日本各地で今日もまた真夏日になった地点もあった様子。
初夏を通り越して一気に真夏並みの気温になってしまうと、植物も「体調」を崩すこととでしょう。
しかし、我が明石では12:15に記録した23.0℃が今日の最高気温。
ただし一日中風が強く、平均6~7m/sec、夕方には南の風が10m/secを超えるようになりました。
予報では明日の午後からは15~18m/secになっています。
3~4年に1度ある「メイストーム」にならなければ良いのですが……
青空の下、ツルばらの懸崖作りが見ごろになっています。
昨日同様、昨日までの品種となるべく重複しないように、今日開花した花の画像を並べます。
まずは何と言っても「ガーパー」です。
昨日まで「この春は『コンフィダンス』が良い」と書き続けていましたが、何の何の「ガーデンパーティー」も抜群、いや「コンフィ」よりも「ガーパー」の方がエエかもしれません。
私が関西のコンテストで初めて1等賞を獲得した株に咲いています。
「都大路」が発表された年に苗を購入しましたので、樹齢35年以上です。
「香りの花競技」用に鉢で栽培していますが、1本花でも十分に通用しそうな花の大きさ、ステムの長さがあります。
ちょっと「硬い」……コンテストに出品すると「明日の花」と言われる開花度ですが、しっかりとしたステムに雄大な花が咲く品種です。
何年か前の秋のコンテストで1本花の1等賞を頂戴しています。
これもまだ「硬い」花ですが、切り花にすると抜群の見応えがあります。
「ご近所に配る」用に鉢植えにしていますが、咲くと惜しくなって自宅用の切り花になるのが通例です。
ようやくコンテストレベルの花の大きさ、ステムの長さの花が咲きました。
これは地植え株です。
同様に地植え株で「コンフィダンス」の枝変わり品種である「シージャック」も良い感じで咲き始めました……んが、
雨が降ったのは4日前ですが、まだ雨の影響(左の弁の腐り、奥の弁の赤い斑点)が残っています。
露地での栽培の難しさを痛感します。。。ハウスであれば「雨対策」は必要ないのでしょう(けれど、強い陽射しによる発色、力強いステムと葉もハウスでは出ないでしょう……やはり露地の花が上だと思います)。
「桃香」と同じく「香りの花競技」用の品種で、一昨年の秋のコンテストでは香りの1等賞を頂きました。
しかし、これまた1本花競技でも通用する品種です。
コンテスト1本花競技と言えば、定番の品種も開花しています。
その他、珍しい品種では、
故・内山与一さんに頂戴した株です。
残念ながら春一番はブラインドが多く、1番花を見ることは難しいのですが、この春は珍しく1番花が開花しました。。。やはり気候がヘンなのでしょう。
加古川ばら会の壷坂絢三氏の作出花です。
今年になって鉢植えを頂戴しました。
ステムは長く、葉とのバランスも良い花姿です。
花がまだ本当の姿ではないのかもしれませんので、2輪目、3輪目……と観察することにします(花付きは抜群で、細いステムにもすべて蕾が乗っています)。
朝の採花、バケツの数が増えました。
夕方、強風の中で定期薬剤散布をしました。
今日のレシピは、
サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄
オルトラン水和剤(殺虫剤)……100g
スピノエース フロアブル(殺虫剤)……35cc
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
明日予想されている雨に対応できるように、傘を立てるポールをたくさん差し込みました。
明日の午前中、雨が降り始める前に傘を差します。
ただ、強風注意報が出ています。
15m/secを超す風が吹くと、傘が効かないばかりか、吹き飛ばされて周りの花や樹を傷つける恐れもありますので、お天道様や空さんのご機嫌と相談しながらの作業になります。