昨日に引き続き、ぽかぽか陽気の一日で作業日和でした。
しかし、5月の「大阪ばら祭2022」に関して役所やスポンサー企業に提出する書類を作らなければならず、また4月の講習会のテキストも仕上げなければならず……というわけで、ばらの作業は午前中で切り上げました。
まずは、昨日貼り忘れた比較写真です。
昨年9月に芽接ぎをしたスタンダード仕立てのマーガレット メリルのお世継ぎです。
先週は、
しっかりと芽が動き始めているのがわかります。
また、接ぎ木苗に灌水する際に鉢底を見ると、
早くも白根が外に出始めています。
んが、まだ慌てて鉢増しをする必要もあるまい……と思いますので、このまま衣装ケースに戻しました。
ただし、昨日・今日のように日中18℃を超えるようになれば、そろそろ直射日光や外気に慣れさせる時期です。
急に外に出しますと、陽射しや風で枝葉が萎れたり葉焼けを起こしたりする可能性が高いので、少しずつ外に出します。
今日は衣装ケースに入れたまま(蓋は3週間ほど前に外してあります)、午前中は外に出してみました。(昼には室内に取り込み、夕方までガラス戸を開け放した縁側に置いておきました。)
さて、今日の作業は鉢の定位置を決め、移動しました。
淡色系のコンテスト品種は昨日貼った防虫ネットの中に納まるようにします。
この中にはブイブイ(カナブン類)に喰われやすい強香品種も含まれています。
高雄やダブルディライト、フロリバンダ種のフリュイテなど、日光によって覆輪の発色が良くなる品種は、最も日当たりの良い場所に置きます。
10号鉢に収まっている中高年の株たちは、階段の両脇に置きます。
これらが(ご近所用の)切り花の主力です。
そして道路に面した場所には、夏剪定もせずにずっと咲かせ続けるフロリバンダを中心に置いて、通行する方々に見ていただきます。
移動後ー1/2/4 には鉢が2列になっている様子が写っています。
列で並べる場合は、2列までにとどめるようにします。
移動前ー2/4 に見られるように3列にすることは、お勧めしません。
3列に並べると、どうしても真ん中の列は、日当たりが悪くなるのでしょうか、成長が思わしくなくなるのが普通です。
2列にする場合も奥の列の陽当たりを考慮して、できるだけ列同士の距離は離したいものです。
今日は新芽が1~3㎝ほど伸びている鉢を移動しましたので、不注意で芽をポロリと欠いてしまったモノが数株ありました。
本来は芽が全く動いていない2月末までにやるべき作業なのかもしれません。