関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

今年最後の草むしり

天気予報の通り、今日は風もなく穏やかな日曜でした。

久々に汗をかいて、一日中、庭仕事をして日に焼けたのでしょうか、顔が火照っています。

 

まずは今日の花の様子ですが、

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12月5日 石段の鉢植え

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12月5日 鉢植えの残り花

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12月5日 今年の1月に接ぎ木をした株たち

毎年、私は職場の年末年始休暇に有給休暇を加えて、長~~い「ばら作業休暇」を取ることにしています。

今年は12月25日から年明け10日まで、冬の作業に明け暮れます。

天気さえ良ければ(いや、風さえ吹かなければ)大晦日も元日も関係なく作業をします。

その間にツルばらの誘引・冬の元肥・接ぎ木などをしますが、一番の大仕事は250鉢の土替えです。

お隣の畑を作業場としてお借りするのですが、急な坂道を30mほど上らねばなりません。

鉢土が濡れていると鉢が重く移動が重労働ですので、できるだけ鉢土を乾燥させて軽くします。

そのために12月に入ってからは灌水をやめて鉢土を乾かします。

場合によっては今年伸びたシュートにシワが入るほどカラカラになることもありますが、そのあたりは長年の勘で枯れてしまわない程度に水分調整はします。

とにもかくにも灌水をやめましたので、鉢植えの花が咲くのはあと1週間~10日ほど、その後は水不足で枝先から萎(しお)れます。

ただ、地植えは春の剪定まで放置しておきますので、ポチポチ採花は可能です。

 

その地植えですが、足元に雑草が茂っておりました。

昨日からの予定通り、本日、今年最後の除草をしました。

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除草前 1

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除草後 1

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除草前 2

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除草後 2

新芽が伸び始めた時や開花の前などは、芽や枝葉を傷つけないようにと非常に気を遣い、慎重に株の中に潜り込みますが、今は気楽!

枝を無理やり曲げて地べたを這いずり回りました。

 

昨日も書きましたが、12月1日を中心とする強風でツルばらがボロボロ……葉が飛ばされています。

(まあ、この時期ですから葉数の減少は気にする必要はありません。どうせ2~3週間のうちにはすべての葉を取り去って誘引しますので。)

ただ、ちょっとだけ問題なのは、

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ツルばら エマニエル

下の赤の矢印は、昨日(Cl.デンティベス)と同様にポールが折れています。

上の紫の矢印が問題です。

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強風の被害

紫の矢印部分は、つる同士が擦れ合って表皮が剥(む)けてしまいました。

上の赤い矢印部分を拡大しますと、

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つる同士が接触

というわけで、表皮が無くなった部分は芽も無くなっていますので花数が減るのはもちろんですが、この部分から折れやすくなっていますので、誘引の時には要注意です。

(このツルは細いので、ひょっとしたら根元から切り捨てるかもしれません。)

 

最後に、ちょっと面白い写真をご覧いただきます。

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花中花

咲いた秋花を放置しておいたところ、雄蕊の中からまた花が咲いていました。

 

ついでに奇形をもう1枚。これは夏の写真ですが、

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芽の奇形

葉柄の下から芽が伸びたのは、この時以外見たことがありません。

 

朝夕は冷え込む時期になりました。

皆様ご自愛のほどを!