現在午後4時過ぎ。
西に傾いたとはいえ、殺気を感じるほどの太陽がギラギラしています。
今朝、玄関から家内の声。
行ってみると、
昨日採花して下駄箱の上に飾ってあった花ですが……
不自然に花びらが落ち(黄色の円)、その中に粉状の糞(赤色の円)。
上を見ると、ヤツがいました!(矢印)
オオタバコガの幼虫……辺りに糞をまき散らして花弁を激しく食害する嫌なヤツです。
この2~3週にわたって、採花した花の花弁に小さな「貫通痕」はありましたが、虫体は発見できませんでした。
残暑お見舞い申し上げます - 関西ばら会 (hateblo.jp)
週に1回の定期薬剤散布で、「親の蛾の産卵~孵化~1齢幼虫が蕾に潜り込む」というサイクルのいずれかのタイミングで殺虫剤が掛かり、2齢以降の幼虫を見ることがなかった……と判断していましたが、やはり殺虫剤のシャワーから運良く逃れるヤツもいるようです。
もちろんこの写真撮影の後、フミツブース(踏みつぶす)で処分しました。
午前中に地植え株の足元に生えている雑草を抜きました。
すると、草に隠れて見えなかった株元の地際に……
テッポウムシ(ゴマダラカミキリの幼虫)の食害を発見。
あちらでもこちらでも……合計7か所で見つかりました。
「大鋸屑(おがくず)」の出ているあたりの古い樹皮を取り去り、テッポウムシが食い入っている「穴」を見つけ、虫体(クリーム色のイモムシ。今の時期は孵化直後で1㎝程度?)を引っ張り出して殺処分するのが理想です。
しかし、このブログで何度も書いていますが、私はテッポウムシ退治の「迷人」です。
この写真 ↑ のように樹皮を完全に取り去っても、虫穴を見つけ出すことができませんでした(7か所すべてで……涙)。
そこで、株元の木質部が柔らかくなっている部分(テッポウムシが食害した痕です)があれば、そこをピンセットの先でガシガシと激しく掘り、柔らかい大鋸屑分をすべて掻き取ります。
(この時に小さなテッポウムシを潰(つぶ)すことができているのではないか?と「迷人」は勝手に希望的観測をしています。)
さらに虫穴があると思われる部分に、
カルホス乳剤の原液をスポイトで注入します(虫穴の位置が分かりませんので、「大鋸屑」が出ていた辺りに大量に沁み込ませる……という方が実情に近いかも)。
今後しばらくの間は注意深く根元を観察して、再び「大鋸屑」が出ていないかどうかを確認します。
さて、台風通過後の採花状況です。
秋花剪定まであと2週間。
ある程度の数をまとめて採花できるのも、その剪定の時までです。
(その後、秋花の開花までは剪定をしないフロリバンダ種がマンマイちゃんの花(仏壇花)になってくれます。)
【お知らせ】
過日、会員の皆様にコンテスト日程に併せて「大阪ばら展2023のお知らせ及びお願い」の文章をお送りしました。
その文章の中で、「一般/新人の部の種目変更」の説明文に誤りがありました。
2日目・10月21日(土)の一般新人の部・自由花浮花競技について、
(誤)また №13は葉が傷んでいたり枝が曲がっていたりしても関係ありません。
↓
(正)また №07は葉が傷んでいたり枝が曲がっていたりしても関係ありません。
一部の会員様には訂正のお葉書をお送りいたしますが、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
10月20日(金)~22日(日)の「大阪ばら展2023」には、関西ばら会の会員ではない方々にも出品していただける「一般/新人の部」が毎日1種目あります。
このブログをご覧いただいている皆様で、当日咲いている花(もちろんバラの花)がございましたら、是非とも会場にお持ちください。
活け込み、出品手続き等、会員がお手伝いいたします。
会場で入会手続きをしてくだされば「会員の部」への出品も可能です。
どうか臆することなくご出品ください、お願いいたします。