天気予報では7日(金)の夜から10日(月)まで雨が続き、洪水に警戒が必要な大雨になる恐れあり……ということでしたが、明石では一日中「将降不雨(まさに降らんとして雨ふらず)」の状態でした。
まずは道路からの様子をご覧いただきます。
2番花のピークが過ぎ、緑色が目立つようになりました。
ただ、懸崖作りのツルばらの2番花が咲いています。
(右のピンク=ザ・マッカートニーローズ【枝変わり】 中の赤=ドンファン 左のサーモンピンク=エマニエル)
これは、1番花が終わった後の凋花処理を行わなかったために、2番花のステムの成長が遅れたのでしょう、その結果、今が2番花の盛りです。
ツルばら以外は緑色が目立ちます。
箒状になっているのはツルばらのベーサルシュートです。
(右=荒城の月 左=メイド オブ オーナー【枝変わり】)
もちろん太い農竹(タキロン)を2~3本ずつ使って縛り付け、根元から折れないように補強してあります。
ツルを長~~く伸ばしたい場合は蕾が小さいうちに、箒状に分岐した部分より3~4芽下で早めに箒部分をカットして、その後出てくる芽を1芽だけに絞って伸ばし続けます。
上の画像のシュートはすでに2.4mのタキロンよりも長く伸びていますので、もう長さは十分と判断して、花を咲かせます。
シーアブリスの最後の1ステムです。
他のステムは2番花を採花して防虫ネットの天井まで少し余裕ができましたが、この最後のステムは完全に頭を押さえつけられています。
花を咲かせてもネットに擦れて傷つきますので、花は諦めて写真を撮った後、他のステムと同じような高さに切り戻しました。
階段の鉢植えには1輪の花も咲いていません。
すでに3番花の小さな蕾の見えている株もあります。
フロリバンダの一群も花が少なくなりました。
ただ、賑やかな株も少し残っています。
似たような色合いですが、右=バイアポイントメント、中(前と蕾)=アプリコット ネクター、左=ロマンチック メモリーズです。
ロマンチック メモリーズはHT種ですが房咲性がありますので、我が家ではフロリバンダ種として扱っています(パレオ90と同様です)。
さて、6月18日に挿し木をしたトゲナシノイバラのスタンダード用台木ですが、
スタンダード台木作り - 関西ばら会 (hateblo.jp)
3本とも順調です。
真ん中の株の下の方の葉が黄変しています。
しかし、黄色の円内をご覧いただきますと(見えにくいのですが)新芽が伸び始めています。
新芽の伸びは、左の株が顕著です。
この芽は、2週間前には、
こんな感じでしたので、挿し木に成功……と宣言しても良さそうです。
冒頭でも書きましたが、今日は雨降りの予報でした。
しかし朝7時、雨が降っておらず葉も濡れていませんでしたので、「1時間後に雨が降ってもOK、今がチャンス!」とばかりに、定期薬剤散布をしました。
今日のレシピは、
サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄
スピノエースフロアブル(殺虫剤)……25㏄
ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
ところが夕方までちょっとした通り雨はあっても「降りそうで降らない」一日でしたので、慌てて散布しなくても良かったのですが、まあそれは結果論で、重要なのはこれで来週も「薬剤散布のための有給休暇」を取らなくて済んだこと。
やれやれ。。。です。
1週間の採花状況「等」、明日の記事でご紹介します。
「等」は今シーズン初めてです……