残暑の厳しい1日でした。
日中の陽射しは「痛い」ほど。。。
しかし空の高さは秋です。
今朝の採花はバケツ2杯でした。
この中で一応「花らしい花」は、
トゲのないばら「鎌倉」でした。
さて、台風11号が東シナ海から九州北部に接近中。
現在気圧は935hPa……再発達しているとはいえ、当初心配していたほどの気圧の下がり方ではない模様。
明後日(6日)昼前に日本海に入る段階では965hPa、「強い」台風という勢力ですので、南風が吹いても塩害は回避できるかな?と思っています。
とは言え、強い南風対策として、本日、鉢植えも含めてすべての株の剪定を終わらせてしまいました。
手前の左と中が魅惑(左が御神木)、右が手児奈です。
奥の左が白秋、奥の右2株は手児奈です。
手児奈は一昨日(2日)に剪定を終了、魅惑と白秋は、本日予定通りの剪定でした。
シーアブリス(奥)は予定通りの期日での剪定ですが、メルヘンケーニギン(手前2株)は本来は6日(火曜日)に剪定予定でしたが、台風の強風で揺れるのがイヤですので、本日、予定より2日早く剪定してしまいました。
南向きの庭に陣取っているレッド広島。
本日が剪定予定日でしたので、バッサリと切りました。
右奥の背の高いのは、結束したツルばら(荒城の月・デンティベス)です。
この一群が南風を最も強く受ける場所です。
コンフィ・シージャック・ピンクラスターなど、6日に剪定予定でしたが、本日バッサリと切って、風害を受けにくくしました。
そして何よりも、本日・6日(火曜)・10日(土曜)に分けて剪定する予定だった鉢植えですが。。。
というわけで、台風の強風で鉢が倒れるのを防ぐために、鉢植えの全株を一斉に(8月28日に剪定したラ マルセイエーズ・アンペラトリスファラーなどを除く)剪定しました。
パパメイアンや高雄、マダムヒデ等にとっては早すぎる剪定ですが、今年は鉢植えを一斉に剪定して開花日の記録を取ろうと思います。
地球温暖化が叫ばれ、気候がすっかり変わってしまったこの10数年。
思えば剪定→開花の日数の記録を長い間取っていません。
鉢植えの台風被害を軽減するために樹高を低くするこのチャンスに、亜熱帯化した昨今の気候の中で、品種ごとにどれ程の日数で開花するのかを調べようと思った次第です。
結果は10月下旬以降のブログでご報告できると思います。
もちろん「やさしいばらの育て方」のテキストにも反映します。
本日、地植えも鉢植えもすべて剪定を終えてしまいましたので、この先1ヶ月半はHT種の採花はありませんが、秋花剪定をしないフロリバンダがマンマイちゃん用の花(仏壇花)を担当してくれます。
剪定終了後に定期薬剤散布を行いました。
剪定が終了して葉数が減っていますので、通常は100ℓの薬剤を作って散布しますが、今回は80ℓの散布でした。
本日のレシピは、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……40㏄
コテツフ ロアブル(殺虫剤)……40㏄
ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……80g
バイオアクト(ダニ忌避剤)……80㏄
マルチケーミン(微量要素剤)……80㏄
アプローチBI(展着剤)……80㏄
水……80ℓ
シュート枝だけの鉢植え株の詳しい剪定方法を、明日にでもアップします。