今日は朝から所用で夫婦そろって静岡に出かけ、夕方に戻ってまいりました。
帰宅してみると、道路沿いの鉢が10数個倒れておりまして「なんでやろ?」と思っておりました。
ニュースで「関西に今日の午前中、木枯らし第一号が吹いた」とのこと。
「なるほどその所為か」と納得した次第。
実は、静岡は大学時代4年間を過ごした土地。
人生で一番輝いている時期(今は頭部が輝いていますが)の思い出の詰まった街です。
20年ほど前に「ちょっとだけ立ち寄った」程度に足を踏み入れましたが、実質的には40数年ぶりの訪問。
静岡駅の近辺がすっかり変わってしまっていて、完全に「浦島太郎」状態でした。
往路、新幹線が濃尾平野を通過中は、我が故郷の御嶽山や乗鞍岳がくっきりと見えていましたので、富士山もさぞかし……と思いきや、浜松を過ぎる辺りからしっかりと雲が垂れ込め、富士の裾すら見ることができませんでした。
毎日富士山が見えているのが当たり前だった学生時代は、今から思えば贅沢な4年間でした。
そして何よりも、あの時代に「ブルームーンという名の青いばらがある」と当時の「彼女さん」から聞いたことが、現在のばら作りのスタートラインになりました。
それはさて置き、昨日、一日中雨に打たれた花……今朝は皆、下を向いていました。
海の方には朝霧が立ち込めていましたので、この後に木枯らしが吹くとは思いませんでした。
この1週間は花数が減った上に雨も降りましたので、採花は3回だけでした。
以下、例によって多少はマシな花の画像です。
「またかぁ~」と言われそうですが、お気に入りの絞り品種でした。
蕾~開花直後までは黄色品種の色合いですが、開花すると不思議な配色になります。
本来は5~8輪の房咲きですが、さすがにこの時期は単花で咲いていました。
花瓶に生けて室内に置くと、時間が経つにつれて黄色が濃くなり、最終的にはオレンジ色になります。
鉢植えになっている御神木の「分身」です。
この株だけは覆輪の発色がエエ感じです。
この花はマンマイちゃんの花(仏壇花)にして3日目の今朝、花形もボリュームも超一流のコンテスト花になっていました。
我が家に導入して2年目の品種ですが、樹勢も良くステムが良く伸びます。
5株が8号鉢に植わっていますが、夏期には水枯れして首を垂れている姿をよく見かけました。
この冬にはすべて10号鉢に植え替える予定です。
今日は丸一日、不在にしていました。
明日、鉢の灌水やら(今年最後の?)定期薬剤散布などをします。