関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

除草できました

夕方から冷たい西風が吹き始めましたが、日中は気持ちの良い青空が広がりました。

3月3日 朝

午前中に町内会の役員会がありましたが、早朝+午後の時間で地植え株の足元の雑草をむしることができました。

3月3日 除草前①

3月3日 除草後①

3月3日 除草前②

3月3日 除草後②

3月3日 除草前③

3月3日 除草後③

3月3日 除草前④

3月3日 除草後④

足元の雑草が無くなり、クラウン(株元)部分が見えるようになると、ベーサルシュートのような芽が出ている株が見つかります。

3月3日 レディーサワ

一昨年の12月に、樹勢の衰えた樹齢30年以上の「武州」を引き抜き、後釜として鉢植えを地に下した株です。

嫌地が出ないようにと植穴を大きく掘り、充分に新しい土を入れたのですが、周りの先輩たちが大株ゆえ彼女には日当たりが悪いのか、昨年はベーサルシュートが出ませんでした。

しかし、黄色の円内を見ると、

3月3日 レディーサワの新芽

ベーサルシュート風の新芽が伸び始めています。

また、樹齢40年近い超古株のコンフィダンスですが、

3月3日 超古株のコンフィダンス

株の右半分はすでに株元から朽ち果てています。

しかし、黄色円内を見ると、

3月3日 超古株のコンフィダンスの新芽

根の地際からベーサルシュート風の芽が出ています。

またさらに、こんなパターンもありました。

3月3日 そどおり姫

これも樹齢40年近い超古株です。

除草をしている最中に、思わず雑草かと思って引き抜きそうになったのですが、

3月3日 そどおり姫の新芽

大昔に切り落とした枝の下から出た新芽が、地下を通って顔を出していました。

以上3例、思わず「ベーサルシュート発生!!」と初心者の頃は大喜びでした。

しかし長年の経験から、春先のこのタイプの「ベーサルシュート風の芽」はあまり期待できないことを思い知らされています。

「こけおどし」「見掛け倒し」に終わることが普通で、立派なベーサルシュートになることは残念ながらありません。

とは言っても、折り取る必要もありませんので、様子を見守るのが良いと思います。

一方、10年以上経過した古枝の「節(ふし)」で剪定した「武州」は、

3月3日 古い「節(ふし)」で剪定した「武州

2芽がしっかりと伸び始めています。

この芽は「途中シュート」の扱いをして8月までは花を咲かせずにピンチを3~4回繰り返し、9月の剪定で2段目の上部または3段目の下部で剪って秋花を咲かせると「コンテストレベル」の立派な花が期待できます。

さらに二毎芽(にまいめ)剪定をした鉢植えでは、

3月3日 鉢植え「ビクターボーグ」

2年前のシュートを切り落としたクラウン部分から3芽が伸び始めています。

これを全部伸ばすとそれぞれが細い枝にしかならず「共倒れ」になりますので、あと2週間ほど芽の勢いを観察し、勢いの強い1芽だけ残して残りは掻き取ります。

 

雑草を取り除いて芽を発見するのは嬉しいのですが、嫌なものも目に入ります。

3月3日 株元のカイガラムシ

冬期に発見できなかったカイガラムシです。

もちろん、

マシン油乳剤

3月3日 カイガラムシ退治

マシン油乳剤30~40倍を刷毛(はけ)で塗布して退治します。

 

芽が伸び始めていますので、鉢植えには10日~2週間に1度の灌水が必要な時期になっています。

今日の作業の最後に、冷たい西風が吹き始めた中で鉢植えに灌水をしました。

 

来週末は地植えの枝を農竹(タキロン)で固定したり、鉢を所定の場所に移動するなどの作業を予定しています。