終日どんよりとした空、時々雨もパラつきましたが、暖かい一日でした。
先週剪定した株たちの芽はまだ動いていません。
しかし年末に誘引したツルばらは、随分芽が伸びています。
また、樹齢35年以上になる「都大路」の古株の根元をよく見ると、
小さなシュート芽が見られますが、これはあまり期待できません。
この先、出開きか細い爪楊枝の太さのブラインド枝になるのが関の山です。
しかし稀に鉛筆の太さの枝になることがありますので、4月上旬まで様子を見ます。
「使いものにならない」と判断した段階で根元から切り捨てます。
今日のメインの作業は、地植え株の足元に生えてきた雑草の除去でした。
あと2週間ほどして芽が伸び始めると、株間に入り込んで行う作業は芽を欠いてしまう原因になります。
株の地際に気になる雑草が生えているならば、今のうちに取り除くことをお勧めします。
先週の剪定時に気になっていたカイガラムシの残党たちですが、
これらはマシン油乳剤20倍液を刷毛(はけ)で塗布して、虫体を油で包み込み窒息死させます。
マシン油乳剤を20~30倍で使う濃厚散布は、芽が動いてない時期にのみ可能です。
すなわち2月末頃までに行うべき作業です。
私はカイガラムシ駆除のために、マシン油乳剤を3月~11月でも、極力葉に液が付かないように細心の注意をしながら40~50倍で塗布することもありますが、新葉が無く芽も伸びていない年末~2月の間に使うのが基本です。
2月末までに行うべき作業として、残っているのは防虫ネット用のフレーム補修です。
この作業もばらの茂みの中に脚立を立てますので、なるべく早く終わらせたいと思っています。
明日は午前中は雨の予報です。
はてさて、フレーム補修ができますかどうか。。。