関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

芽の整理を終わらせました

晴天が続いたこの1週間、芽が一気に伸びました。

先週の土曜日にアップした画像と今日の画像を比較してみます。

 

まずツルばら(ドンファン)ですが、

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4月2日 ドンファン

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4月9日 ドンファン

1週間前は全く見えなかった蕾が、今日ははっきりと確認できます。

 

鉢植えのダブルディライトは、

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4月3日 ダブルディライト

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4月9日 ダブルディライト

矢印が同一の5枚葉です。

1週間で1枚葉(柳葉)2枚も含めて葉が完全に展開し、「花首」も伸び始めました。

 

1週間の変化では、クロロシスの出ていた「千羽鶴」もご覧ください。

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4月3日 クロロシスの「千羽鶴」(矢印)

活力剤のアンプル(1週間で合計5本)を鉢土に差し込んだ結果、

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4月9日 クロロシスの「千羽鶴」(矢印)

1週間で随分正常に近づきました。

もう1週間すれば「完全復活」すると思います。

ちなみに「葉の異常」に関して、4月3日「4月の講習会 盛況でした」の記事に日本ばら会の「ばらだより」の画像を拝借して掲載いたしましたところ、fammygoldさまより、「酸素不足を初めて見ました」というコメントを頂戴しました。

酸素不足の症状は、こんな感じ です。

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酸素不足の症状(2018年8月)

矢印の葉が、4月3日の記事の図の通りの色合いになっていることがお分かりかと思います。

酸素不足の時には根腐れ(根の窒息)が同時に起こっていることが多く、ご覧のようにひどく落葉してしまいます。

(なぜこのような事態に至ったかについては、4月3日のコメントに書きました。アホな失敗を笑ってやってください。)

それにしても大概の病気や害虫に関して、我が家で発生した画像をご覧いただけるのが、我ながらスゴイですね……本来ならば恥ずかしいことですが。。。

 

今日は鉢植え・地植えともに芽の整理を仕上げました。

親指の太さの枝に3本、小指の太さの枝に2本、鉛筆の太さの枝に1本のステムを残し、それ以外はすべてむしり取りました。

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地植え 芽の整理前

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地植え 芽の整理後

この画像ではわかりにくいかもしれませんが、枝の下方の細いステムや出開きをすべて除去しましたので、裾(下の方)がスッキリとして風通しがよくなりました。

それと同時にブラインド(蕾の乗らないステム)の処理も行いました。

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正常なステムの先端ー1

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正常なステムの先端ー2

それぞれ矢印の部分に蕾が確認できます。

下の画像はわかりにくいかもしれませんが、先端がふっくらとして未展開の1~3枚葉がゴチャゴチャと密生しています。

これに対して、

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ブラインドー1

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ブラインド―1(拡大)

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ブラインド―2

ステムの先端に膨らみがなく、1~3枚葉が密生しておらずほっそりとしています。

このようなステムは発見し次第、5枚葉を1枚つけて(その5枚葉のすぐ下を)ピンチします。

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ブラインドの処理ー1

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ブラインドの処理―2

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ブラインドの処理 折り取った先端部分

そんなこんなで、今日1日で赤玉土(14ℓ)の袋2つ分の新芽を「収穫」できました。

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除去した新芽

株の根元の風通し(=薬剤のかかり具合)が良くなったところで、夕方、定期薬剤散布をしました。

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4月9日 定期薬剤散布

今日の薬剤レシピは、

トップジンM水和剤(殺菌剤)……40g

アファーム乳剤(殺虫剤)……50CC

アプローチBI(展着剤)……60CC 

水……75ℓ

 

明日は接ぎ木苗の鉢替えの様子をご覧いただきます。