天気予報では昼頃には雨が上がるはずでしたが、午後遅くまで降り続けました。
その結果、予定していた防虫ネットのフレームの補修ができませんでした。
(おかげで、暖かい部屋でのんびりと落語を聞くことができました。)
午後4時頃にようやく雨が上がりましたので、まずは鉢植えに水遣り。
雨の直後で辺りがしっとりと濡れているのに水遣りをしていましたので、道行く人には怪訝(けげん)に見えたようですが、2月4日に灌水してからすでに2週間経過しています。
「やさしいばらの育て方」のテキストに、2月中は「鉢植えには剪定後に1回、十分に灌水します。(土の乾き具合により、月内にもう1度、灌水する必要が生じるかもしれません。)」と書きましたが、剪定後の灌水をしていませんので、今日水遣りをした次第です。
水遣りをしながら芽の動き具合を観察しました。
早いもの(品種はFL種の「ブライダルピンク」)は1㎝以上伸びていました。
2月12日に剪定のサンプルにした「レッド広島」は、
剪定時には ↓ のように、ほとんど芽が見えていません。
節(ふし)で剪定したものは複数の芽が伸び始めています。
また、クラウン(株元)に大きな芽が出ているものもあります。
さらに、昨年11月にばら苗業者さんから届いた大苗は、
そろそろクラウンから伸びている芽の整理をして2芽にしなければなりません。
全部を伸ばすと「共倒れ」で細い枝ばかりの「藪(やぶ)」になってしまいます。
地植え株も「節」から複数の芽が伸びます。
この画像のように枝の途中の節から出ている芽は、良花をあまり期待できません。
しかし念のため一番勢いの良い1芽だけを残して他は掻き取りますが、その勢いを見極めるのは3月中旬まで待ちます。
2年目の枝ですので1芽(紫の矢印)で剪定しました。
しかし節の部分と枝の根元(赤の矢印)の芽も動いています。
下向きの芽(右の赤矢印)は論外ですが、節の芽はやはり3月中旬まで様子を見ます。
(その結果、掻き取る可能性が大です。)
今の時期は何事も急がないのが肝心です。
1月4日に接ぎ木した新苗たちは、とりあえず順調です。
ただ、明らかに生育の悪い……つまり接ぎ木が不完全だった株も2~3株あります。
そのうち1株は例の「八甲田」ですが、もうしばらく様子を見ます。
夕暮れ前に灌水代わりに薄い液肥を与えました。
写真は17時過ぎに撮りましたが、まだ日が沈んでいません。
今日は二十四節気の「雨水」、日脚が随分延びました。
さて、今週は天皇誕生日の祝日がありますが、フレームの補修ができるかどうか。
とりあえずカレンダー通りに京都通いが続きます。