がりました。
昨日は最高気温が20℃前後でしたが、今日は近畿各地で10℃前後、最低気温は2~3℃程度と、たった一日で中秋から真冬へと変わる「ジェットコースター」気候でした。
講習会の会場である「花と緑と自然の情報センター」に行く途中の長居公園の様子です。
何種類か植わっている桜の中で、花が咲いていたのはこの「十月桜」だけでした。
「花と緑と自然の情報センター」の入り口には、
昨日来の強風の影響でしょうか、散った落葉松(からまつ)の落ち葉が通路に山になっていました。
強風のため鉢が倒れていましたので、起こしておきました。。。5分後に見ると、また倒れていました。
そんな極寒・強風の中、講習会に御参加くださった皆様、ありがとうございました。
午前中は会員限定で接ぎ木実習を行いました。
台木を切り下げる時にナイフの刃を滑らせてケガをすることが多いのですが(昨年は私でしたが)、今年は「血を見る」ことが無く、ホッとしています。
午後は通常の「やさしいばらの育て方」講習会でした。
「やさしいばらの育て方」講習会には会員以外の方々にもご聴講いただき、かつ我々ベテラン(単に馬齢を重ねたのみ)がうっかり見落としている基本的な視点からの質問をしていただき、ありがたく思っています。
その中で、今の時期に葉をむしる・むしらない……につきまして、私はとりあえず何もせずに放置したままです。
参考までに、昨日午後の我が家です。
年末~年始の鉢土の交換まで葉はそのまま。
土替えの際に仮剪定をしつつ葉をむしって丸裸にします。
一方、地植えは、
2月の春花剪定まで全く手を付けず、葉は付いたままにします。
樹高を低くする仮剪定もしません。
薬剤の濃厚散布や石灰硫黄合剤も施しません。
ただ、カイガラムシを見つけた時にはマシン油乳剤(20~30倍液)を刷毛(はけ)で虫体(木肌の白くなっている部分)に塗布します。
何はともあれ、本日の実習・講習会に御参加くださった皆様、ありがとうございました。
また、急に冷え込んでいますので、お風邪など召しませんように!