一面緑色で、ほとんど色気のない庭になりました。
そんな中で極めて稀にエエ花が咲いていることがあります。
我が家のメルヘンは選別を重ねて、ピンクの濃いのが自慢です。
しかし(以前にも書きましたが)花の色が濃いだけではなく、トゲも赤いのが特徴です。
四国・香川のどくまんグループの学者先生S君が私のメルヘンを見るなり「トゲも赤い」と指摘してくれました。
それまで私は花ばかり見ていて、トゲの色など全く気にしておりませんでしたので、「さすが農学博士」と尊敬した次第です。
今日はこれ以外に、鉢植えの名残の花がちらほら咲いていました。
その中では、
日本ばら会の試作苗です。
本来はHT種ですが房咲性が豊かなので、我が家ではフロリバンダとして扱うことにしています。
つまり夏剪定はせず、ず~~~っと咲かせ続けて楽しんでいます。
この手のアプリコット系の花は、秋が深まり初冬を迎えるころが一番深い色合いになって魅力があります。
昨秋の広島バラ園の新作で「糸覆輪」という謳い文句に惹かれたのですが、花形をはじめ樹勢も香りも、どうやら我が家の家風には合わない品種のようです。
残念ですが、1年でサヨナラになります。
その他、9月23日にスタンダード仕立ての芽接ぎをしたマーガレットメリルは順調です。
コンテストも終わり、薬剤散布もしない週末。
ブログの記事も散漫な内容になってしまいました。
まあ11月は「ばらの年末」ですので、残りの花を見ながら1年間の反省をする時期です。
そして「ばらの新年」である12月に備えます。