「ツルばらの梅雨明け剪定」の時期になっています。
遅ればせながら「ツルばらの梅雨明け剪定」 - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今日は「命の危険を感じる暑さ」のため……というのは表向きの理由。
本当は「暑~~ゥてやる気にならん」……と開き直り、また裏の畑の野菜の手入れ・モンスター並みに巨大化したアジサイの整理という口実を作り、今日のところは「梅雨明け剪定」をパスしました。
しかし、覚悟を決めて剪定しなければならないタイムリミット(ツルの3番花が咲き始める前)は刻々と迫っています。
6月18日に挿し木をし、
スタンダード台木作り - 関西ばら会 (hateblo.jp)
7月8日に「活着宣言」をしたスタンダード用台木ですが、
降りそうで降らない…… - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今日の段階で3本とも新芽が伸びており、確実に「挿し木成功」です。
7月8日は、こんな感じ ↓ でした。
さて今日も3番花を採花しました。
例によって記念写真を撮ってあります。
「2」の花の右側の茶色は、葉焼けです。
ブルーシャトーはコンフィダンス、ローラなどと同様に葉焼けの出やすい品種です。
次は「もうイラン」と言われるかもしれませんが、魅惑です。
別々の株から採花しました。
「2」も「3」も、ともに「御神木」を穂木にした株です。
かつ御神木と同じ場所に植わっていますので、土壌も陽当たりもほとんど同じはずです。
それなのに梅雨の最中に咲いた「御神木」よりも発色が劣るのは不思議です。
花形も三者三様ですね。
「3」が一番芯が高く美人風に見えますが、秋花の本番になると御神木が圧倒的な高芯に咲きます。
理由は全く分かりませんし、科学的に原因を究明することも不可能だと思います。
理屈や数値で説明できないところが、ばらの不思議であり魅力だと思います。
古い切り花用品種……前にもご覧いただきましたね。
夏の武州は短時間でスッと咲きますので、花弁が縮緬(ちりめん)状にならず、色も透き通っています。
武州の秋花は、コンテスト出品前の3日間が晴天で気温が高いと抜群の花が咲きます。
私が日本ばら会の全国大会で初めて会長杯を獲得した大阪大会(1999年)の武州も、そんな気象条件に恵まれた1輪でした。
(日本一を獲得する花は、作出家の力が3割、栽培者の力が5割、残りの2割はお天道様の力……と申し上げる所以です。)
透き通った赤色が魅力です。
3番花はビックリするくらいの小輪なってしまいました。
発色と香りは良いのですが。。。
フロリバンダ種です。
蕾が付いたことに気づかず、新苗の花を咲かせてしまいました。
夕方、まだ熱波の残る中で定期薬剤散布をしました。
今日はばらがメインではなく、裏の畑のキュウリやトマトなどをターゲットにしています。
今日のレシピは、
フルピカフロアブル(殺菌剤)……50㏄
アファーム乳剤(殺虫剤)……100㏄
ジェイエース水溶剤(殺虫剤・アブラムシ対策)……100g
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
週内のどこかで有給休暇を取ってツルばらの梅雨明け剪定をしたいのですが、今週は会議が続きます。
とはいえ、早急に切らなければ……と焦っています。