関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

3月になりましたが…寒い

間もなく二十四節気啓蟄になります。

しかし今日は晴天でしたが、気温は上がりませんでした。

でも、ツルばらの芽は勢いよく伸びています。

3月2日 ツルばらの芽(つるデンティベス)

3月2日 ツルばらの芽(つるデンティベス)

3月2日 ツルばらの芽ドンファン

3月2日 ツルばらの芽ドンファン

しばしばご覧いただいているドンファンですが、この数年の同時期の画像を探してみました。

まずは4年前、2月29日の画像です。

2020年2月29日

前の閏年(うるうどし)ですが、あまり芽が伸びていません。

コロナウィルス流行のため、春のばら展が中止になった年です。

4月29日にマダムヒデが開花し、5月3日には、

2020年5月3日

右のバケツには、右から「魅惑」「ダブルディライト」「高雄」「マダムヒデ」が、左のバケツには「荒城の月」が向こう向きに写っています。

3年前は3月10日の様子。

2021年3月10日

この年は、4月24日に「高雄」が開花し、

2021年4月24日

ゴールデンウィークに入るころには、

2021年4月28日

懸崖作りの「荒城の月」が咲き始めています。

2年前、2022年の3月12日の「ドンファン」。

2022年3月12日

この年は、4月26日に「マダムヒデ」が開花しています。

2022年4月26日 マダムヒデ

同じ日の、

2022年4月26日

こんな感じの蕾たちが、翌日には切り花になっています。

2022年4月27日

左から「パパメイアン(2輪)」「高雄」「モンシェリ」「高雄」と写っています。

去年は3月11日の「ドンファン」です。

2023年3月11日

その4月24日には、

2023年4月24日 マダムヒデ

「マダムヒデ」が早くもほころび始め、

2023年4月29日 高雄

29日には「高雄」が見ごろを迎え、

2023年5月3日

ゴールデンウィーク後半には様々な品種が開花しています。

今年のツルばらの芽の動きは、この数年に比べても早いようです。

してみれば、今年はゴールデンウィークに入る前から開花するでしょう。

ばら展が開催される5月10日~12日は、恐らく開花も後半戦になっていると思われます。

 

さて、我が家の今日の様子に戻ります。

自作の接ぎ木苗たちは、

3月2日 接ぎ木苗①

3月2日 接ぎ木苗②

それほど高い気温にはなっていませんが、順調にステムが伸びています。
成長の早いものは、

3月2日 接ぎ木苗③

黄色の円内を見ると、

3月2日 接ぎ木苗④

蕾が見え始めました。

4月になってホームセンターなどに並ぶ「春苗」はこの蕾の花を咲かせ、ばらの育て方に詳しくない人々の購買心を煽(あお)ります。

蕾を咲かせることは、確かに品種間違いがないかどうかの確認にはなりますが、接ぎ木後3~4ケ月しか経過していない幼い苗にとっては、開花=体力の消耗になり、成長が滞ってしまいます。

接いだばかりの苗の蕾は、決して咲かせてはいけません。

自作苗のメリットは、そんな無駄な体力消耗を回避できることです。

迷わずに一番上の5枚葉の上でピンチします。

3月2日 接ぎ木苗⑤(蕾のピンチ)

3月2日 接ぎ木苗⑥(蕾のピンチ)

3月2日 接ぎ木苗⑦(蕾のピンチ)

今日はこんな感じで、数株の蕾をピンチしつつ全ての苗を外に出し、1時間ほど外気に触れさせました。

3月2日 接ぎ木苗⑧

その間に、例によって灌水。

今週は薄い液肥(トップドレッシング1000倍)を与えました。

3月2日 接ぎ木苗⑨(灌水代わりの液肥

 

地植え株の足元に茂った雑草をむしりたいのですが、今年は町内会の役員を務める順番が回ってきており、明日は午前中にその役員会があります。

果たしてどこまで庭作業ができますやら。。。