晴天が続いたこの1週間、芽が一気に伸びました。
先週の土曜日にアップした画像と今日の画像を比較してみます。
まずツルばら(ドンファン)ですが、
1週間前は全く見えなかった蕾が、今日ははっきりと確認できます。
鉢植えのダブルディライトは、
矢印が同一の5枚葉です。
1週間で1枚葉(柳葉)2枚も含めて葉が完全に展開し、「花首」も伸び始めました。
1週間の変化では、クロロシスの出ていた「千羽鶴」もご覧ください。
活力剤のアンプル(1週間で合計5本)を鉢土に差し込んだ結果、
1週間で随分正常に近づきました。
もう1週間すれば「完全復活」すると思います。
ちなみに「葉の異常」に関して、4月3日「4月の講習会 盛況でした」の記事に日本ばら会の「ばらだより」の画像を拝借して掲載いたしましたところ、fammygoldさまより、「酸素不足を初めて見ました」というコメントを頂戴しました。
酸素不足の症状は、こんな感じ ↓ です。
矢印の葉が、4月3日の記事の図の通りの色合いになっていることがお分かりかと思います。
酸素不足の時には根腐れ(根の窒息)が同時に起こっていることが多く、ご覧のようにひどく落葉してしまいます。
(なぜこのような事態に至ったかについては、4月3日のコメントに書きました。アホな失敗を笑ってやってください。)
それにしても大概の病気や害虫に関して、我が家で発生した画像をご覧いただけるのが、我ながらスゴイですね……本来ならば恥ずかしいことですが。。。
今日は鉢植え・地植えともに芽の整理を仕上げました。
親指の太さの枝に3本、小指の太さの枝に2本、鉛筆の太さの枝に1本のステムを残し、それ以外はすべてむしり取りました。
この画像ではわかりにくいかもしれませんが、枝の下方の細いステムや出開きをすべて除去しましたので、裾(下の方)がスッキリとして風通しがよくなりました。
それと同時にブラインド(蕾の乗らないステム)の処理も行いました。
それぞれ矢印の部分に蕾が確認できます。
下の画像はわかりにくいかもしれませんが、先端がふっくらとして未展開の1~3枚葉がゴチャゴチャと密生しています。
これに対して、
ステムの先端に膨らみがなく、1~3枚葉が密生しておらずほっそりとしています。
このようなステムは発見し次第、5枚葉を1枚つけて(その5枚葉のすぐ下を)ピンチします。
そんなこんなで、今日1日で赤玉土(14ℓ)の袋2つ分の新芽を「収穫」できました。
株の根元の風通し(=薬剤のかかり具合)が良くなったところで、夕方、定期薬剤散布をしました。
今日の薬剤レシピは、
トップジンM水和剤(殺菌剤)……40g
アファーム乳剤(殺虫剤)……50CC
アプローチBI(展着剤)……60CC
水……75ℓ
明日は接ぎ木苗の鉢替えの様子をご覧いただきます。