日中は32~33℃の真夏日が続いていますが、朝は涼風が吹いています。
夕~夜は25℃以上あるとはいえ、虫の声が随分賑やかになりました。
私の好きなカネタタキの声も聞こえています。
この1週間は4番花を採花していますが「収穫量」は日によってバラつきがありました。
なぜかバケツ1杯だけの採花です。
打って変わって、バケツ4杯。
あらあら…バケツ1杯。
と思えば、また4杯。
例によって、この時期にしてはエエ花も散見されました。
シージャックは「黄色が出なければダメだ」と作出者(?……発見者!)の上森氏がおっしゃってました。
確かに黄色が発色したシージャックはきれいです。
そのシージャックの親(?……枝変わり前)のコンフィです。
(とは言っても、これは枝変わりの「六甲」を出した株です。やはり濃い色をしています。)
う~~ん、デジカメでは本当の色が出ません。
もっとビロードのような深みのある色で、輝きがあります。
香りも抜群です。
ただし株立ちが少なく、下葉が落ちやすい品種ですので、万人向けの品種ではありません。
我が家で最も栽培本数の多い品種で、地植え・鉢植え合わせると20株ほどになります。
咲く時は一斉です。ただし、
ご覧の通り、発色も花形もまちまちです。良い血統に出会わなければ、「駄花」ばかりを見ることになります。
先々週以来、オオタバコガの「小発生」に遭っています。
今の時期は産卵された卵が孵化するまで、わずかに2~3日だそうですので、先週日曜日の薬剤散布の後に産卵された卵は、火曜日か水曜日には孵化して、花弁に穴を開けてしまいます。
室内に飾っている花(あ、我が家には立派な花瓶がなく、空き瓶を花瓶として使っています)ですが、黄色の円内の花から汚らしい虫糞が出るようになりました。
よく見ると、
さらに近づくと、
3~4齢の幼虫が花の中に頭を突っ込んで食事中でした。
気温の高いこの時期、産卵から1週間未満で幼虫はこの大きさになります。
こちらは、幼虫の長さが5~6㎜程度で、2~3齢幼虫と思われます。
もっと近づくと、
旺盛な食欲で花弁を食害しています。
ただ、この2~3齢程度ならば、まだ薬剤散布で駆除できそうです。
我が家では今年になってオオタバコガの「大発生」をまだ見てりません。
しかし、8月下旬~9月中が産卵のピークさそうですので、くれぐれも「花弁の穴」には気を付けてください。
というわけで、明日の定期薬剤散布は、オオタバコガ対策を中心に考えます。