今日も朝から穏やかな晴天でした。
んが、午前中は町内会の役員会、午後からその議事録を作り、また昼過ぎには都道府県対抗女子駅伝をテレビ観戦……というわけで、昨日同様、ばらの作業はサボりました。


玄関脇に茂っているスタンダード作りの「マーガレットメリル」です。
2021年の秋分の日に、挿し木のトゲナシノイバラを台木としてT字芽接ぎをした完全自家製のスタンダードです。
……などで何度もご紹介した株ですが、芽接ぎから3年ちょっとが経過しました。
接ぎ木をした時には鉛筆程度の太さだったトゲナシノイバラは、

現在、直径5㎝程度まで太くなっています。
「マーガレットメリル」の芽は、この台木のトゲナシノイバラと非常に「相性」が良かったようです。
トゲナシノイバラと言えば、年末12月27日に今シーズンの接ぎ木をした際に、
切り落とした台木のクラウン(株元)部分を「挿し木」しました。

それが今日は、

芽が随分伸びています。
まだ発根はしていないと思いますが、今後の「遊び道具」になりそうです。
先ほど古い写真データを見ていたところ「大阪ばら展2007」の画像がありました。

会場は現在の秋のばら展と同じ「長居植物園 花と緑と自然の情報センター」2階のアトリウムです。
この翌年2008年の1月に「関西ばら会」が発足していますので、その前身である「(財)日本ばら会関西支部」の最後のコンテストです。
懐かしい顔や名前が並んでいました。

すんません、この画像だけはモザイクなしで掲載します(1等~3等は現役ですね……)。
現在では(公財)日本ばら会の「お偉方」の面々も「初心者の部」に出品なさっており、時の流れを感じます。

そんな中で、手前味噌で恐縮ですが、私自身の出品花……現在よりもずっと良い、あるいは現在では咲かせられないレベルの花があって、我ながら驚いています。


この色っぽさは、今では出ません。
まだ樹が若かった(とは言っても樹齢20年弱)のだと思います。


ええ発色をしています。
現在ではもう少し白っぽくなってしまいます。
ひょっとしたら、当時はまだ地球の気候が健康だったために、本来の冷涼な秋の空気の中で咲いたからこそ、この色が出たのかな?とも思います。
そして極めつけは、

2等に甘んじている「魅惑」ですが、

これは昨年の秋、福山での全国大会で会長杯を頂戴した「魅惑」より数段高いレベルの花だと思います。
私も「知命」になったばかりで体力があったゆえに咲かせられた花なのか?とも思います。
本日は古い写真を見つけ、思わず昔の思い出を記しました。