昼前には青空が見られ強い陽射しもありましたが、午後2時過ぎには再び強い雨も降り、安定しない天気。
いかにも梅雨の後半らしい降り方で、九州・中国地方では大雨の模様。
皆様のお住まいの地域では如何でしょうか。
被害の無いことをお祈りします。
さて、昨日のブログで予告いたしました通り、この1週間の採花状況「等」を書きます。
まずは7月3日の月曜日から。
手前のバケツの下の方に「魅惑」が2輪ありますが、そのうちの1輪の画像。
ピンクの覆輪が良く発色しています(バケツの中のもう1輪も同程度の発色をしています)。
前日(2日)が「梅雨の中休み」で、丸一日強い陽射しに当たって濃い覆輪になりました。
参考までに前日(2日)、雨続きの後に咲いた魅惑は、7月2日のブログにも掲載した画像ですが、
ボケた覆輪の発色です。
まあ、魅惑は血統によって花形や発色が随分違います。
とは言え、我が家の魅惑たちは覆輪の発色の良いものを、選別の上にさらに選別を重ねて接ぎ木をしていますので、基本的にすべて濃い覆輪が出るはずです(出ています)。
それでもなおかつ陽射しの有無によって、これほどまで発色が違います。
「秀花が咲くのは、品種改良家の力が3割、栽培者の力が5割、残りの2割はお天道様の力」というのが私の持論で、あちこちで喧伝しておりますが、この1日違いの魅惑を御覧になって賛同していただければ幸いです。
上段左のバケツにシーアブリスが何輪か入っています。
この日に「採花状況等」の「等」その1が発生しました。
階段の鉢植えの花を採花中、ふと足元を見ると、「あいつ」が歩いていました。
思わず踏みつぶした後の写真です。
ひげの長さが体長よりちょっと長い程度ですので、これはメスです。
参考までにオスは、
ひげが長く、体長の1.5倍以上の長さがあります。
「やさしいばらの育て方」テキストの「6・7月の手入れ」P30に掲載してある [写真ー30]はメスです。
大抵の場合、オス・メスのペアーでやって来て、ステム1段目の青い樹皮を舐(な)めるように食害します。
これ ↑ は「やさしいばらの育て方」テキストにも掲載した写真です。
1匹を見つけたら、もう1匹もテデトール(手で取る)で退治することに努めます。
とは言うものの、オス・メスの2匹セットで処分できることは稀です。
1匹しか見つからない場合、オスはさて置き、産卵前のメスだけでも退治できればラッキー。
今回はメスを踏みつぶすことができましたので、まあ良しとしておきます。
今年初のゴマダラの出現でした。
雨に当たらない良花が採花できました。
この日から雨続きです。
そして本日。
この中で、多少マシな花の画像です。
同じ株に咲いた2輪ですが、純白なものと、花芯にピンクが浮かんだものとがありました。
この差は何が原因なのか……分かりません。
白秋やマーガレットメリルは中心にピンクが浮かんだものがきれいだと思いますが、「サチさん」は純白の方が「サチさん」らしいかな?と思います。
そして「採花状況等」の「等」の2つ目。
昨年来、コンフィダンスの枝変わりの「織姫」を栽培しているということを書きました。
少しずつ開花しています - 関西ばら会 (hateblo.jp)
鈴木省三氏に「脆弱性がある」と断言された品種を咲かせることができるようになって、「30数年で私のばら栽培の技術も上がった」と自慢しましたが、
あらあら……やっちまいました。
「腕が上がった」などとは幻想でした、天狗になっていました。。。スンマヘン
株を枯らしたのは、この織姫が今年初です。
でも、安心してください(誰も心配してないとは思いますが)。
予備というわけではなく、もう1株栽培しようと思い、1月に接ぎ木をしてあります。
こちらは極めて順調かつ強健に成長していますので、織姫が我が家から途絶えることは(とりあえず)回避できました。
地植えの足元に雑草が茂り始めました。
早く草抜きをしないと、シュートの発生に悪い影響が出ます。
また、鉢植えの1ケ月に1度の施肥もできていません。
前回の施肥からすでに40日以上経過しています。
マグアンプKを大量に投入してありますので、肥料切れの心配はありません。
しかし2番花を咲かせるために体力を消耗したはずです。
1日も早く肥料を与えたいのですが、雨に邪魔されています。
次の週末の3連休で何とかしたいところです。。。お天道様次第です。