ばら展まで2週間を切りました。
この3連休は朝から夕方まで出品準備のための庭仕事……の予定でしたが、初日の強風、昨日からの雨に妨げられて思い通りの作業ができませんでした。
この秋は関西各地でカメムシが大発生しているようです。
昼食前に、ふと我が書斎の壁を見ると、
ちゃっかりと入り込んでいました。
まあ、カメムシがばらに悪さをしたという話は聞きませんのでそっと釈放してやりたいところですが、ティッシュで包んだ途端に強烈な臭いを発しました。
思わずティッシュの中で掴みつぶしてしまいました。。。無駄な殺生をしました。
昨日の画像で階段の上の方でピンクに色づいていたのは「メルヘン ケーニギン」です。
現在ピンク色が見えている蕾は、20日からのばら展の前には開いてしまいます。
一方、地植えのメルヘンは、
萼の割れ目から蕾の色がわずかに見えるか見えないかの状態……これはばら展ピッタリに開花しそうです。
また、御神木の「魅惑」は、
「魅惑」は他の品種とはちょっと違った開花をします。
画像右側のように、萼が水平に下った状態で1週間ほど動かなくなります。
それから再び動き始めて、画像真ん中の蕾ような状態になってから5~6日でコンテスト出品の開花度になります。
つまり、右の蕾がコンテストに出て行くのかな?と思っています。
ただし開花したら花芯がダブっていた……なぁんてことはよくあることですが。。。
メルヘン・魅惑と並ぶ我が家の秋の主力選手「シーア ブリス」(コンテスト出品の時には発売元の伊丹ばら園のカタログ表記に従って「シェア ブリス」と呼びますが)は、
逆光の見づらい写真でスンマヘン。
これはばら展の1週間後に咲きそうです……と言うか、初めから10月27日・28日の加古川ばら会のばら展に合わせて剪定しましたので、予定通りです。
秋花剪定のサンプルでご覧いただいた3株の、先週との比較です。
ここでは何よりも上下の画像の葉の色に注目してください。
9月30日に「葉の色が悪い!」とつぶやきました。
そしてその日と10月7日の定期薬剤散布の際に、微量要素剤の「鉄力あくあ」を5000倍で使用しました。
合計2回、微量要素剤を葉面散布したことにより、クロロシスめいた葉色がかなり改善していることが分かっていただけると思います。
(あと2~3回、葉面散布を続けるつもりです。)
それぞれのステムは70㎝~80㎝に伸びています。
なお①~③のステムの先端の蕾は、
ばら展ピッタリに開花しそうです。
ただし一番上の3枚葉の生え際でステムがカクッと曲がっていますので、添え木をして真っ直ぐになるよう矯正(枝直し)する必要があります。
蕾が小さい上に45度曲がった「首曲がり」です。
春花であれば5枚葉1枚を付けて切り戻し、1.5番花を咲かせるパターンですが、秋はこのまま咲かせて自宅用の切り花にして香りを楽しむことにします。
ばら展終了後1週間で咲く感じです。
ご近所に差し上げる花になると思います。
背中が丸くなって(ステムが弓なりになって)いますが、ばら展への出品の可能性が無ければ面倒くさいので「枝直し」はしません。
次に折り曲げ剪定をした「ユートピア」を比べますと、
蕾が大きくなり、右側の蕾はあと2~3日で採花です。
葉がほとんどなかった「ビッグパープル」は、
合計3輪の花を見られそうです。
左上の蕾は、
開花は8~9日先です。
もしかしたら3輪のうちの1輪は、ばら展最終日(22日)の「香り花競技」に出られるかもしれません。
最後に先週月曜日以降の採花状況です。
HT種がポロポロと咲き始めましたので、これからは花数が多くなっていきます。
フロリバンダ種は秋花剪定をせずに咲かせ続け、併せて梅雨明け剪定を施したツルばらも9月に入って咲いてくれました。
そのおかげで、秋花剪定~10月中旬の花の途切れる期間にも、マンマイちゃんの花(仏壇花)は毎日交換できました(否、家内様に換えていただきました)。
何度もお願いして恐縮ですが、会員の皆様には「大阪ばら展2023」開催に関しまして、10月19日(木)午後2時からの会場準備、22日(日)午後3時半ころからの会場撤収のお手伝いを、ご都合の付く範囲でよろしくお願い申し上げます。