暑い暑い子供の日でした。
京都では最高気温が29.3℃、真夏日直前ですね。
明石では22.3℃だったようですが、気温以上に暑く感じました。
積算温度は5月4日までで888.55になりました。
鉢植えと懸崖作りのツルばらは一気に開花が進みました。
ツルばらの懸崖作りは、いつもと違う角度からご覧ください。
遠目には綺麗かもしれませんが、近づくと荒城の月にはたくさんのブイブイが集合しています。
小さくてわかりにくいかもしれませんが、スマホ等で拡大してみてください。
集団でやって来るヤツらの餌になって、花はボロボロです。
普通の鉢植えならば、
全ての花にネットをかぶせることも可能ですが、ツルばらではそうもいきません。
可哀想ですがツルばらは裸のままで放置状態です。
昨日はチュウレンジバチの透明写真?をご覧いただきましたが、今日は変なステムを発見しました。品種は熱情です。
ストロボを発光させて順光状態で撮影すると、ちょっと赤いだけで普通のステムに見えます。
しかしストロボを発光させず、逆光状態で撮影するとステムが透けていました。
もちろん奇形ですが。。。
写真ではちょっとわかりにくいでしょうか?
さて、一斉に咲き始めた鉢植えの花を、今日は朝と夕方、近所にお配りするようにビシバシ切りまくりました。
我が家は庭で咲かせて賑やかな花盛りを楽しむという栽培ではなく、基本的には3分咲き程度で切り花にします。
したがって、庭全体が華やかな色彩で埋もれるということはありません。
庭には3分咲き以前の蕾しか残りません。
というわけで、本日採花した花たちをズラ~~ッと並べます。
まずは主蕾を咲かせたFL種。
花首だけ切り取って、小瓶に飾ります。
これ ↑ は単花で咲いていましたが、
普通は3~5輪の房咲種 ↑ です。
そしてHT種は、
ただしパレオ90は房咲性がありますので、我が家ではFL種扱いしていますが、写真の花は単花咲きでした。
早咲きのヒデさんは在庫切れ間近です。
2輪ともエエ香りでした。
関西展の「香りの花コンテスト」に出品したかったのですが、競技のある5月15日には在庫切れになります。
私がコンテストに出品し始めて、一般の部(ベテランの先生方と同じレベル)で初めて1等賞をいただいた品種です。
今では栽培者が少ないと思いますが、我が家では3株(鉢植え2・地植え1)が現役で活躍しています。
全国展にも出品したことがありますが、ある審査員から「関東人好みの花ではない」と言われました。
色が悪いのか、形がダメなのか、葉が関東人の言う「下品」なのか、いまだに理由がわかりません。
良花が咲けば、関西では今なお1等賞を獲れる品種です。
この春、ずっと良花を見せてくれた高雄ですが、在庫(蕾)は残り1輪になっています。
以上3種、京阪園芸の古い品種が続きました。
これも在庫切れになりました。
階段でネットをかぶっていた花です。
この春最初の手児奈ですが、小ぶりで迫力に欠ける花でした。
以上2品種、先のダークベルベットと併せて小川ローズです。
これもこの春初めての「ヒロシマ」です。
我が家の主力選手の一角を占めておりまして、今後次々に開花します。
以上3品種、すべて広島バラ園・田頭数蔵先輩の作出花です。
今日も1輪咲きました。
春にしては珍しく「花」になっています。
まあ、開花が進めば花芯の巻き込み(桃尻)などのボロが出るとは思いますが。。。
これも「香りのコンテスト」要員です。
そんなこんなを、朝と夕方に採花して、ご近所にお配りしました。
明日は京都に出勤します。
天気も良さそうですから、またまた一気に開花が進むと思いますが、明日1日は放置します。。。土曜日は「大漁」になると思います。