早速 魚の棚(地元では「うおんたな」と呼びます)商店街の馴染みの魚屋さんに出かけて入手したのですが、キロ当たり明石鯛の5倍以上の値段……
多少ためらった末、毎年、自家製のくぎ煮を焚いてお送りしている方々の顔を思い浮かべて2キロだけ購入して帰宅。。。案の定、高価な買い物を家内にひどく叱られました。
2000年ころはキロ当たり300~400円程度でした。
メバル釣りの時には生餌として重宝していました。
2010年ころだったでしょうか、キロ当たり1000円という値段が付いていたのを見て「イカナゴが1000円なんて、アホくさぁ!!」と怒って買わずに帰ったこともありましたが、それは遠い昔の話。
2017年以降、前年までの10分の1以下の極端な不漁となり、「あのイカナゴ」が超超高級魚になってしまいました。
それはさて置き、ポカポカ陽気のおかげでこの1週間も新芽の動きが顕著です。
1週間前と比較しますと、先週は
それが今日は、
懸崖作りの先週は、
今日は、
前回2月26日の記事では、前週との比較写真がイマイチでしたが、今週は明らかに違っていると思います。
鉢植えの芽も順調に伸びています。
2月6日の記事
春花剪定(鉢植え編) - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その記事で剪定のモデルにしたフルトンマッケイの画像「鉢植えの剪定―8」は、2週間前には
それが今日は、
一気に芽が膨らんでいます。
また同様に、2月6日の記事のレッド広島の画像「鉢植えの剪定―3」は、2週間前には
今日はこうなっています。
2年経過した枝をクラウン(株元)で剪定したものは、その切り口から複数の芽が伸び始めています。
目についたものは「芽の整理」を行います。
全ての芽を伸ばすと養分が分散して「共倒れ」になってしまいます。
そこで、力強い1~2芽だけ伸ばします。
同様に都大路も。
この芽の整理は慌てて行う必要はありません。
じっくりと芽の勢いを見極めて、芽の強弱がはっきりとわかるようになってからボチボチと行う……「老人仕事が良い」と、私の師匠・寺西致知先生がしばしばおっしゃっていました。
なお、芽を欠き取る時には、先端が「へ」の字型に曲がったピンセットを使うのが良かろうと思います。
「白魚のような指先」の場合はいざ知らず、私のような「イワシ並みの武骨な指」で欠こうとすると、残すべき大切な芽を傷つける恐れがあります。
さて、鉢植え株に関する今日の特記事項は、昨年12月に地植えから鉢上げし、1月22日に「げんこつ剪定」をした手児奈です。
分かりにくいかもしれませんが、赤の矢印の所に芽が見え始めました。
これは3年目の枝を株元から切り落とした部分ですが、右下には2年目の枝を切り落とした切り口があります(紫の円内)。
げんこつ剪定をした場合、新しい枝の切り口の方が発芽率が高いので、やがて紫の円内からも発芽するはずです。
まずはこの手児奈のげんこつ剪定は成功です。
南向きの縁側に置いてある接ぎ木苗は、カーテンを閉めて高温になりすぎるのを防いでいます。
成長にばらつきはありますが、概ね順調です。
この中の何株かを、先週と比べてみると、
先週は4段目の葉まで展開していましたが、今日は5段目・6段目の葉も展開し始めています。
この「南の関」という品種は、熊本・南関町にお住いの往年の名手K先生に頂戴した穂木を接ぎました。
フロージン82の枝変わりだそうですが、どんな花が咲くのか楽しみです。
この「あけぼの」もK先生から頂戴した穂木です。
花首が曲がらない「あけぼの」として、同じく熊本のF名人の所へも嫁いだ血筋だそうです。
はてさて「あけぼの迷人」を自覚して随分前に栽培を give up した私メですが、コンテストレベルの花を咲かせることができるかどうか???
(3~4年経ってもコンテスト会場で私の名前の「あけぼの」が無ければ、「やっぱりダメだったのだ」と笑ってやってください。)
今年の接ぎ木苗の中で、最も成長の良いのがこの「春芳」です。
もうすぐ小さな蕾も確認できそうです。
残念なのは、例の「八甲田」2株。
それぞれ、接いだ穂木が茶色くなっています。
明日、2株とも処分します。
しかし1株だけは、先週の姿。
それが今日は、
3枚目の葉が伸び始めています。
その3枚目の葉の生え際は、
さらに小さな葉が見え始めています。
この株だけは何とかなるのではないか……と期待しています。
明日も好天に恵まれそうです。
1日中、庭仕事ができます。。。ブログのネタもありそうです。