ジャン!!
前回のブログではテッポウムシ(ゴマダラカミキリの幼虫)が株元から出す「大鋸屑(おがくず)」を合計7か所で発見したものの、ご本尊のテッポウムシを捕獲できず、古い樹皮をすべて取り除いた後、「大体この辺り」と目星をつけてカルホスの原液をスポイトで注入した(浸み込ませた)ことをご報告いたしました。
オオタバコガ&ゴマダラカミキリ - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今朝も見回りをしておりましたところ、
樹齢30数年のツルばら「エマニエル」の根元に大鋸屑を発見しました。
テッポウムシが食害していることは100%確実ですが、自他ともに認めるテッポウムシ退治の「迷人」ゆえ、どうせご本尊は拝めないだろうという想定の下、「薬殺セット」を準備しました。
まずは「大鋸屑」が出ている周辺の古い樹皮をすべて取り去ります。
そしてピンセットで、樹皮の下のテッポウムシの食害痕=大鋸屑状になって柔らかい部分をガリガリと荒々しくできる限り掘り返します。
大概はこの時に大鋸屑の奥に潜んでいるテッポウムシをピンセットの先で潰しているだろう……と勝手に解釈しています。
ただし念のため近辺にカルホス乳剤の原液をスポイトで注入(浸み込ませる)して、その後3~4週間、再び大鋸屑が出ていないことを確認するのが「迷人」の常でした。
ところが今朝は違いました!
近辺の樹皮を取り除いていると、
いました!!!
ピンセットで引っ張り出しました。
先週の記事では「虫体(クリーム色のイモムシ。今の時期は孵化直後で1㎝程度?)」と書きましたが、今日引っ張り出した虫体は3㎝弱ありました。
もちろんこの後、情け容赦のない「フミツブース(ふみつぶす)」で処分しました。
テッポウムシ捕獲の「迷人」を自任していますが、さすがに今朝は快哉を叫びました。
今週も毎朝採花をしています。
ほとんどが4番花で、鑑賞に足るモノ足らないモノなど様々ですが、個々の画像は明日に回すことにして、毎朝の集合写真のみ並べておきます。
4番花ともなると、さすがに「疲れ」て花弁数が極端に少ない品種が目立ち始めます。
その中でもイケてる品種及びダメな品種を、明日のブログでご紹介いたします。
最後に夕暮れ前、定期薬剤散布を終えました。
今日のレシピは、
ポリオキシンAL水溶剤(殺菌剤)……40g
ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g
アファーム乳剤(殺虫剤)……100㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
明日は鉢植え株にこの夏3回目の施肥を行う予定です。
……本来は4回目の施肥のタイミングなのですが、今夏は暑さのために(私が)施肥をサボり気味で、1回分減っています。。。それでも我が家の階段に並ぶ鉢植え連中は文句も言わずに花を咲かせ続け、現在は4番花を咲かせています。
階段のコンクリの上は、おそらく連日50℃近くまで気温が上がっているはずですが。。。あなたたちは偉い!