しかし今日は晴天でしたが、気温は上がりませんでした。
でも、ツルばらの芽は勢いよく伸びています。
しばしばご覧いただいているドンファンですが、この数年の同時期の画像を探してみました。
まずは4年前、2月29日の画像です。
前の閏年(うるうどし)ですが、あまり芽が伸びていません。
コロナウィルス流行のため、春のばら展が中止になった年です。
4月29日にマダムヒデが開花し、5月3日には、
右のバケツには、右から「魅惑」「ダブルディライト」「高雄」「マダムヒデ」が、左のバケツには「荒城の月」が向こう向きに写っています。
3年前は3月10日の様子。
この年は、4月24日に「高雄」が開花し、
ゴールデンウィークに入るころには、
懸崖作りの「荒城の月」が咲き始めています。
2年前、2022年の3月12日の「ドンファン」。
この年は、4月26日に「マダムヒデ」が開花しています。
同じ日の、
こんな感じの蕾たちが、翌日には切り花になっています。
左から「パパメイアン(2輪)」「高雄」「モンシェリ」「高雄」と写っています。
去年は3月11日の「ドンファン」です。
その4月24日には、
「マダムヒデ」が早くもほころび始め、
29日には「高雄」が見ごろを迎え、
ゴールデンウィーク後半には様々な品種が開花しています。
今年のツルばらの芽の動きは、この数年に比べても早いようです。
してみれば、今年はゴールデンウィークに入る前から開花するでしょう。
ばら展が開催される5月10日~12日は、恐らく開花も後半戦になっていると思われます。
さて、我が家の今日の様子に戻ります。
自作の接ぎ木苗たちは、
それほど高い気温にはなっていませんが、順調にステムが伸びています。
成長の早いものは、
黄色の円内を見ると、
蕾が見え始めました。
4月になってホームセンターなどに並ぶ「春苗」はこの蕾の花を咲かせ、ばらの育て方に詳しくない人々の購買心を煽(あお)ります。
蕾を咲かせることは、確かに品種間違いがないかどうかの確認にはなりますが、接ぎ木後3~4ケ月しか経過していない幼い苗にとっては、開花=体力の消耗になり、成長が滞ってしまいます。
接いだばかりの苗の蕾は、決して咲かせてはいけません。
自作苗のメリットは、そんな無駄な体力消耗を回避できることです。
迷わずに一番上の5枚葉の上でピンチします。
今日はこんな感じで、数株の蕾をピンチしつつ全ての苗を外に出し、1時間ほど外気に触れさせました。
その間に、例によって灌水。
今週は薄い液肥(トップドレッシング1000倍)を与えました。
地植え株の足元に茂った雑草をむしりたいのですが、今年は町内会の役員を務める順番が回ってきており、明日は午前中にその役員会があります。
果たしてどこまで庭作業ができますやら。。。