明石では11月1日に4.5㎜の降水があって以来、12日ぶりの雨です。
とは言っても、午前9時過ぎから降り始めて午後2時過ぎには上がりました。
降水量は「ちょっとお湿り」程度の11.0㎜。
鉢の中には水分が十分浸み込んでいませんので、雨の中で灌水しました。
11月に入って2日に1度の灌水をしていますが、明日からは少し気温が下がるという予報ですので、今後は3日に1度の灌水で済むかと思います。
週イチの定期薬剤散布も先週で終了しています。
そろそろ冬の作業の準備開始というわけで、鉢土(園芸用土・赤玉土・腐葉土)の注文を終えました。
今朝も雨が降り出す前に採花しました。
昨日、大量に切りましたが、気温が高かったため1日で随分開花しました。
灌水しながら鉢植えの株たちを観察するると、またまた「花中花」を発見しました。
品種はダブル ディライトですが、今後、どのように開花するか……引き続きご報告いたします。
過去の「花中花」は、
今年最後の草むしり - 関西ばら会 (hateblo.jp)
明日~明後日は暴風雨警報 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
をご覧ください。
要するに窒素過多の症状で、本当は「お恥ずかしい」失態なのですが、まあ、面白い写真が撮れればエエか。。。と思っています。
奇形といえば、昨日も1例ありました。
採花した熱情ですが、
矢印部分のステムは、
ステムの半分は正常な緑色ですが、もう半分は赤色です。
実はこのステムが出ている枝は、今年の春から異常がありました。
本来は奇形の枝として除去すべきものでしたが、面白いと思って温存しておきましたところ、春に続き秋もやはり「変なヤツ」が出現しました。
私、「変なヤツ」が大好きです、ばらも人間も。。。(と昔から言っておりましたら、息子が二人とも「変なヤツ」になってしまいました。)
さて、我が家で大きな花の咲く代表はシーアブリスと舞扇ですが、もう1種、
蕾は大して大きくありませんが、この花が全開になると、
17㎝以上になります。
この品種は花弁数も少なく、「我が家の家風」に適った花形ではありません。
しかしこの花色と大きさが気に入り、我が家の一員になっています。
そもそも広島バラ園に秋苗でブラックティーを2株注文したのですが、品種間違いでこのブランデーが届きました。
「トゲがブラックティーとは違うゾ」と思いつつ2株とも地植えにしてしまい、翌年春に咲いたのが、コレ!
実はもう1品種、
これも元来は広島バラ園から届いた品種間違いです。
ジェミニを5株注文し地植えしたのですが、春になって葉が出ると、ジェミニの赤い葉ではなく、鮮やかな緑。。。
6月になって咲いた花(アンペラトリスファラーは超遅咲きです)は、
ジェミニとは似て非なるものでした。(↑ 今は亡き愛犬のタマサブローが写っています。庭で放し飼いにしていましたので、ばらのエリアに入らないようにネットを張ってありました。)
これまた品種間違いとは言え、きれいな花でしたので、株数は減らしましたが残すことにしました。(今ではこのブログのアイコンにするほどのお気に入りです。)
今から思うに、ブランデーもアンペラトリスファラーも品種間違いではなく、当時の広島バラ園の園主・田頭数蔵先輩が、わざと注文とは違う品種を送って「これを作ってみろ」と教示してくださったのではないか……と思っています。
もちろん品種違いを連絡すると、すぐに注文通りの品種を送ってくださり、「間違って送った品種は適当に処分してください」とのこと。
どう考えても、私は田頭先輩の手のひらの上で転がされているようにしか思えません。
それはさておき、昨日から今日にかけて採花した花の写真を並べます。
たっくさんの写真がありますが、今日は「秋ばら いろいろ」であまり出てこなかった品種だけにしておきます。
本来はHT種ですが枝変わりしてしまい、ツルばらになっています。
故・内山與八さんの作出花です。
「咲華都(さかと)」を頂戴した時に、一緒に送ってくださった品種です。
「希和ちゃん」はお孫さんのお名前だそうです。
その「さかと」は、何度も書きますが、この秋は冴えませんでした。
「さかと」と同様にダメダメと書き続けたのが武州ですが、
ちょっとだけ武州らしくなりましたが、まだ40点程度でしょうか。
これは既出ですが、弁裏にちょっと黄色味が入り、エエ感じに咲きました。
これも既出ですが、1級品の花でした。
弁端の日焼けが目立ちますが、花色・花形は本種の特性がよく出ていました。
本来は小ぶりな花ですが、この花は白秋に負けないほどの大きさがありました。
雨はもちろん、夜露でさえシミになる弁質の弱さは悲しいほどですが、この数日のように乾燥注意報が出るほど晴天が続くと、さすがに繊細で優雅な花が咲きます。
以下、FL種です。(単花で咲いているものもありますが。)
近年増やした絞り品種で、香りもあります。
陽当たりが良いとピンクの発色が濃くなります。
ただし、開ききると白くなりますね。
5月には10輪程度の房咲になりますが、これは 細枝に1輪だけ咲いていました。
気温が下がると、輝くローズピンクがやや暗くくすんだ感じになるようです。
そんなこんなを取りとめもなく書き並べました。
明日から気温が下がる予報です。
皆様、お風邪など召しませんように!