関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

ようやく「ツルばらの梅雨明け剪定」

7月20日の梅雨明け以降、連日各地で猛暑日が続いています。

とは言うものの、海風の吹き込む我が明石では、アメダスの最高気温が昨日も今日も33.3℃でして、実は猛暑日にはなっていません。

 

そんな中、ようやく「ツルばらの梅雨明け剪定」を行いました。

昨年は7月31日

遅ればせながら「ツルばらの梅雨明け剪定」 - 関西ばら会 (hateblo.jp)

一昨年は7月25日

ツルばらの「梅雨明け剪定」 - 関西ばら会 (hateblo.jp)

に行っていますので、「ようやく」とは言うものの、例年通りの頃合いですね。

我が家自慢の懸崖作りで、「崖上」の根の位置よりも下に垂れ下がっている1番花・2番花を咲かせたツル枝は衰弱が激しいため、基本的に「梅雨明け剪定」ですべて切り捨てます。

ツルばらは多くのシュートを出していますので、株に残すツル枝は今年の5月以降に伸びた新しいツル枝だけにしています。

なお毎度申し上げていますが、秋に実(ローズヒップ)が美しく発色する品種(我が家では「つるデンティベス」)は剪定せずに、実の付いている枝をそのまま残しておきます。

剪定前―1

剪定後―1(奥が「つるデンティベス」)

 

剪定前―2

剪定後―2

 

剪定前―3

剪定後―3

 

剪定前―4

剪定後―4

 

この時期にツルばらを剪定するのは「我流の栽培法」であり、ツルばらを栽培している方々にとって必須の作業ではありません。

しかしこの時期にツルばらの古い枝を剪定しておけば、

1・陽当たりや風通しが良くなって、病害虫の発生源を減らすことができます。

2・薬剤の散布量を減らすことができます。

3・ツルばら以外の株の陽当たりが良くなります。

4・12月に行うツルの誘引の際、剪定するツル枝を少なくすることができます。

5・剪定したことが刺激になって、新たなシュートの発生を促します。

などなどの利点があります。

暑い中ではありますが、する価値のある作業だと私自身は思っています。

 

切った枝を見ると、こんなものがありました。

カミキリムシの食害

やはりカミキリが来ていることが分かります。

残念ながら今回は成虫を捕殺できませんでしたが、今後、根元付近を注意深く観察しなければなりません。

切り取ったツル枝

切り倒した大量のツル枝は、例によってガーデンシュレッターで粉砕し、今後何回かに分けて(家内にお願いして)生ごみとして出します。

 

この1週間の採花状況です。

すべて3番花ですが、この3番花のステムを9月の秋花剪定で「剪定位置」にすることが多いと思います。

したがって3番花はあまり深切りはせず、3番花のステムに5枚葉を4~5枚残して切る(したがって3番花のステムの半分ほどで切る)ことを心掛けています。

7月24日

 

7月25日

 

7月26日

 

7月27日

 

7月28日

 

7月29日

 

これらの中の秀花の画像は、明日並べることにいたします。

薬剤の定期散布も明日の夕方に行う予定です。