9月2日に開始した今年の秋花剪定……本日で終了しました。
途中、2回「剪定休暇」を取って仕事を休みました。
以前の仕事は秋花剪定の時期がちょうど休みの期間でしたので、品種ごとに剪定予定を立て、毎日「朝剪定」「昼剪定」「夕方剪定」といった具合に、「剪る日にち」ではなく「剪る時間」まで考慮して、コンテスト日程に合わせて開花するように剪定していました。
しかし日本ばら会の全国大会がなくなり、また仕事も変わった現在、そんなにキッチリと開花のタイミングを考えることもなく、時間の取れる時に「一斉に剪る」という剪定をしています。
ただ、同じ品種ならば地植えよりも鉢植えの方が早く咲きますので、まずは地植えを剪り、2日ほど遅れて鉢植えを剪ることにしています。
アンペラトリス ファラーやラ マルセイエーズ、武州などの超遅咲き品種は9月2日にすでに剪り終わっています。
それ以外の品種は一部(超早咲き品種)を除いて、まず9月5日に地植えを一斉に剪りました。
同様に7日には鉢植えを一斉に剪定しました(写真は省略します)。
そして本日、剪らずに残してあった超早咲き品種(高雄・パパメイアン・そどおり姫・マダム ヒデ)の剪定を終えました。
切り落とした枝は、例によってガーデンシュレッターで粉砕して、何回かに分けて生ごみとして出します(否、家内様に出していただきます)。
9月3日に剪定のモデルにした「ラディアント パフューム」ですが、
ブログ版・秋花剪定(その1) - 関西ばら会 (hateblo.jp)
剪定後1週間が経過した今日の様子です。
3芽とも順調に「始動」しています。
そんな中、虫害もチラホラ。。。
陽当たりが悪く軟弱に育った葉が被害に遭いやすいようです。
ミツバチに似た蜂が決まった株に飛来して、円を描くように葉を切り取ります。
コンテスト出品を予定していたステムが被害に遭うと腹が立ちますが、実害は少ないので「ご愛敬」と笑っています。
ご愛嬌で済まないのは、コイツ。。。
4日間ほど玄関に飾っていた花の中にいました。
随分弱ってはいましたが、もちろん「フミツブース(踏み潰す)」で処分しました。
そして、コヤツ!
亀ではありません。
9月2日の記事でご覧いただいたコアオハナムグリよりずっと大型で、20~25㎜ほどのピカピカと輝くヤツです。
他のコガネムシ類と同様に花弁を激しく食害します。
例年ならば9月になるとほとんど成虫を見かけなくなるはずですが、今年はまだまだたくさん飛来します。
記念写真を撮った後、もちろん「フミツブース」で処分しました。
さて、この1週間の採花状況です。
剪定が進むとともに花数が激減していきます。
この先1ヵ月間は、
秋花剪定をしない約50株のフロリバンダ種と梅雨明け剪定後ポロポロと咲き始めたツルばらからの採花だけになります。
しばらく色気のない寂しい状態が続きます。