秋晴れの一日、気温が随分上がりました。
今日一日だけで、剪定後の新芽が一気に伸びたように見えます。
相変わらず家用の切り花(+近所にも少しお裾分け)は咲き続けています。
今日は朝から、コンテストとは関係のない作業で遊びました。
玄関脇に2株のトゲナシノイバラ(鉢植え)があります。
①は昨年の春に発生した台芽を鉢植えにしたもので、5月4日の記事「1日中バラと戯れました」でご紹介した株です。
その時の画像を再掲しますと、
これが4ヶ月半で、
↑ こうなりました。
根本の太さは3㎝以上あります。
そして5月4日に、画像の矢印のシュートをスタンダード台木にするために挿し木しました。
その時の画像です。
この株が上の「9月23日 トゲナシノイバラ 1」の画像の矢印②で、現在はこうなっています ↓
枝の太さは直径8㎜ほどでちょっと細いのですが、9月下旬~10月上旬が芽接ぎをするのに最も適した時期というわけで、本日、接ぎ木(芽接ぎ)をしました。
接いだのはマーガレットメリルです。
本日の「トゲナシノイバラ 1」の画像の「①」という文字のところに写っているのが、我が家自慢のスタンダードのマーガレットメリルですが、樹齢35年、樹勢の衰えが目に見えるようになりました。
お世継ぎを準備しなければならないと思い、芽接ぎをした次第。
接近した画像も添えておきます。
接ぎ木が成功したか否かは、1週間ほど後に葉柄がポロリと落ちるかどうかで確認できます。
落ちれば成功。黒くなって取れにくかったら失敗。
失敗した場合は、場所を変えて接ぎなおすことができるのが芽接ぎの良いところです。
ただし、活着しても芽が動き出すのは来春です。
次のお遊びは、本日の「トゲナシノイバラ 1」の画像の①の長いシュートを、これまたスタンダード台木にしようと思い、挿し木しました。
挿し木の適期より2ヶ月ほど遅いかな?とは思いましたが、超強健な野ばらですので何とかなるだろうと素人判断しました。
まずは最下部40㎝ほどの芽をすべて「芽抜き」します。
土に埋まる部分は特に注意して芽をつぶします。
ここに芽が残っていると、この先ず~~~っと台芽の発生に悩まされることになります。
その後、2~3時間水揚げをして、
発根剤(ルートンなど)を切り口につけて(5月4日の記事をご参照ください)、今回はバーミキュライトに挿し木しました。
右側の長い方はウィーピング用にできればと思って、2.5mほどの長さがあります。
ま、この時期ですから根付くかどうかわかりません。
単なる実験です。
そして、ついでにもう一つのお遊び。
今年の春には初めて「接ぎ挿し」にチャレンジして、あえなく全滅しました。
(4月3日「敗北宣言」の記事をご覧ください。)
ならば今から挿し木して、少しでも発根している野ばら台木に接ぎ木をすれば活着する確率が高まるのではないか?
いや、今、太めの野ばらを挿し木して発根すれば、3ヶ月後の接ぎ木の時期に「台木」になるのではないか?
つまり接ぎ木用台木を購入しなくても済むようになるのではないか。。。
というわけで、万年筆ほどの太さのあるトゲナシノイバラの枝を2~3葉ずつに切って、2時間ほど水揚げ。
7~11枚の小葉を各4葉ほどに減らして、バーミキュライトに挿しました。
先のスタンダード用に挿し木したものと合わせて、半日陰の場所に置きました。
我が家の風呂場の裏ですが、雑草だらけです。
また南側の日当たりの良いところはイチゴが雑草として繁茂しています。
ただし、その繁茂した緑の下には私の大大大大っっっっ嫌いな「長いヤツ」が潜んでいる可能性がありますので、困ったもんです。
秋の一日、よ~~遊びました。