例年ならば3月10日前後に行う防虫ネット張りですが、今年は例年よりも芽の動きが早いため、本日ネット張りの作業を終えました。
昨日は、
こんな感じだったのですが、本日夕方には、
地植え株は春花剪定後まだ2週間弱ですが、それでも多くの芽が5㎜~1cmも伸びています。
その「ばら藪(やぶ)」の中に足を踏み入れてネットを被せるため、オヤヂの体やネットの裾などに触れて、毎年10芽程度は犠牲が出ます。
今日も例年通り、いやそれ以上に犠牲者(犠牲芽?)が出ました。
年齢の所為で思ったより足が上がっておらずに枝を蹴飛ばしたり、注意散漫になっているために後退り(あとずさり)した所に枝が有ったり……と、わーわー言いながらの作業。
春花剪定と同時にネットも張ればよいのですが、それではちょっと早すぎるような気がして、毎年、芽が動き始めてからの作業になっています。
まあそれでもHT種の犠牲者は10芽程度で済みます。
ごっそりと芽が飛ぶのはツルばらです。
どうしてもネットに包まれてしまうツル枝があるため、1枝で20輪分ほどの芽が犠牲になることも珍しくありません。
まあそれはそれで仕方がないことと諦めています。
そもそもこのネット張りを始めたのは、我が家の玄関先の顔であるスタンダード作りの「マーガレット メリル」をブイブイ(カナブン類)から守るためでした。
白色+芳香種+背が高い……という「三重苦」を背負っているために、真っ先にブイブイがやって来ます。
ネットが無ければ我が家の顔は「ブイブイの餌」になってしまいます。
現在の「ブイブイの餌」は懸崖作りの「荒城の月」が、その役割を引き継いでくれています。
……可哀想ですが、ツルばらに防虫ネットを張ることは出来ません。
我が家の顔のスタンダード作りの「マーガレット メリル」も現在は2代目です。
2021年の9月23日に芽接ぎを行い、
翌年2022年11月20日に地植えしたもの。
枯れたスタンダードの植え替え - 関西ばら会 (hateblo.jp)
それが昨年2023年の5月にはそれなりの花を咲かせています。
彼女を守るためのネットというわけで、
何となく満足げな顔をしているように見えます。
それはともかく、完成した防虫ネットを2階のベランダから見下ろしていると、
やがて、お日様は家島諸島に沈んでいきました。
夕陽のすぐ左側に見えている島が小豆島です。
今夜はまた湿布薬をた~~くさん貼ります。
明日は雨、関西ばら会の春のばら展「大阪ばら祭2024」の事務的な作業で1日がつぶれそうです。