今日は「晴れ」予報だったはずですが、時々小雨が降る肌寒い一日でした。
昼過ぎから西の風 13m/sec という予報が出ていましたので、朝7:30頃から(たぶん)今年最後?の定期薬剤散布を済ませました。
今日のレシピは、
サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄
コテツ フロアブル(殺虫剤)……50㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
いつもよりも丁寧に葉裏からタップリと散布し、終了してから電動噴霧器の吸水ホースやら20mの噴霧ホースやらの泥を洗い流して「今年もご苦労様、お世話になりました」と声をかけて仕舞い込んだのですが……これまでに経験のない異常な気候が続いていますので、果たして本当に「今年最後」となるかどうか。。。
薬剤散布後の庭の様子です。
先週、ばらの足元の草むしりをしましたので、我が家の庭にしては珍しく土が見えています。。。いつもは「雑草絨毯(じゅうたん)」状態ですが。
ついでに鉢植えの様子です。
秋花はほぼ終わっていますが、フロリバンダ種の一部や意図せずにステムが伸びた1.5番花の彩りが少し残っています。
今日撮影した名残の花の画像を並べます。
気温が下がると黄色が発色せず、「白色に紅覆輪」という色合いになります。
これが今年最後のヘレンノード。
11月5日に掲載した花よりも今日の方が良い発色をしています。
立冬を過ぎたというのに、左と上の外弁が日焼け(弁端の黒ずみ)しています。
そう言えば、3、4日前までは陽射しを「暑い」と感じていましたよねぇ。
ちなみに、花芯の立っている右側の花弁、2枚が同じような位置に並んで「二重」になっているのがお分かりでしょうか?
もしもこの花をコンテストに出品するならば、花の深部まで指を突っ込み1枚の花弁(この花の場合は外側〈右側〉の1枚)を、花弁の生え際から「抜き取る」という大手術をします。
やや小ぶりの純白の花、我が家では代表的なマンマイちゃんの花(仏壇花)です。
ちょっとした風で花弁が揺れて擦れ合っただけでも、そこが茶色く変色してしまう繊細な弁質です。
昨日、木枯らし1号が吹いてひどく揺れたはずですが、奇跡的に無傷のシーアブリスを採花することができました。
花足が非常に速いため高芯咲の状態は一瞬しかありませんが、花の大きさも派手さも日本を代表する絞り品種(とは言ってもピカデリーの枝変わりですが)だと思います。
それに対して、雨に当たり風に吹かれて花弁が傷ついた花たちです。
多少マシなものだけを並べます。
この程度の傷であれば、花瓶に挿してもOKでしょうか?
以下、単花咲きになっていますがフロリバンダ種です。
10月29日の記事では絞りのブライダルピンクを御覧いただきましたが、これは本来のブライダルピンクです。
昨日の記事で「蕾~開花直後までは黄色品種の色合いですが、開花すると不思議な配色になります」と書きましたが、この画像でお分かりいただけるでしょうか?
広島バラ園作出の「アイ(眼)ローズ」(ハイブリット ペルシカ=ロサ ペルシカ交配種)です。
ブロッチ(斑点)は紫色、葉はロサ ペルシカの形を受け継いでおり、普通のHT種・フロリバンダ種とは違います。
一般にハイブリット ペルシカ種はシュラブタイプが多いと思いますが、このフレグラント ペルシカは完全なフロリバンダ樹形で大きくなりません。
コンパクトで場所を取らず、8号鉢にキッチリと収まっています。
名前の通り強香種ですが、樹勢はやや弱く育てにくいかもしれません。
そんなこんなで、本日の採花は、
今後、木枯らしに吹かれてボロボロになり、個別の写真を撮れないほど傷んでしまう花が多くなります。
そろそろ冬の手入れを行うための資材を購入する時期です。
土や肥料など大きく重い荷物が多いので、運送屋さんのご苦労を考えて年末の荷物が多くなる前、11月中には取り寄せることにしています。
一気に出費の増える時期……家内に平身低頭の日々が続きます。