「大阪ばら展2021」もあっという間に3日目、最終日でした。
夜明け方に降った雨も9時ころには上がり、咲くやこの花館の入場者は昨日(土曜日)以上に多かったようです。
ばら展にも出品準備中から多くのお客さんが来てくださいました。
例によって、取り急ぎコンテスト結果をお知らせいたします。
競技№13 (一般・新人の部)関西ばら会賞
長居公園内の「花とみどりと自然の情報センター」で隔月に開催している「やさしいばらの育て方」講習会の常連受講者が、うれしいことに初出品してくださいました。
向かって右の白色の花は清涼殿ですが、ピンクボカシの発色も良く、エエ花でした。
ベテラン向けの「ムズカシイ花」を上手に育てていらっしゃいます。
競技№14 (会員の部)トウゲン賞
ステム下方の葉が小さくバランスはよくありませんが、花は抜群でした。
花だけを見たら、数年に1度の美花です。
競技№15 (会員の部)住友化学園芸賞
小ぶりな花でしたが、欠点の少ない3本がそろいました(手前味噌でスンマヘン)。
競技№16 (会員の部)大阪市長賞
開花した見頃の花だけではなく、色の見え始めた蕾やまだ固い蕾などをバランスよく活け込んでありました。
これぞアレンジという見本だと、当会のアレンジメントの大家がおっしゃっています。
競技№17 (会員の部)ジックニーム賞
立派なHTの1輪でした。
天下のパパメイアンが2等に甘んじています。
この競技は、我々ばら会の審査員は審査に加わらず、会場で声をかけた一般の方5名に審査をお願いします。
声をかけられた(不幸な?)皆さんには、20数本の花の香りをクンクンしていただきました。
午後3時から「咲くやこの花館」の城山館長にご臨席いただき、表彰式を行いました。
関西ばら会のばら展は、賞品の豪華さで日本一だと思います。
表彰式終了後、ふと東の空を見ると、生駒山に虹がかかっていました。
かつてない異常な天候の中、開花のピークが過ぎてから開催されたばら展であり、花の量も質も、いつになく苦労しました。
しかし、会員の皆様の熱意と努力、そして何よりも「ばら作りの技術」を結集して無事に3日間を乗り越えることができました。
ありがとうございました。
また、咲くやこの花館の関係者にも大変お世話になりました。
併せて御礼申し上げます。