今日も関西各所で35℃以上の猛暑日になっているようです。
我が明石では最高気温が13:31の32.7℃。
この夏の最高気温は昨日の33.7℃で、まだ猛暑日を記録していません。
さて、来週8月4日の日曜日に「やさしいばらの育て方」講習会を開催します。
場所と時間はいつもの通り、長居公園「花と緑と自然の情報センター」1階セミナー室に於いて、午後2時~4時の講習です。
講習内容は8~9月の管理について。
特に猛暑の中の病害虫対策、施肥、9月上旬の秋花剪定などが中心です。
また、先週もお知らせいたしましたが、前回の講習会で一般参加の方々から多くの質問を頂戴した「挿し木」の方法や管理についても時間を取ります。
もちろん、ばら栽培一般に関するご質問やご相談は遠慮なくおっしゃってください。
例によって、会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、当日、会場でも受け付けます(教材費¥200をお願いいたします)。
皆様のご参加をお待ちしておりますが、猛暑の中ですので、決してご無理をなさらないように!!
真夏の太陽光を浴びた3番花の画像を、昨日に引き続いてご覧ください。
以下は全て、今朝撮影した画像です。
5月、10月のコンテスト期の「香久山」は白っぽい花になってしまいますが、2番花・3番花は白桃を思わせる「美味しそうな色」に咲きます。
気温の高い時期には「絞り」が消えてしまう品種が多いのですが、今朝の「南の関」にはしっかりと絞りが入っていました。
太陽光線が強ければ覆輪も濃く発色する……と思っていましたが、今朝のガーパーは覆輪のない白花でした。
「シーア ブリス」に負けないほど背が高くなって、「はるか上空」で咲いています。
本来はゆったりとした丸弁咲きですが、今朝の3輪は剣弁咲きでした。
我が家の「家風」に合わせてくれたのでしょう。
古~い営利切花用の品種です。
花は中大輪ですが、粒ぞろいの花を同時に採花できます。
夏季でも比較的花保ちが良いのはありがたい。
以上、昨日ご覧いただいた品種と重複がないようにしましたが……
これだけはご容赦ください。
「御神木」の分身たちは、肝心な10月のコンテスト期(5月は花芯グチャグチャで論外)には親株ほどの発色をしてくれませんが、夏季には濃い紅覆輪が出ます。
この1週間の採花状況です。
この辺りから3番花が賑やかになりました。
今の時期、風通しの悪い場所や陽当たりの良くない場所にあるばらの根元近くに、カイガラムシがしばしば発生しますので注意して観察してください。
普段から目にしている側(がわ)ではなく、その裏側を確認することが大切です。
昨日来、数株にカイガラムシが寄生しているのを発見していましたので、マシン油乳剤の30倍液を刷毛(はけ)で塗布します(画像は塗布後)。
葉に薬液が付くと強い薬害が出ます。
(できるだけ)葉に薬液が付着しないように注意が必要です(画像上部の葉にはベットリと薬液を付けてしまいました)。
また鉢植え株には1ヶ月に1度の置き肥を続けています。
私はレバープランツの「ボカシ肥料(大粒)」を使用していますが、8号鉢には6粒ずつ、10号鉢には10粒ずつ施します(品種による施肥量調整はしていません)。
本来ならば無駄枝・細枝を整理しつつ、鉢の縁に沿って粒が土中に埋まるほど強く押し込みますが、その作業をすると、鉢植え全部に施肥をするのに丸2日かかります。
猛暑の中その作業をすると、古稀に近いジジイは熱中症の危険があります。
実はこの日(7月7日)、夕方には39度の熱が出まして、エライ目に遭いました。
というわけで、今月の施肥は鉢土の上にボカシ肥料をばら撒くだけ、枝の整理はしていません。
そんな手抜きをした結果、2時間弱で作業を終えることができました。
枝の整理……と言えば「ツルばらの梅雨明け剪定」の時期です。
昨年は7月29日に実施しています。
ようやく「ツルばらの梅雨明け剪定」 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
が、今年はピーカンの青空が続いていて熱中症の危険がありますので、7月中には出来そうにありません。
来週以降なるべく早く、「曇天の休日」に剪らなければ……と思っています。