コンテスト前2週間という今日、見事に……と言うか、残念なことに咲いてしまいました。
手前は御神木の魅惑です。
手前のレッド広島、真ん中のメルヘンケーニギン……我が家の主力選手たちです。
(奥の熱情はご近所への御挨拶用。)
左下のメルヘンケーニギンはご近所用に剪定したものですので、狙い通りの開花ですが……
この1週間、咲いた花を切花用に切る日々が続きました。
上の段のラッピングしたもの約50本は京都の職場に持ち込み、スタッフの皆さんにお持ち帰りいただきました。
我が家らしい魅惑が咲いていましたので、花瓶に生けこんで記念撮影しました。
そして本日、朝から切りまくってラッピング。
月イチで通っている病院(外科・胃腸科医院と歯科医院)に春と秋、花を(賄賂代わりに)持っていくのが恒例になっています。(急に痛みが出たり、歯に不具合が生じた時、無理なお願いを聞いてもらっています。)
もう1軒、耳鼻咽喉科医院へは近いうちに……と思っています。
シーアブリス(伊丹ばら園のカタログに「シェア ブリス」と記載されていたため、関西ではシェア ブリスという呼び名が定着していますが、英語表記「Sheer Bliss」〈U.S.A. Willam A.Warriner 作出 1985年)は「シーア ブリス」の方が、原音に近いかもしれません)15輪。
数輪はコンテストでも通用しそうなものがありました。
この中にも、何輪かはコンテストレベルのものが混じっています。
夕方にももう一度、採花しました。
今日は合計300輪ほど切りました。
その途中、こんな花弁も発見。
オオタバコガが発生しているようです( ↑ 画像はレッド広島)。
10月12日に採花して、我が家の食卓に飾ってあった花から虫糞が出て、花弁が脱落しました。
花弁をこじ開けて雄蕊(おしべ)のあたりを見ると、紛れもないアイツ!
すぐにティッシュでつまんで××します。
というわけで、オオタバコガが発生していることが判明しましたので、定期薬剤散布には「オオタバコガ」に効果のある薬剤(アクセル/アクタラ/アファーム/エスマルク/オルトラン(ジェイエース)/カウンター/カスケード/コテツ/サイアノックス/スピノエース/スミチオン/ディアナSC/ハッパ/フェニックス/プレオ/フロー/マッチ/ロムダンなど多数)を使用します。
この時期スリップスも発生率が高いので、オオタバコガとミカンキイロアザミウマの双方に効果のある薬剤を選ぶのが大切です(上記の薬剤の中で、双方に適用があるのは(アファーム/カスケード/コテツ/スピノエース/ハッパ/マッチです)。
夕方から雨の予報でしたので、午前中に定期薬剤散布をしました。
スリップスに効果があるようにと、葉裏だけではなく花の上からも十分に散布します。
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50CC
コテツ フロアブル(殺虫剤)……50CC
アファーム乳剤(殺虫剤)……100CC
マルチ・ケーミン(微量要素剤)……100CC
アプローチBI(展着剤)……100CC
水……100ℓ
今日、花を切りながら、各品種の写真を数多く撮影しました。
明日はそれをご紹介するつもりです。