関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

祭りの後の風景

一面緑色で、ほとんど色気のない庭になりました。

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11月6日 万緑叢中紅桃白三点

そんな中で極めて稀にエエ花が咲いていることがあります。

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メルヘン ケーニギン

我が家のメルヘンは選別を重ねて、ピンクの濃いのが自慢です。

しかし(以前にも書きましたが)花の色が濃いだけではなく、トゲも赤いのが特徴です。

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メルヘン ケーニギン 赤いトゲ

四国・香川のどくまんグループの学者先生S君が私のメルヘンを見るなり「トゲも赤い」と指摘してくれました。

それまで私は花ばかり見ていて、トゲの色など全く気にしておりませんでしたので、「さすが農学博士」と尊敬した次第です。

 

今日はこれ以外に、鉢植えの名残の花がちらほら咲いていました。

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11月6日 鉢植え

その中では、

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ロマンチック メモリー

日本ばら会の試作苗です。

本来はHT種ですが房咲性が豊かなので、我が家ではフロリバンダとして扱うことにしています。

つまり夏剪定はせず、ず~~~っと咲かせ続けて楽しんでいます。

この手のアプリコット系の花は、秋が深まり初冬を迎えるころが一番深い色合いになって魅力があります。

 

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金環食

昨秋の広島バラ園の新作で「糸覆輪」という謳い文句に惹かれたのですが、花形をはじめ樹勢も香りも、どうやら我が家の家風には合わない品種のようです。

残念ですが、1年でサヨナラになります。

 

その他、9月23日にスタンダード仕立ての芽接ぎをしたマーガレットメリルは順調です。

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スタンダード仕立ての芽接ぎ その後

 

コンテストも終わり、薬剤散布もしない週末。

ブログの記事も散漫な内容になってしまいました。

まあ11月は「ばらの年末」ですので、残りの花を見ながら1年間の反省をする時期です。

そして「ばらの新年」である12月に備えます。

ばら展 その後

本日、晴れの特異日文化の日……朝の天気予報では「雷雨もある」ということでしたが、何の何の!やはり晴れの特異日でした!!

 

ばら展終了後の月曜日、いつもばら展のお知らせを(個人的に)お願いしている大阪の放送局に、お礼のばらを届けました。

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11月1日 放送局へ

 

11月5日(金)~7日(日)には加古川ばら会の「秋のローズフェスタ」が開催されます。

我が家から近いので個人的にお付き合いのある会員さんも多く、また春のコンテストでは私(と確実園本園の前野さん)が審査を担当している関係もあって、いつも参考出品をしております。

明日、会場準備の際に我が家まで出品花を持ちに来てくださるということですので、夕方、咲いている花をすべて切りました。

まさに「在庫一斉セール」状態です。

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加古川ばら会へ

 

これで我が家の花は終了宣言です。

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11月3日 夕方ー1

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11月3日 夕方ー2

 

毎年、埼玉・深谷市のH氏から「貫禄会」出品のご案内を頂戴しています。

ところが、日程が例年11月に入ってから(今年は11月7日)ということで、我が家のばらが終わってからになりますので、いつも欠席のお返事ばかりしています。

前にも書きましたが、明石では秋ばらが良いコンディションで咲くのは10月25日まで。

それより遅くなると、例外なく西~北からの強い風(=木枯らし)によってボロボロになります。

今年は10月17日に早くも個人的に「木枯らし1号」宣言をし、大阪管区気象台では10月23日に正式な発表がありました。

つまり、10月29日~31日の今年の大阪ばら展は遅すぎる開催でした。

ましてや11月に入ってしまうと、我が家ではコンテストレベルの花は無理です。

というわけで、加古川ばら会への参考出品花も不本意なものばかりです。

 

さて、10月31日の日曜日までばら展でしたので、週末恒例の定期薬剤散布ができずにおりましたが、本日夕方、風の中で薬剤散布をしました。

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11月3日 定期薬剤散布

トップジンM水和剤(殺菌剤)……65g

ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g

ベストガード水溶剤(殺虫剤)……50g

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

数年前までは10月いっぱいで薬剤散布を終了していました。

しかし地球温暖化の影響で、11月に入っても25℃近くまで気温が上がることがあり、新芽が伸び続けます。

放っておくとうどん粉病が発生しますので、近年は11月に入って1回だけ薬剤散布をしています。

今年はコンテスト日程との関係で、今日の散布は10月分とカウントし、10日後に今年最後の薬剤散布をする予定にしています。

大阪ばら展2021 最終日

「大阪ばら展2021」もあっという間に3日目、最終日でした。

夜明け方に降った雨も9時ころには上がり、咲くやこの花館の入場者は昨日(土曜日)以上に多かったようです。

ばら展にも出品準備中から多くのお客さんが来てくださいました。

 

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10月31日 出品準備中の会場

 

例によって、取り急ぎコンテスト結果をお知らせいたします。

 

競技№13 (一般・新人の部)関西ばら会賞

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グラスポットアレンジメント競技

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1等

長居公園内の「花とみどりと自然の情報センター」で隔月に開催している「やさしいばらの育て方」講習会の常連受講者が、うれしいことに初出品してくださいました。

向かって右の白色の花は清涼殿ですが、ピンクボカシの発色も良く、エエ花でした。

ベテラン向けの「ムズカシイ花」を上手に育てていらっしゃいます。

 

競技№14 (会員の部)トウゲン賞

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1本花競技

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1等 コンフィダンス

ステム下方の葉が小さくバランスはよくありませんが、花は抜群でした。

花だけを見たら、数年に1度の美花です。

 

競技№15 (会員の部)住友化学園芸

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3本組花競技

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1等 咲華都(3本)

小ぶりな花でしたが、欠点の少ない3本がそろいました(手前味噌でスンマヘン)。

 

競技№16 (会員の部)大阪市長

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自由花アレンジメント競技

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1等

開花した見頃の花だけではなく、色の見え始めた蕾やまだ固い蕾などをバランスよく活け込んでありました。

これぞアレンジという見本だと、当会のアレンジメントの大家がおっしゃっています。

 

競技№17 (会員の部)ジックニーム

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香りの花競技(1枝)

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1等 バレンシア

立派なHTの1輪でした。

天下のパパメイアンが2等に甘んじています。

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香りの花競技(右の列) 審査風景

この競技は、我々ばら会の審査員は審査に加わらず、会場で声をかけた一般の方5名に審査をお願いします。

声をかけられた(不幸な?)皆さんには、20数本の花の香りをクンクンしていただきました。

 

午後3時から「咲くやこの花館」の城山館長にご臨席いただき、表彰式を行いました。

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表彰式風景

関西ばら会のばら展は、賞品の豪華さで日本一だと思います。

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賞品の数々

 

表彰式終了後、ふと東の空を見ると、生駒山に虹がかかっていました。

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10月31日 夕方の虹

かつてない異常な天候の中、開花のピークが過ぎてから開催されたばら展であり、花の量も質も、いつになく苦労しました。

しかし、会員の皆様の熱意と努力、そして何よりも「ばら作りの技術」を結集して無事に3日間を乗り越えることができました。

ありがとうございました。

また、咲くやこの花館の関係者にも大変お世話になりました。

併せて御礼申し上げます。

 

大阪ばら展2021 2日目

大阪ばら展2021の2日目でした。

午前10時の開場の際には出品者が少なく、どうなることかと心配しましたが、日本ばら会のベテラン・岡原氏が、山口県から遠路はるばる参加してくださいました。

しかも、非常にレベルの高い花をたくさんご持参くださり、会場が一気に賑やかになりました。

本当にありがたい「救世主」でした。

 

それでは本日のコンテスト結果をご報告いたします。

競技№7、一般・新人の部の自由浮花競技(5本以内)は、残念ながら出品者がありませんでした。

 

競技№8 (会員の部)トップドレッシング賞

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1本花競技

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1等 プリンセス ノブコ

関西では馴染みのない品種です。

遠路駆けつけてくださった岡原さんの出品花ですが、いつものメンバーが出品する見慣れた品種とは違う珍しい花を見ることができ、大変楽しく良い勉強になりました。

 

競技№9 (会員の部) 豊中ばら会賞

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3段花競技(蕾・見頃・満開)

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1等 咲華都(さかと)

ジェミニと瓜二つの品種です。

咲華都の方が、心持ち剣弁が鋭く、芯が高いような気がします。

 

競技№10 (会員の部)(財)大阪市スポーツみどり財団理事長賞

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10本組花競技

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1等 咲華都・手児奈・狭山路

ひょっとしたら1作品だけの出品か?と思われましたが、3作品そろいました。

 

競技№11 (会員の部)関西ばら会会長賞

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自由花アレンジメント(中)競技

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1等

立体感のある盛り付けで、各花の出来栄えも大変良い作品でした。

 

競技№12 (会員の部)園土のちから賞

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房咲競技(5本以内)

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1等 花がすみ

秋の房咲はやはり花数が少なく、やや寂しくなるのは仕方ないでしょう。

 

さて明日が最終日。

午前中は雨の予報ですが、客足はどうなるでしょうか?

また、それよりも何よりも、出品花の数が心配です。

午後8時前には四国香川のどくまんグループのボス・A氏から、「今回は棄権」という電話も頂戴しました。

我が家の花の在庫も……心許無いことこの上ない!

大阪ばら展 2021 初日

本日より「大阪ばら展 2021」が開幕です。

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咲くやこの花館 入口

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ばら展ポスター

 

10月になっても続いた残暑、そして突然の木枯らし1号……我が家ではすでに先週中ごろに開花のピークが過ぎてしまいました。

そんな中で開かれるばら展ですので、花の質が云々などと言っている余裕はありません。

出品花の量が確保できるかどうかというレベルの懸念がありました。

 

ところが、ふたを開けてみると……

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会場風景

1本花競技に至っては、20本近い出品があり、驚くやらありがたいやら。。。

また、いつものように熊本の福島名人が珍しいフロリバンダ種を参考出品してくださり、会場を賑やかにしてくださいました。

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参考出品

とりあえず、本日の入賞花の画像のみ紹介します。

いつもなら名前にモザイクをかけるところですが、今日は結果発表を兼ねてということで、画像処理をしてありません。

 

競技種目№1 (新人・一般の部)関西ばら会賞

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自由花1本花競技

1等の熱情はなかなかの出来栄えです。

 

競技種目№2 (会員の部)グリーンキング賞

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1本花競技

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1等 みわく

やや小ぶりですが、上品にまとまった魅惑でした。

 

競技№3 (会員の部)確実園賞

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5本組花競技

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1等 ジェミニ(5本)

出品6作品中、同一品種でそろっていたのが、このジェミニと3等の化粧坂でした。

それぞれ花の大きさ・形・色合いがそろっていませんでしたが、今シーズンの花に欲張りな要求はできないでしょう。

 

競技№4 (会員の部)咲くやこの花館館長賞

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グラスポットアレンジメント競技

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1等

活ける技術を要するこの競技、入賞者は常連さんでした。

 

競技№5 (会員の部)関西ばら会特別賞

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ミニチュア盛花競技

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1等

この競技も常連さんの世界でした。

 

今日の出品者は全員が関西勢でした。

さて明日は東海勢、北陸勢、四国勢の参加があるのかどうか。

楽しみにしています。

明日は雨の予報

長~~く晴天が続きましたが、明日はどうやらひと雨ありそうです。

コンテスト出品花のために傘をさそうかどうしようか……と散々迷った挙句、面倒くさい!中3日で何とかなるだろう~~と、サボることにしました。

正直なところ開花のピークが過ぎてしまい、これこそは!と思えるステムがあまり残っていませんので、やや戦意喪失気味です。

 

そんな中で、今日一番の花は、昨日に引き続き鉢植えの清涼殿でした。

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清涼殿

昨日の花のような弁端の汚れはなく、すっきりと咲いた1輪でした。

乾燥した空気の中で咲きましたので、発色もエエ感じです。

 

これ以外にはコンテストレベルの花はありませんでしたが、清涼殿だけでは寂しいので、今日撮った画像を並べます。

 

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白秋

細いステムに咲いた小さな白秋。まんまいちゃんの花(仏壇花)にはちょうど良い大きさでした。

コンテストに出品できそうな白秋のステムは、残念ながら在庫が無くなっています。

 

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みつえ

花の大きさはまずまずでしたが、ステムが30㎝ほどしかありません。

この品種は、花は間違いなくエエ感じで咲きますので、如何にステムを伸ばすかが腕の見せ所になります。

これも良いステムが残っていません。

 

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ラ マルセイエーズ

超遅咲きの品種で、春には花芯が整ってコンテスト花になります。

しかし、秋はどうしてもキャベツ芯になってしまい、コンテストに出品することは(私は)ありません。

ただ、その輝く深い赤色は秋も健在です。

数ある赤色品種の中で、一番好きな「赤」です。

 

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ビクターボーグ

花径18㎝を超える超巨大輪ですが、開きすぎると品格が無くなります。

こんな三分咲き程度の方が美しいかもしれません。

 

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化粧坂

10月10日の記事でご紹介したのと同じ株に咲いた花です。

あの時には黄色の花でした。

今日はオレンジがかったベージュ色でした。

参考までに10月10日の画像を再掲します。

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10月10日 化粧坂

どう見ても同じ品種だとは思われません。

この違いは気温に起因するのでしょうか?

もう20年以上の付き合いになりますが、よ~わからん品種です。

 

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レディーラック

古い品種(1956年作出)ですが、抜群の香りは衰えません。

と申しますのも、我が家でかつては強香を誇ったイントゥリーグや芳純が、近年はさっぱりと香らなくなってしまいました。

株が古くなって香りが劣化したのだろうと思い、新たに別の株を購入してみたのですが、やはり香りません。

これ、私の嗅覚の老化なのでしょうか?

家内も「香らない」と言ってますが……

そんな中において、レディーラックは変わらずに香っています。

春花は弁端に切れ込みが入り、フリル状になることが多いのですが、秋は整った花形で咲いてくれます。

 

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アリエス

今日もきっちりと咲いていました。

開花度からすれば、関西では「明日の花」と言われ、コンテスト出品は1日待つべき状態です。

ただ、全国展や関東のコンテストであれば、この状態で切って、会場で無理やり開かせる(「剥く(むく)」と言います)のにはちょうどよい開花度だと思います。

 

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ブラックティー

これも無理やり開かせる開花度です。

全国的にはコンテストに出てくる品種ではありませんが、関西のばら展では時々見かけます。

故・T.四郎先生のブラックティーは見事でした。

 

見事……と言えば、私のコンテストの師匠、故・S先生が得意としていらっしゃった舞扇が、今日そろって開花しました。

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舞扇

S先生の上品な舞扇に対して、私の舞扇は単にデカいだけの下品な花になってしまいます。

 

そして夕方、定期薬剤散布をしました。

先週発生したオオタバコガは、その後、全く見られなくなりました。

またスリップスも気になりません。

前回の薬剤散布が奏功したのだろうと思い、今週も殺虫剤は同じものを使用しました。

コンテストが終われば今年の定期薬剤散布もほぼ終了ですので、今回はローテーションを気にせずに散布しました。

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10月24日 定期薬剤散布

サルバトーレME(殺菌剤)……35CC 

コテツ  フロアブル(殺虫剤)……50CC

アファーム乳剤(殺虫剤)……100CC 

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

ばら展直前ですので、葉に薬剤痕の残らないものを選ぶことが絶対に必要です。

正真正銘 木枯らし1号

 

今日は二十四節気霜降

関西では霜降冬至の間に吹く強い北寄りの風を「木枯らし」と呼ぶことになっていますが、早速今日、大阪管区気象台から「近畿地方で木枯らし1号」という発表がありました。

昨年に続き、1955年以降で最も早い木枯らし1号とのこと。

最も早い……って、そりゃあ霜降の当日に北寄りの強風が吹けば、「最も早い」になりますわなぁ。。。

ですから私は、17日の日曜日に「明石に木枯らし1号」の宣言を出した次第。

それにしても10日前までは真夏日の連続だったのに、一気に晩秋~初冬とは!

 

我が家では今週の中ごろが開花のピークでした。

世話になっている放送局や病院にどっさりと花を持ち込みました。

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10月19日 夜(放送局へ)

 

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10月20日 朝(病院へ)

 

基本的に、咲いた花はすべて切り花にしていますので、庭には蕾しか残っていません。

以下、今朝の庭の様子です。

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10月23日 朝ー1

 

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10月23日 朝ー2

 

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10月23日 朝ー3

 

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10月23日 朝ー4

 

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10月23日 朝ー5

 

コンテストまで残り1週間を切りましたが、今日の段階で蕾の萼が完全に下りて花色が見えているものが出品候補でしょうか?

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10月23日 朝ー6

このあたり がエエ感じだと思います。

ただし、週明けの気温次第です。

今週よりは多少気温が上がりそうなのが気がかりです。

 

今朝咲いていた花の画像を何枚か並べます。

すべて鉢植えの株です。

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アンペラトリス ファラー

発色はきれいですが、小さい花でした。

 

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オクトーバーフェスト

まだまだ開花不足ですが、家内が実家に持って行くために切りました。

 

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清涼殿

これはコンテストレベルでした。

ただし外弁3枚(手前と左右)の弁端が汚いので、出品するならば剣弁の内側に丸め込んで隠すというドレッシングが必要です。

 

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魅惑

これは御神木を穂木にして今年の1月に接いだばかりの株です。

若い株にしては良い発色をしていますので、今後が楽しみなヤツです。

 

今日は風が強いため、定期薬剤散布は明日することにします。

最後に「大阪ばら展2021」の日程を改めて貼っておきます。

コンテスト種目をご確認ください。

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大阪ばら展2021 コンテスト日程表



 

木枯らし1号?

非常に風の強い一日でした。

明石では午前10時前に15.6m/sec.の北風。

鉢がいくつも倒れました。

気温も一気に下がり、最高気温は昨日よりも5.8℃も低い20.1℃。

天気図もしっかりと西高東低の冬型の気圧配置ですので、東京ならば木枯らし1号の条件を満たしています。

東京地方の木枯らし1号の基準

【期間】 10月半ば~11月末の間
【気圧配置】 西高東低の冬型の気圧配置で季節風が吹く
【風向】 東京の風向が西北西~北
【風速】 東京の最大風速が8m/s以上

しかし近畿地方では、

近畿地方木枯らし1号の基準

【期間】 霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)
【気圧配置】 西高東低の冬型の気圧配置
【風向】 北よりの風
【風速】 最大風速が8m/s以上

となっています。

今年の霜降は今週の土曜日(23日)ですので、期間的に条件を満たしていません。

んが、私は勝手に「明石に木枯らし1号」という宣言を出しました。

 

さて、昨日の記事で予告いたしました通り、昨日~今日の間に撮った写真を貼ることにします。

 

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クリステャン ディオール

往年の名花です。

全国的には作る人が減っているようですが、関西ばら会ではベテラン勢がしばしば出品しています。

私も鉢植えで3株栽培しています。

 

以下、似たような花を3種。

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魅惑

最近しばしば画像をお見せしている魅惑です。

これは御神木を接ぎ木したものですが、あまり発色がよくありません。

我が家の御神木の分身は、期待通りの発色をするまでに10年ほどかかります。

画像の花の株がまだ若いせいで、発色が淡いのだと思います。

 

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シージャック

この秋はコンフィダンス(後で貼ります)系統がエエ花を見せてくれています。

昨日まで好天が続いたため、シージャックも抜群の発色です。

ただし、切った直後はピンクの覆輪がまだ濃いのですが、コンテスト出品となると審査は6~7時間後、どうしてもピンク色が退色してしまいます。

 

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プリンセス ド モナコ

これはコンテスト品種ではなく、御愛嬌。

明石に家を建てた当初から生き延びている樹齢35年の株です。

大木になった柚子の陰になって、1日3時間ほどしか日光を浴びていませんが、健気に生き続けています。

しかも時々こんなエエ花を見せてくれる可愛いヤツです。

 

で、シージャックの「親」であるコンフィ。

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コンフィフダンス

地植えに3株、鉢植えで2株ありますが、特別にピンクの発色が良い株(地植え)の1輪です。

他の株はもう少しサーモンが濃く出ますが、そちらの方が「普通のコンフィ」なのかもしれません。

 

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武州

1999年の大阪での全国大会で会長杯をいただいた株の花です。

この秋は気温が高く好天が続きましたので、透明感のある朱色の花がスッキリと咲きました。

武州は気温が低くなると色が濁り、しかも開きがゆっくりなため花弁が縮緬状になってしまいます。

会長杯の年もそうでしたが、武州の良花は気温が高い秋晴れ続きの年に見ることができます。

 

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マダム ヴィオ

新潟のI氏のヴィオレに比べたら足元にも及びませんが、我が家にも1株だけヴィオレが居ります。

コンテストに出ていくことはほとんどありませんが、数輪そろって咲いてくれますので、ご近所への挨拶用に重宝しています。

 

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ブラックベリー ニップ

香りの品種として鉢植えで2株栽培しています。

花は中輪でコンテスト向きの花ではありませんが、色と香りを楽しんでいます。

 

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アリエス

金沢のU氏作出の品種で、日本ばら会の配布苗として我が家に来たもの。

まだ1輪花で出品したことはありませんが、10本花の中に組み込んだことはあります。

 

そして、10月10日の記事にも入っていますが、狭山路がまたエエ花を見せてくれました。

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狭山路

ジェミニ×コロラマの交配品種は数多くありますが、いずれも樹勢が弱かったり成長に癖があったりする品種が多く、コンテストマニア御用達で一般向けとは言えないように思います。

そんな中でこの狭山路だけは樹勢強健、よく育ちます。

ただし花芯の締まり具合は「甘い」と言わざるを得ません。

 

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ピンク ラスター

これも古い品種ですが、我が家ではまだ現役選手です。

私がコンテスト駆け出し当時、S師匠が出品なさった「ピン ラス」のイメージを今なお追い続けていますが、どうしてもその域に達することができません。

春よりも秋の方がエエ花が咲きます。

 

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サン ティー

緋色と白の派手な複色花で、花も大きく人目を惹きます。

コンテストに出品したこともありますが、際立った高芯咲きではないため、あまり良い評価は受けませんでした。

しかし、ご近所へや職場に持って行くと大変喜ばれる品種です。

 

などなどコンテストまで12日、そろそろ枝直しの作業を始める時期ですが、近所や病院などへお配りする花を切ることに追われ、コンテストの準備がほとんどできていません……というのは「エエ恰好しぃ」でして、本当は出品予定の花の大半が開花してしまい、出品準備をすべき花がほぼ残っていません。。。というのが現実です、トホホ。

咲いてしまいました。

コンテスト前2週間という今日、見事に……と言うか、残念なことに咲いてしまいました。

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10月16日 朝ー1

手前は御神木の魅惑です。

 

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10月16日 朝ー2

手前のレッド広島、真ん中のメルヘンケーニギン……我が家の主力選手たちです。

(奥の熱情はご近所への御挨拶用。)

 

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10月16日 朝ー3

左下のメルヘンケーニギンはご近所用に剪定したものですので、狙い通りの開花ですが……

 

この1週間、咲いた花を切花用に切る日々が続きました。

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10月12日 朝

 

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10月13日 朝

 

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10月14日 夜明け前

上の段のラッピングしたもの約50本は京都の職場に持ち込み、スタッフの皆さんにお持ち帰りいただきました。

 

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10月15日 出勤前

我が家らしい魅惑が咲いていましたので、花瓶に生けこんで記念撮影しました。

 

そして本日、朝から切りまくってラッピング。

月イチで通っている病院(外科・胃腸科医院と歯科医院)に春と秋、花を(賄賂代わりに)持っていくのが恒例になっています。(急に痛みが出たり、歯に不具合が生じた時、無理なお願いを聞いてもらっています。)

もう1軒、耳鼻咽喉科医院へは近いうちに……と思っています。

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10月16日 切り花ー1

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10月16日 切り花ー2

シーアブリス(伊丹ばら園のカタログに「シェア  ブリス」と記載されていたため、関西ではシェア ブリスという呼び名が定着していますが、英語表記「Sheer Bliss」〈U.S.A. Willam A.Warriner 作出 1985年)は「シーア ブリス」の方が、原音に近いかもしれません)15輪。

数輪はコンテストでも通用しそうなものがありました。

 

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10月16日 切り花ー3

この中にも、何輪かはコンテストレベルのものが混じっています。

 

夕方にももう一度、採花しました。

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10月16日 夕方

今日は合計300輪ほど切りました。

 

その途中、こんな花弁も発見。

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オタバコガ 食害

オタバコガが発生しているようです( 画像はレッド広島)。

10月12日に採花して、我が家の食卓に飾ってあった花から虫糞が出て、花弁が脱落しました。

花弁をこじ開けて雄蕊(おしべ)のあたりを見ると、紛れもないアイツ!

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オタバコガ 幼虫

すぐにティッシュでつまんで××します。

 

というわけで、オオタバコガが発生していることが判明しましたので、定期薬剤散布には「オオタバコガ」に効果のある薬剤(アクセル/アクタラ/アファーム/エスマルク/オルトラン(ジェイエース)/カウンター/カスケード/コテツ/サイアノックス/スピノエース/スミチオン/ディアナSC/ハッパ/フェニックス/プレオ/フロー/マッチ/ロムダンなど多数)を使用します。

この時期スリップスも発生率が高いので、オオタバコガとミカンキイロアザミウマの双方に効果のある薬剤を選ぶのが大切です(上記の薬剤の中で、双方に適用があるのは(アファーム/カスケード/コテツ/スピノエース/ハッパ/マッチです)。

 

夕方から雨の予報でしたので、午前中に定期薬剤散布をしました。

スリップスに効果があるようにと、葉裏だけではなく花の上からも十分に散布します。

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10月16日 定期薬剤散布

フルピカ  フロアブル(殺菌剤)……50CC 

コテツ  フロアブル(殺虫剤)……50CC

アファーム乳剤(殺虫剤)……100CC 

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

今日、花を切りながら、各品種の写真を数多く撮影しました。

明日はそれをご紹介するつもりです。

今日も30℃

暑いです。本当に暑いです。

予定より1週間早く開花が進んでいます……ということは、夏剪定が2日ほど早かったということですが、10月に入って連日30℃などと予想できるはずもありませんでした。

まあ、小笠原高気圧が頑張っているので、台風17号と18号は西へ直進、今日発生したちょっと発達しそうな台風19号は、小笠原諸島の東からさらに東の沖へ逸れて行きそうなのはありがたいのですが。。。

 

コンテストまでは3週間近くありますのでまだ枝直しの作業も必要なく、咲いてしまった花を切ったり、ふと見つけた脇芽を欠いたりして1日が過ぎました。

というわけで、今日の暑さで開いた花の写真を並べておきます。

 

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レモン エレガンス

我が家では「レモンちゃん」と呼んでいます。

花弁数が少ない品種ですので、あっという間に平咲きになります。

 

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化粧坂

咲くたびごとに花色が変わります。

今日の花は黄色が濃く出ていました。

時にはオレンジっぽい黄色になったり、白くなったり……気まぐれです。

 

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ジェミニ

この秋はジェミニが良さそうです。

これまで3輪咲きましたが、いずれも大きさといい発色といい文句なしでした。

今日の花 は発色がイマイチでしたが……

 

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レッド クリフ

これもこの秋は良さそうです。

ただし残念なことに、我が家には2株しかなく、あと2~3輪で在庫が終了します。

 

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写楽

レッド  クリフと並べると、やはり迫力に欠けるでしょうか?

また赤色の深さでは「みつえ」に劣りますので、コンテストでは不利かもしれません。

しかしやさしい色合いは捨てがたい魅力があります。

 

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狭山路

我が家では、この配色に関しては「ユートピア」を4番バッターに据えましたので、狭山路は2軍落ちしてしまいました。

しかし株が強健で多くの花が咲きますので、近所や職場への「ご挨拶」で活躍してくれます。

 

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丹頂

我が家に30年以上住み続ける「古株」です。

右の花弁にぽつぽつと見える穴はトゲの傷。

このような「花弁に傷のある花」は、コンテストには(私は)出品しません。

 

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レディー サワ

夏剪定の見本で切った鉢植えです。

やはり早く咲いてしまいました。

 

以下、切花で楽しんでいる花を並べます。

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ブランデー

丸弁で大らかに開き、花弁が伸びて巨大輪になります。

職場に持ち込んだ時の人気品種です。

 

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カリーナ

30数年前の営利用切花品種で、当時は切花農家でたくさん栽培されていました。

我が家のものは明石に家を建てた時から栽培している株で、樹齢35年です。

今なおたくさんの花を同時に咲かせてくれます。

 

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グラン ブルー

広島バラ園の田頭数蔵先輩の作出花です。

マダム  ヴィオレの改良種ですが、色がヴィオレよりも濃く、弁質が厚く花保ちの良い品種です。

ただしヴィオレ同様に無香です。

 

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ジョージ  バーンズ

最近このブログにしばしば登場している品種です。

今日の花は黄色の部分がたくさん出ていました。

 

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プレイ ガール

我が家の「まんまいちゃんの花(仏壇花)」の定番になっています。

香りもあって、なかなかエエ味を出してくれます。

 

あ、そうそう!

今朝、朝イチでショッキングな出来事が。。。

昨日のブログの3枚目の写真ですが、

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10月9日 夕方 再掲

を入れた蕾……我が家の御神木の魅惑の蕾です。

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御神木の魅惑……表

魅惑は萼割れし始めてから開花(見ごろ)まで、他の品種より5~7日長くかかります(萼が完全に下りてから開花まで時間がかかるようです)。

このくらい であれば、普通の品種は11~13日後に見頃になります。

しかし魅惑は20日程度必要ですので、コンテストの日程にピッタリと合った開花具合、しかもステムもすっきりと70㎝以上伸びていますし、葉にも欠陥がありません。

昨日の段階で、ひそかに「1本花・1等!」とほくそ笑んでいました。

んが、今朝、この奥の白秋を採花するために裏に回り込むと……何と!!!

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御神木の魅惑……裏

キリギリス類の食害です。

10月2日の記事でご紹介したクビキリギリスを今朝も捕殺していますので、ひょっとしたらソ奴の仕業かもしれません。

まあ、期待したステムに何らかのアクシデントが発生するのは日常茶飯事ですので笑って済ませますが、やはり何事も思い通りにいかないのがこの世の常のようです。

 

本日の最後の作業は、定期薬剤散布でした。

開花し始めた花の中で白い花にスリップスの気配がありましたので、早めにディアナを使うことにしました。

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10月10日 定期薬剤散布

サルバトーレME(殺菌剤)……35CC 

ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g

ディアナSC(殺虫剤)……30CC

マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC 

アプローチBI(展着剤)……100CC 

水……100ℓ

 

ディアナSCはヨトウムシやオオタバコガなど薬剤抵抗性のある「厄介者」にも効果があり、「切り札薬」として大変貴重な存在です。

ただ驚いたことに、これほど強力な薬効を発揮する薬なのに、アブラムシには全く効きません。

大概の殺虫剤ならアブラムシ程度は簡単に駆除できるはずだと思いますが、3~4年前の春先に落下傘(ヨトウガの一齢幼虫)がアブラムシとともに大量発生した際にディアナを散布したところ、落下傘は薬がかかってすぐに苦しそうにノタ打ち回りましたが、アブラムシは平気な顔をして群れていました。

そこで私はディアナを定期散布薬として使う場合は、必ずオルトラン(ジェイ  エース)やアファーム、スピノエースなどの万能殺虫剤を同時に散布することにしています。