「大阪ばら展2023」まであと2週間となりました。
会員の皆様には、是非ともご出品をお願いいたします。
また恐縮ですが、ばら展開催の前日10月19日(木)の午後2時から、長居植物園「花と緑と自然の情報センター」の2階アトリウムで会場の準備を行います。
お時間の御都合の付く会員様には、昨年のようにお手伝いを頂けると大変ありがたい次第。
できる限りのお力添え、よろしくお願い申し上げます。
さて、9月2日から10日にかけて秋花剪定をしたHT種がポロポロと咲き始めています。
しかし10月10日過ぎの開花を目論んで剪定しましたので、今咲き始めている花は正直なところ剪定が2日程度早過ぎた……剪定を失敗した品種です。
左下の花の花弁を御覧ください。
たくさん穴が開いています。
近づくと ↓ こんな感じです。
これ以外にも、
穴の開いた花が散見されます。
また蕾にも、
さらにブラインド(蕾の付かないステム)に見える枝ですが、
先端を見ると、
ちゃんと蕾は付いたのに、オオタバコガに産卵されたようです。
蕾に穴が開いているのを発見した場合は、
5枚葉を1枚つけてカットし、これから伸びる芽に年末~年始に花が咲くことを願うしかありません。
いずれにしても9月20日過ぎから10月の初めにかけて、オオタバコガが大挙してやって来てステムの先端に産卵したようです。
1週間ごとの定期薬剤散布に際して、オオタバコガに適用のある薬剤を必ず撒いていますので、生きている(蕾を食害している最中の)幼虫を見ることはありませんでした。
(切り花の中から這い出した幼虫はいましたが。。。秋花剪定その後 - 関西ばら会 (hateblo.jp))
つまり、週イチの薬剤散布をしていれば、「産卵~孵化~蕾に潜り込む」のどこかの時点で薬が掛かり、幼虫の駆除は出来ています。
しかし「孵化⇒蕾に潜り込む」の段階で蕾には穴が開く=開花すると花弁に貫通痕が残るということですから、何とも悩ましい限りです。
明日は午後から雨の予報が出ていますので、本日夕方、定期薬剤散布を済ませました。
とは言え、かなり強い北西の風(風速8~9m/sec)の中で、薬の飛沫を浴びながらの散布……雨の予報が出ていなければ、本来は散布を延期すべき状況でした。
今日のレシピは、
フサルバトーレME(殺菌剤)……33㏄
アファーム乳剤(殺虫剤)……100㏄
鉄力あくあ F14(微量要素剤)……20㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
本日から規定通りの濃度での散布です。