朝から快晴でした。
昨日「丸裸」にしたツルばらの誘引は、やはり日曜日(29日)の仕事になりそうです。
で、今日から「ばら作業休暇」のメインの作業である「鉢の土替え」を始める気は満々でした。
早朝から、ガレージに積み上げてある植え替えの用土、約2日分も運び上げました。
ところがところが、昨夜来の西からの季節風が激しく吹き付けます。
平均12m/sec 、瞬間的には20m/sec に近い強風です。
ブルーシート上で用土をブレンドする時に、土が舞い上がってしまう可能性があります。
土替えをスタートするか否か、迷いに迷い、思案に思案を重ね……決めました。
今日は中止!
というわけで、急遽、接ぎ木をすることにしました。
裏の畑に仮植えしてあった台木を堀り上げ、十分に水を吸わせます。
「接ぎ木用品セット」を裏の物置から引っ張り出します。
パラフィンの湯煎を準備。
その間に接ぎ木ナイフを研ぎます。
で、接ぎ木する穂木を切って来て、準備完了。
接ぎ木作業の詳細は、2023年大晦日の様子、
2021年もやはり大晦日の様子、
をご覧ください。
今日の接ぎ木の様子は……カメラマン(次男or家内)不在のため、撮影しておりません。
で、作業完了後の「兵どもが夢の跡」状態。
ごみ(台木の根・穂木の残りなど)を捨てた後、家内に叱られないようにしっかりと掃除機をかけておきました。
接ぎ木した株をビニールポットに植え付けます。
ビニールポットの底から用土がこぼれ出ないように、台所用のごみネットを小さく切って底に置きます。
用土は例によってバイオゴールドの「ストレス ゼロ」。
もちろん自分で購入したものではなく、コンテストの賞品として頂戴したもの。
これを水に浸けて、底から十分に水を吸わせます。
そしてしばらく放置して水抜きをします。
例年ならば40本ほど接ぎますが、今年は台木の入手が困難でしたので、20本だけの接ぎ木。
その結果、いつもなら夕方暗くなるまで寒風の中で行う植え込みの作業ですが、今年は明るいうちに植え込みが終わりました。
で、ちょっとお遊びを。
切り落とした台木のクラウン(株元)部分、
長めのものを5本、挿し木をしておきました。
これがトゲナシノイバラの株として、遊び道具になります。
首の長いものを選びましたので、夏以降に芽接ぎの台木として使えるかもしれません。
この挿し木は戸外に放置しても構わないのですが、接ぎ木苗を管理する透明の衣装ケースにスペースがありましたので、一緒に入れて南向きの縁側に置きます。
というわけで、世間様では多忙な年末……仕事納めの日。
長~~い「ばら作業休暇」を頂戴しているジジイは「家の手伝い」もせずに、今日も一日中ばらと遊んで「良い子」で過ごしました。
明日も強風は止みそうにありませんが、無理をしてでも土替えを開始しようと思います。