昨日の未明から降り始めた雨が、今日も降り続いています。
今年初めての定期薬剤散布は、やはりできませんでした。
次の土・日に天気と相談しながら開始ということになります。
雨の中で新芽が伸びています。
その中で、伸びたツル枝を挿し木してスタンダード用の台木を作ったり、切り落とした根を台木にして接ぎ木をしたり……と様々なお遊びに使うトゲナシノイバラですが、1月に丸坊主にして2年ぶりに土替えをしました。
その時に、
昨年伸びたツル枝を、株をコンパクトにするために、全部生え際から切除しました。
この株が今日は、
枝の切り口からたくさんの芽を伸ばしています。
また、2月の春花剪定の時に10年以上経過した超古枝を無理やり低い位置(1年目の「節(ふし)」の部分)で剪定した地植えの「手児奈」ですが、
先週、下の黄色の円内に発芽を確認しました。
この芽の今日の様子は、
1週間が経過して、芽は確実に動いています。
昨年の大晦日に接ぎ木した苗たちは、
葉が茂り、衣装ケースの2倍近い高さになったものもあります。
そこで、まずはそれぞれに灌水代わりの液肥(今日はトップドレッシング1000倍)を与え、
この先しばらくの間、強い寒の戻りはなさそうですので、
今日からは縁側を出て、戸外で生活してもらうことにしました。
全ての株がビニールポットの底から白根を出していますので、来週以降、5号のスリット鉢に植え替えることを考えています。
さて、昨日に続いて「大阪ばら祭」の古い画像を少しだけ並べます。
今日は2007年の春です。
この前年5月に鶴見緑地「水の館ホール(現・ハナミズキホール)」で世界バラ会議大阪大会が開催されました。
この時の画像を探したのですが、なんと1枚も残っていません。
思えば当時は「関西支部の最年少」として「パシリ専門」で走り回っていた結果、写真を撮る時間が無かったのだと思います。
世界大会のコンテストで賞を頂戴した自分自身の出品花だけでも写真が残っていたら良かったのですが、残念ながらその痕跡もありません。
それはさて置き、この2007年が「日本ばら会関西支部」という団体名の最後の年で、翌年から「関西ばら会」と名称が変わります。
この年は5月18日~20日のばら展でした。
近年ならば「花はほぼ終了」という時期です。
15年以上前は、まだ多少はマシな異常気象・温暖化だったようです。
そう言えば当時は「指定花」という競技がありました。
画像を見ると、出品花には「ジェミニ」があり、「熱情」があり、「都大路」があり、「ローラ」があり……と、何が基準で「指定花」になったのか?全く覚えておりません。
いずれの競技も出品者数が現在よりもずっと多い様子がうかがえます。
昨日・今日と雨に降られて庭作業ができなかった結果、ブログのネタに困って古い写真を引っ張り出して来ました。
次の土・日には新芽の整理や薬剤散布などの作業ができると良いのですが……
4月7日(日)に「やさしいばらの育て方」講習会を開催します。
いつものように、午後2:00~4:00、長居植物園花と緑と自然の情報センター1階のセミナー室が会場です。
会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、当日、会場でも受け付けます(教材費¥200をお願いいたします)。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。