1月もあっという間に終わります。
地植えの株は仮剪定もせずに放置してありますので、2月の剪定まではほんの少しだけ花があります。
昨年大晦日に接ぎ木した新苗たちに、本日2週間ぶりに灌水しました。
灌水と言っても、ハイポネックスの液肥を1000倍(用法には500倍で使用せよと書いてありましたが)で与えた次第です。
この液肥もコンテストの賞品として頂戴したものですが、(株)ハイポネックス ジャパン社は、2年前に関西ばら会のスポンサーから離れてしまいました。。。残念です。
衣装ケースに入れ縁側に出している新苗たちは、蓋(ふた)の開閉・カーテンの開け閉め等によって、温度を極力15~25℃に保つ努力を(家内が人知れず)してくれます。
感謝感謝です。
接ぎ木した新苗の管理は、気温が上がりすぎる(40℃以上)よりも、低い方が無難だと思います。
暑さで新葉を蒸らしてしまうと株の成長に著しい障害を与えます。
温度が高くなり過ぎないように注意が必要です。
しかし我が家では、接ぎ木した株すべてが(今のところ)極めて順調です。
昨年9月にT字芽接ぎをしたスタンダード仕立てのマーガレット メリルですが、これも快調です。
2月の剪定の折、上部を切り捨てます。
さて、2月に入って立春を過ぎれば、いよいよ春の剪定の適期になります。
5月の開花の遅速は、2月の剪定の期日を変えて調整することはほとんどできません。
「春の花はお天道様が咲かせる」という先達の言葉通り、昨年秋に葉を落として秋花が見られなかった株も、5月には必ず花が咲きます。
ただ剪定にはまだ早いとは言っても、そろそろ心準備はしておきたいものです。
我が家の御神木の「魅惑」を例にとってご確認いたします。
①と②の芽をよく観察します。
②は小さな芽がありますが、今後良いステムに成長できるかどうかわかりません。
このように、上の芽の方が強い(良芽である)のが一般的です。
しかし中には、
この枝は、
このような場合は、剪定の時に④の位置まで切り下げなければなりません。
2月の剪定期を前にして、ご自身の株をよく観察し、「どこで切るか」を考ることが必要な時期になりました。